「虚像とは言わない嘘だらけ」の世界

昨日、偶然見たテレビで、福岡の「ごまさば」が特集されていた。

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僕は夢だったナンバーガールのライブで、
福岡に行った事がある。


どこかにその時の日記があると思うけど、2年位前だから今は探してきません。

その旅は僕にとって今でも夢のように怒涛の展開だった。

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「我々は逆噴射であるツアー」が始まって、僕は先行抽選など計4回、アルバイトの人にも協力してもらって抽選回数(抽選機会)16回。

これが全部落選。

ネットのダフ屋では、20万くらいのライブチケットになっていた。

僕は20歳の頃から
「ナンバーガールのライブが見れるなら100万は出す」
と言っていた。
けど現実と言うか、さすがに今もその気持ちはあるけど、現実的には不可能な話。それに今回は入場時のチェックもあるから当然そういう所からは買わない。
でも、数万円と言われても今の僕には苦しいけどそれを買う力はない。

僕は泣く泣く諦めかけていた。

ツアーが始まり、広島のライブが終わった頃。
ネット上のリアルタイムで「○○が客席にいた」「○○(バンド)が来ていた」と客席にいた有名人にファン、リスナーは盛り上がっていた。

その流れの中で、同行者募集の文字が流れた。

僕は即断即決。
すぐにその方に連絡を入れた。

その方曰く、同行希望者からの連絡やコメントはあるけど、定価の金額のチケットに値下げ交渉とか、いろいろ嫌になる話ばかりだったので僕で即決してくれたらしい。本当に奇跡が起きた。

僕はライブの数日前に、そうしてチケットが手にすることが出来た。
ただ当然仕事がある。アルバイトの人に協力してもらって僕は当日に福岡に向かい、翌日の朝に帰ってくる。

強行軍でナンバーガールの旅に出た。

ドキドキが止まらないと言うより、これから僕に何が起きようとしているのか、もう考えるのが怖いと言うくらい不安だった。

僕が30歳の時に録音して、彼女宛てにしようとしていた最初の録音。
「僕の卒業式」の開会式が始まったのだ。

「いつか僕もあなたを卒業できるように」
と言った僕の最期がこの時から始まっていたのかもしれない。

道中、新幹線で山口県を通り過ぎた時も、僕は記録していた。
メールもしていたけど、僕は自分の声で
「あなたに会いたい。逢うのがもう一つの夢だから」
と伝えていたのにね。

まあ、話はそれたけど、僕にとって初めてのナンバーガールのライブはあのツアーの福岡だった。

ライブは、解散ライブとは違ってアットホームな空気だった。

初めて生で見たナンバーガールの演奏。
「騒やかな」というレベルを超えていた。

僕は必死で「向井君」と叫び続けていたと思う。

「僕はナンバーガールのお陰でここまで生きてきた」
という想いが強かったと思う。

・・

そんな福岡。

帰り道は当然のようにお金が無くなった。元々ライブに行く費用なんて用意してなかったので、色々な所に数日居ない事、家族には福岡に行くことを伝えていないので、準備をするのにも苦労した。
結果、銀行のカードも忘れていた。

そんなライブ翌日。

ネットカフェを出て、偶然見つけた神社の初詣に行き。
その近くのパチンコ屋で奇跡の残金1,000円で当たりを引き。
その換金で僕は帰ってくることが出来た。

我ながら僕らしい旅だった。

ゴマサバは全部で6食(当日夜、翌日朝)も食べた。美味しかった。

・・

ゴマサバの話をしようと思う。

ゴマサバを食べる機会は珍しいと思う。

「昔は」
と言うと、いつの頃を指しているのかは言えないが。

昔は輸送や鮮度の問題で、ゴマサバは福岡以外では食べることが難しかったのだと思う。だから胡麻鯖はソウルフードのようなものなのかな、と思う。

最高に美味しかった記憶しかない。

でも、僕は今では普通にゴマサバを食べている。

ちなみに10年前、東京ではゴマサバは売っていたと思う。
食べなかっただけで存在は見たことがあった。
スーパーでも居酒屋でも並んでいた記憶がある。

そして僕が今、住んでいる地方でも売っている。

さすがに田舎のスーパーマーケットにはないかもしれない。
けれど、僕がよく行くイオンや、ゆめタウンには売っている。
店の数は少ないけど、値段は比べたら高いと思うけど、ゴマサバが食べられる店(居酒屋)も知っている。

今は昔と違うのだ。

僕もこの歳になったから言うのかもしれない。
僕みたいな人間だから、そういったものを食べて来ているのかもしれない。

居酒屋に行くのが特別な人や、地元から出たことが無い、ずっとその環境や同じ生活圏で暮らしている人には僕のような生活や人生は、不思議や違和感しかないのかもしれない。

でも、もうさすがにテレビで

「ゴマサバって何ですか?」
「ゴマサバ、初めて知りました。食べものですよね?」

みたいなくだりの演出にはうんざりだ。

芸能人や業界人なら普通に嫌でも食べたり知っているだろう。
それをあたかも始めて!みたいな顔で。
去年も同じような番組で同じようなコメントしてたよな、って。

・・

確かに、それを知らない子供や、食べる機会が偶然なかっただけの大人はいると思うけど。
僕でもかなり昔からテレビや雑誌でゴマサバの事は知っている。

ターゲット層は無知な人たちか、人生経験も歴も無いキッズたちか。
何回でも同じ番組や同じような演出の情報を見ても、毎回何も考えずに楽しんでみている層か。

そんな感じがしているから、今更別に違和感で苛立つことも無い。
いちいちテレビやネットの情報を鵜呑みにして、そこで一喜一憂するような人間はでは、もうない。

ただ。

こういう情報や番組を見て踊らされるような人にはなりたくない。
「本当に何なんだろう、そういう人」と僕は考えてしまう。

・・

少し前も、最近も変わらず、情報商材や詐欺の諸々に、今でも引っ掛かる人はいるのかと思って、「そういうもんだよな」と考えていた。

それは情弱無知な人。

あるいは、あの時に完全に縁を切った連中。

障がい者(弱者)右翼
境界認知の人達。

それは、僕が人生で出会ってきた、どんな凶悪犯罪者よりも悪質な、諸悪の根源を煮詰めたような奴らだった。

たぶん、あいつらは、多く引っ掛かっていると思う。

僕が言う「あいつら」は。

ありとあらゆる犯罪を平然とする。
性犯罪ばかり犯す。

警察に連行されても、障害手帳や偽りの身分証を出して、
「捕まえれるなら捕まえて見ろ、すぐに訴えるからな」
とニヤニヤしながら言い、警察官や刑事さんから
「殺すぞ」
と言われる始末の奴らだった。
すぐに野に放たれている連中だった。

これが障がい者差別になる発言なら悪いけど、これは僕の友達立った奴らの事実の話だから、何も知らない人達にとやかく言われたくはない。

そいつらは、金の問題、中毒と言われるすべてをしていたと思う。

「私は障がい者ですが、努力して今の自分があります」
などの美談、嘘の感動話を語りながら、痴漢や強姦を繰り返す奴ら。

何度僕が助けてくれと呼ばれて迎えに行ったか。
どれだけの生活費の面倒を見ていたか。

それも今では経験で思い出かもしれない。

けど、
「弱者は皆、正当な理由や訳がある清き人間です、一人の立派な人間です」みたいな見方をする人は本当に世間知らずだと僕は思う。

話がまた脱線したけれど、そういう知的レベルの人じゃないと、ここまで毎年毎年、同じようなニュースや情報番組を見て
「へー、そうなんだ」
「すごい、おいしそうだね」
といわないと個人的には勝手に考えている。

よくある儲け話の嘘。

何十年前からあるような商材に、毎回引っ掛かって問題にする奴ら。
そんな人間は、いつの時代にも、何処にでもいるのだと思う。

・・

昨日、Yahoo!ニュースで
「ビックカツの正体」というネット記事を見た。


僕は去年の「ビックカツの人」の話を思い出していた。

自分の事を、

私(自分)は牛カツもトンカツもチキンカツも、高級なカツ、庶民的なカツ、どれも知っていると言ってますけど、自分の事はトンカツだと思っているみたいですけど、あなたはビックカツ(駄菓子レベル)ですよ。

という話だ。

・・

僕は、自分の人生の方向性、価値観が決まったのでこの話をする。


「未来の事は分からない」
けど、ここでその言葉を出すのは少しカッコ悪い。
ダサいから間違っていると思う。

・・

痛い奴 と 気持ち悪い 奴とは関わりたくない。
会いたくも無い。

例え良い話があったとしても、
相当なメリットや利益が僕に無い限りは相手にもしたくない。

痛いと言うのも気持悪いと言うのも見た目の話をしているのではない。

確かに、見た目(外見)は大事だ。

僕はカッコいい外見をしてる訳じゃない。
人の事を言える立場やレベルでは無いと思っている。
悲しいけどこれも現実だ。

・・

ここで何度もしてる説明を今はしない。

でも、ぱんだのごしまさんや、さがわしゃ、みたいな。

ここまで自分の姿や、自分の言動が他人(人様)からどう見られるのか、見えるのかを考えられない人とは一切関わりたくない。

だって、臭いじゃないか。

ごめんなさい。悪いけど。

僕は男だから、男たちが下世話話をしている時に、そういう人たちをネタにしているのを見て、はっきり言う。

「○○さんのパンツおろしたいと思えます?下ろせます?」
「僕はゲテモノ食い出来ないですわ」
「そんな奴の相手も話にも付き合いたくない」
「時間がもったいないし、自分が落ちぶれますよ」

そう僕は言って、話も聞きたくないし、
興味や視界にも入れたくないと言っている。

そして僕もどこかではそう言われているのだと思う。
腹立つけど、自分が意図してない、あるいはふとした油断や気付いてない事で醜態をさらしたり、こうやって言葉にして残しているから嫌われることもあるだろう。

あと、最近は。
「離婚した」
と聞いて、僕は内心歓喜の叫びと舞いをした、合コンばかりのゴトーさん、みたいな人たちとも、嫌いにはならないけど、ブロックしている。

・・

僕は好きな人や尊敬できる人たちとしか繋がっていたくない。

「御陰様で生きています」
「ありがとう」

と感謝が出来ない相手とは、極力縁を切る。
壁を作って疎遠にしている。


この2年、いや、自殺企図をしてからのここ3年くらい。

僕はそれまでの「生き辛さ」からも卒業は少しづつ出来てきている。

・・

でも価値観だから。

僕も自分の姿や、人からの見え方(見られ方)を正しく理解でき、大人の振舞いが出来ているのかと言われたら、全く出来ていないのかもしれない。

・・

煙草を吸い、部屋も生臭い。
契約か派遣社員の窓口受付なのに、警察職員みたいな顔で。
世間も知らない、社会にも、いい歳して独り暮らしも、外の世界に出た事も無い。
人間関係も上手く出来ていない。
自分では出来ていると思い込んで、堂々としながら、うまくいかない生活の中で孤立しているような女も嫌いだ。

酒も煙草もギャンブルも何かに狂っているような奴でも、それなりに堂々と自覚して他人と、お互い様の関係でいられる人の方が何倍もマシ。
まだ付き合える。

夢見るのは自由だが、僕よりも不細工や酷い体形、外見で。
言動もメンヘラか勘違いが酷い。
仕事も約束事も守れない。
突然消息不明になって引き篭もる。
アイドルや小説家に憧れる中学生ポエマーみたいな。
そんなアラサーやアラフォーも大嫌い。

自称自営業もフリーランスも嫌い。
自称の連中も嫌いだけど、スピリチュアル系も大嫌い。

仕事やそれが人間付き合いとしてバランス良くしている人もいるけど。
自己啓発や異業種交流会みたいな会で、瞳孔、開きっぱなしみたいな人達は今でも苦手。

嫌いな人はいっぱいいる。
昔は悪かったみたいな過去の武勇伝や自慢話しか今でもしない人も嫌い。
成金の社長でも、そういう相手をするのがメンドクサイ奴も大嫌い。

・・

笑っちゃうくらいに、どいつも同じ。

でも僕は刺激が欲しくてたまらんよ。

とにかくここで言いたいのは、僕は、僕が火傷しない度合いで遊ぶ。

僕から見て最高にカッコいい彼ら、最高に綺麗で可愛いあの子たち。

僕は自分を卑下しているのではない。
僕は、僕が見ている人たちと肩を並べて生きていきたい。

何度も言うけど、これで最後ではないけど、これを言わなきゃ収まりがつかない。

臭い 汚い 気持ち悪い は悪だ。

生きてれば辛い事や嫌な事、イライラする、不幸が重なって、やられてしまうような事はいっぱい。

けど、僕の大学時代の兄貴たちが口癖のように
「ファック!!」
と言うように、僕は
「死ね」
と瞬間的には言うよ。

・・

そういえば今更だけど。
僕は兄貴だと思っている好きな先輩と、去年和歌山で再開して僕は号泣していたあの話。

実はその時に、兄貴たちは酩酊して、いつも通り無茶苦茶になって、僕はその人の投げた煙草で顔に火傷をした。

僕はすぐに警察に被害届を出した。
飲み会が解散した後の夜中にすぐに出して、全力で叩こうとした。

執行猶予は持っていないらしい。
あってもなくても、制裁を加える気だから僕は行動する。
でも、それは、先輩たちが好きだからだ。

・・

僕は段君が大好きだ。日影さんも、好きだ。

でも、僕が先輩たちに向けてするそれは、今の僕だからする事。
これからの僕はこうだと思う。

酒に酔っていたから、飲み会だから、で済ます事をしない。
先輩の過去の事件や薬物や人間性の話をすると、名誉棄損になるからしない。

・・

僕は一生、「お兄ちゃん」と呼ぶし、兄貴と慕うと思う。
けど、会いたいとは思わない。

いいタイミングで偶然会えたらいいけど、今までの先輩たちが言う
「一席設けて会おうぜ」
「(のりすけが)予定を組んでくれよ」
みたいな事には、一切付き合わない。

それを兄貴たちは
「おいてめえ、コラ」
「なんだ、コシャ(小者)てめえ何言ってんだよ」
と、それが面白いと思ってメッセージしてくるけど。
それは何のネタですか?って感じで、馬鹿だなとずっと思っている。

自分を「出来る男」と思い込んで、自分が大学生時代に面白いと思っている、うんこちんちんレベルの下品な笑いを一生してればいいと僕は思ってる。

これは悪口でも、嫌いになったから言っている訳じゃないから許してもらおう。
酒の席なら何でも事が済むと思っている先輩方だから、僕も今日は疲れているからちょっとだけ毒を吐かせてもらおう。

僕だって、たまには電話したくなるし、話をしたい時もある。

でも、僕は今の僕がどういう生活を送っていて、どういう人生を歩もうとしていて、色々だけど、何を思い何を考えているかなんて腹の中(心中)は言わない。

大好きなことには変わりない。

笑い話さ。

でも、僕は大人になった。
幸せになる為に、自分の生き方や生きる道は見えてきた。

だから、言っても分からない、話にならない人達とは付き合い切らない。

僕も口が悪いから
「バーカ(笑)」
と言っちゃうけど。

僕は、兄貴たちも姉ちゃんたちも、ずっと大好きだ。

・・

僕の運命の恩人の、なめおさんには、いつか一度でいいから会いたい。

僕の人生を変えてくれた、救う機会をくれた。
ナンバーガールと出逢わせてくれた
「なめおさん」にだけは絶対に会いたい。

大学時代の恩人たちに、今年か来年、会いに行きたいと思う。

・・

タカシには会えたけど、ツヨシには会えてない。
やっくんはどこにいるかも分からない。

先輩後輩はいるけど、僕はそれは流れに任せる。

シーサーや、キーマンには会いたい。
僕なんかを先輩と呼んでくれて、あの時に連絡をわざわざ、忙しいだろうにしてくれた事を今なら解る。

本当に悪かった。ありがとう。
今だから解かるし言える事だ。

・・

大変だよな。
生きるって大変。

なにより家族がいるのに、どれだけ好きで大切に思っていたとしても、僕だって今は気軽に連絡も出来ない。

会いに行かなくても、電話をするだけでも苦労する。

・・

瓢箪山に行けるなら、今度こそ、きょうじ君、荒井さんに会って、現状報告と感謝を伝えたい。

僕の事だから、また、は嫌だけど。
誤解されてしまうかもしれないけど、会って言葉にしてちゃんと伝えたい。

こうして何度も書いてしまっているという事は、それが僕の抱えている宿題だろう。

ここでは名前を挙げれない、キリがないとは言わない。

でも、僕を生かしてくれた人は、僕が「僕を愛してくれた人」と呼ぶ人だ。

・・

今住んでいる地域にいる、そういう人たちの名前は出さない。
何でかって?

露骨すぎるし、誤解したり、湾曲させる奴がいるから言わない。

だから、言いたいけど、今日は言わない。
毎日そうやって言い続けて自分を鼓舞している。

僕は、一生青い春だ。

青臭い事はしたくない。

・・

逢いたい
伝えたい
もう語り明かす時間が無いなら、それでいい。

遠くから僕を忘れないで見守っていて欲しい。


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