コロナ禍における市民活動の新設と展開プロセス 京都市伏見区醍醐地域MK氏の活動のケーススタディ
2023年7月2日に東京都市大学で実施されたコミュニティ政策学会大会で、「コロナ禍における市民活動の新設と展開プロセス 京都市伏見区醍醐地域MK氏の活動のケーススタディ」と題して報告をしました。ここではその報告の記録を記しておきます。
※なお本報告は山田大地氏との共同報告。
研究の背景と目的
コロナ禍で少なくない地域活動が活動を停止、縮小してきた。大体の調査を見ていて、全国的にそのような傾向があったことがわかっている。
そんな逆風の中、むしろ新規に活動を始め、さらに既存の地域活動ではあまり見ない急速度で拡大、展開を見せるケースが散見される。このようなコロナ禍における市民活動の新設と展開プロセスの成立要件を明らかにするための研究蓄積の一端に本研究を位置づけたい。本研究では、京都市伏見区醍醐地域の市民活動者MK氏を中心とした一連の活動の展開プロセスのケーススタディを行う。
研究の方法
2023年2月14日に対面応答調査。また、著者はMK氏の活動の並走支援を行っており、その過程で得られた参与観察データも利用する。
MK氏のプロフィール
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