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フシギおしゃべりP-miちゃん

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フシギおしゃべりP-miちゃんのまとめ。 ジャンル・コメディ。ロボット好き向け。
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#ロボット

フシギおしゃべりP‐miちゃん(1)

フシギおしゃべりP‐miちゃん(1)

最近同棲していた彼女に別れを切り出され、出て行かれてしまった。何でも好きな人が出来たから別れてほしいんだとさ。…前からその男に乗り換えていたんだろうな。くそっ! 俺のどこがいけなかったと言うんだ!

俺は独り言を呟きながら、元カノが置いていきやがった荷物をまとめていた。こうなったら全て捨ててやる。
元カノの歯ブラシ、マグカップ…掃除はどんどん捗っていく。その時だった。
あ…。
これはアヤカが可愛が

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フシギおしゃべりP-miちゃん(2)

フシギおしゃべりP-miちゃん(2)

何分経ったのだろうか。
部屋の空気がしんと静まり返る。いきなり俺に禁句ワードを一発かました
ロボットは無機質な声で、
「フアアア」
と欠伸をしていた。いや、欠伸をしたような仕草をした。そんなロボットの様子を見て、ついに俺はキレた。
「……んだよ。お前…」
「ンン? ナンデスカ? ハッキリ イッテクダサイ」
ロボットは聞き返してきた。
本当むかつくな。
「だーかーら!! いきなりアヤカが出て行っただ

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フシギおしゃべりP-miちゃん(6)

フシギおしゃべりP-miちゃん(6)

「ねぇユウマ。あんたいつアヤカちゃんと結婚するのよ?」

母ちゃんが電話越しで俺を急かした。
「えっと、いつか…」
俺はお茶を濁した。
「あんたね、結婚って勢いでするものなのよ。まだしなくていいと思っていると、あっという間に歳をとるんだから。アヤカちゃんだって、落ち着いて早く子供を産みたいかもしれないじゃない。あんたがリードしてやらないと…」
母ちゃんはくどくどと言う。
「あーはいはい。また今度ね

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フシギおしゃべりP-miちゃん(7)

フシギおしゃべりP-miちゃん(7)

「山田先輩どうしたんすか。最近暗いっすよ?」

後輩の川崎が、俺の向かい側に座って昼食のうどんを啜っている。
「んー。色々あってな」
俺はコンビニで買ったおにぎりを頬張りながら、一昨日の出来事を思い起こしていた。なんか疲れた。
「でも山田先輩には可愛い彼女さんがいるから大丈夫っすね♪」
「うん…。まあな」
川崎、今はその事について触れないでくれ。
「まあ俺にも彼女いますけどね♪」
お前の彼女って二

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