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メーターゲージ最速電車特急(ETS)で行くタンピン(マラッカ)経由シンガポールの旅(その2)

部屋に戻り、次の日の宿(マラッカ)とその次の日の宿(シンガポール)とマラッカからシンガポールへの交通機関の予約をしようと思います。

タンピン駅まで戻り、そこから列車・・・はないなぁ。何せ利用客を無視したダイヤで始発が14時50分。時刻通り(20時06分)JBセントラル駅に着いて、大急ぎでウッドランドに行って、ようやくMRTに間に合うようなスケジュール。誰も選択しないでしょ。そのうちグマス以南も電化されて、スピードアップもなされるんでしょうから。少なくとも今は乗る時期じゃないです。

やっぱりバスだね。ゴールデンマイルのバスターミナルに降り立ちたい。バスで行くことは決定しました。

次にマラッカの宿だね。今夜はいわゆるコロニアル調のホテルにしてみたが、もっと華人的なホテルに泊まってみたい。Google Mapを覗いてみよう。
あ、このホテルが刺さった!
「ハッテンホテル」か、名前がいいなぁ。それに決めた!

その次にシンガポールの宿だけど、ゴールデンマイルから一番近いホテル81でいいや。全然期待していないけど。

で、バスだ。ハッテンホテル前からゴールデンマイルへ行くVIPバスってあるんかな?
Easybookを開いて探してみたら、ありました!

Depart: Malacca, Hatten Hotel Malacca
Arrive: Singapore, Golden Mile Complex
Departure Time: 24 Jan 2019 01:50 PM
Company: Grassland Singapore

これしかない感じ。点と線や。さてバスも予約しよう!

クレジットカード情報を入力して、クリッククリック。
あれ?携帯電話にSMSが届かない。あ、あーあ、海外にいるんでSMS届かない(携帯電話を海外で使える契約していなかったorz)。
予約やり直してセブンイレブン払いや。

セブンイレブンで支払いがてら散歩していたら、リナさんの言った通りモノレールが走っていました(「なんか夜細々運転している」と言っていました)。

マラッカ初日の夜は深ける。

明けて次の日、この日も月没見えました(川の向かいの高層ホテルに落ちていくのですが)。

二日目朝はチャイナタウンへ

朝食もミーゴレンのようなパッタイのような焼きそば食べて、エキゾチック☆マラッカです。食べていたら、昨日とは違う美人さんが現れ(2人が隔日16時間勤務されている)、
美女「おはようございます!」
自分「おはようございます」
美女「阿房列車様、わたくしアヤ(仮名)と申します」
とやり取りが始まり。一泊500リンギットのホテルとは思えない厚遇ぶりにびっくり。マラッカ行くなら、ここは外せないですね。
簡単な打ち合わせの後、朝の散歩へ。

マラッカの見どころは大雑把に言うと二ヶ所あって、片方はチャイナタウンで、もう片方はセントポールの丘。セントポールの丘は圧倒的に今夜泊まるハッテンホテルからが近いのだが、チャイナタウンはどちらのホテルからも大差ない。むしろマジェスティックからの方が歩くとしたら流れが良さげ。と言うことで、今からチャイナタウン行ってきます。

まずは川沿いに歩きだします。ホテルの向かいのマレー人集落(ビラ・セントサ)はまだ営業前とのこと。

次行ってみようと言うことで、できるだけ川沿いに歩き、カンポンフルモスクへ。
そこまでは良かったですが、朝のメインイベントになるべく青雲亭寺が見つからない。探したけど見つからない。

寺は見つからないが、怪しいおっさんの記念公園みたいなものは見つかるし(マレーシアのボディビルダー界の父らしく、ミスターマラッカの愛称もあるらしい)。

晩飯はここでいいなぁ(寺はかなり諦めモードで、夕方再訪するつもり)。

観光の中心、オランダ広場の近くまで来てしまったので、ホテルに戻りますわ。

ホテルの隣の建物が妙に気になる。帰ったら、アヤさんに聞こう!

自分「ただいま」
アヤ「お帰りなさいませ」
自分「隣の建物の一階って場外馬券売り場なの?」
アヤ「あー、そんな感じですよね。わかります、が、私詳しくないもので、ちょっと聞いて参ります。少々お待ちください」
(1分後)
アヤ「馬券ではないようです。博打は博打なんですが、マークシート式の宝くじだそうです」

自分「なるほど。マレーシアの人もそう言うの好きなんですね(イスラム教って賭け事禁止じゃなかったっけ?)」
自分「ところで11時にチェックアウトしますので、よろしくお願いします」
出来の良いコンシェルジュがいるとほんま助かる。

チェックアウト後にセントピーター教会寄って、昨日のオーキッドホテル置屋も寄ろうか悩んだが、今日は今日で新規開拓したいので、オーキッドは諦めてホテルへ戻るのでした。

マラッカ市内でホテルをお引越し

そしてGrabでクルマを呼んで、アヤさんに見送られて、自分はハッテンホテルへ向かうのでした。

ロビーの雰囲気も、

部屋の雰囲気も、これはこれでアリですね。セミダブルベッドが2つに別室ソファーありのスイートルーム仕様で今夜も独り寝が勿体ない。
ちょっと休憩したら、日本料理食べて、置屋に行きます。

日本料理、何もかも不味い。特に米が不味かった。
置屋、嬢は住み込んでいないみたいで、タイ人が20分後来るから待ってくれと言われ、当然時間にルーズなタイ人だからかれこれ40分待たされ、来たら来たらで塩対応。時間と金の無駄でした。
と言うことで、どちらも紹介しません。

あーあ、マジェスティックホテルの近くで肉骨茶食べて、オーキッドホテル置屋行ってから、ハッテンホテル行けば良かったよ。と後悔は続くのでした。

朝、気になっていた鶏飯屋で夕食を食べるために、16時にホテルを出発。
まずは歩いて海軍博物館へ。

まずは陸空から。

海軍博物館の入口できっぷを買おうとしたら、隣の海の博物館と共通入場券になっているから、そっちで買ってくれと。面倒なこと言うなぁと思い、

海の博物館の入口へ。外国人10リンギットと書いてあるので、黙って10リンギット札を出したら、お釣り5リンギットと入場券が。ラッキー(^^)

古い帆船の中身が博物館になっている海の博物館はいまいちでしたが、海軍博物館はそれなり面白かった。

続いて、Grabでクルマを呼んで、朝のリベンジでカンポンフルモスクへ。
そこからGoogle Mapをガン見しながら、星雲亭寺へ。

中々趣きありますね。ちなみに裏の寺も趣きあるのですが、

写真左下に写っているおっさんに、アチ行けシッシーされました。かなりウザい。

中も趣きあります。

続いてミナレットが印象的なカンポンクリンモスクを見学。

内部も印象的でした。

引き続き、スリ・ポタヤ・ヴィナヤガ・ムーティ寺院に行ったのですが、こちらは見学可能時間帯でなかったので、中に入れず。
(7時〜11時30分と18時〜21時が可能時間帯)

まだ明るいけど、晩飯食べます。
鶏飯屋だと思って入ったのですが、メニューにいわゆる海南鶏飯(あるいはカオマンガイ)はございません。さっぱり分からないので「Which is chicken rice?」とメニューを見ながら聞くのですが、店員が指差すのは「お団子」。
こっちは団子食べに来たつもりじゃないんだけどな。
そのときは冷静さを欠いたし、好物の肉骨茶もなかったので、麻婆豆腐を頼みましたが。
ここの名物は、日本で言う鶏飯団子、英語で言う chicken rice ball だったんだなと今更納得。

そして本日のメインイベント、マラッカタワーへ。円盤型の展望台がスパイラル状に登り降りするという代物です。これは乗りたくなる!
夕方だから混むのかな?と思ったら、待ち時間ゼロとのこと。これは乗るしかない。

この日宿泊のハッテンホテルが、かなりデカいこともよく分かります。

空から見て一番印象的だったのが、元々の海岸まで整然とタウンハウス(長屋)が並んでいて、そこを境に埋立地側は空き地ばかりであること。

夕陽に向かって走ります

陽が落ちるまでまだ少しあるなぁ。タワーが地上に戻ったら、河口まで走って行こう!


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