同僚と一緒に帰れる関係になっていたんだなぁ【日記】

いつもはあまり話さない、唯一の同僚と一緒に帰る。

たまたま退勤時間が被ったんだけど、まさか待ってくれてるとは。

珍しいと思ったら、普段乗っていた自転車がパンクしたんだとか。
入社して4ヶ月目にして、初めて一緒に帰路を歩くことになった。

口数が多くないもの同士の帰り道は、思ったより居心地が良かった。
ちょっと話したら暫く沈黙して、またぽつりと会話が始まる。相手があまり口数多くない分、私も無理に話そうとは思わなかった。

ただ、ぽつぽつと続く会話の中で、とうとう話す事になった。

心が時々病む事

メンタルクリニックに通っている事

正直もうここを離れたい事

なのに、中々話が進まない事

口調や雰囲気は、いつもの、仕事の話をしている時とほとんど変わらなかったと思う。それでも内心は、彼の反応が気になっていた。

彼からはいつもの低い相槌が続く。
反応を見るに…

彼は特に驚かなかったようだ。

そして彼のターンに入る。

目に見えて私の仕事は減っている事。

正直、前から体力が無さそうな奴だと思っていた事。

そう思ってるのは自分だけじゃない事。

私が早く帰りたがっているのがバレバレな事。

ちょっとしたカウンター(?)を食らったような気分だ。特に彼に悪気はないんだろうけど。
最後には、同僚直々の「別の仕事が向いていると思う」という意見まで貰ってしまった。

「私が辞めたら、後は君しか残らないよ」と返したら
「あぁ…」とため息に近い声を漏らした。どうやらあまりその事は考えてなかったらしい。

もしそうなったら、本当にごめんなさいね。
最初は新人3人だったのに、半年もせず1人になったらどんな気持ちなんだろう。

メンタルも体力も弱くて、要領と覚えの悪い同僚でごめんなさいね。
いつも何やかんや言って助けてくれてありがとう。

私よりずっと多くて長くて難しい仕事を、淡々とこなせていける所は尊敬しております。

せめて彼だけは、この業界で成功していきますように。

では、また明日。

野乃

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