見出し画像

寝台急行67列車で行くシーサケート経由クメール遺跡巡りの旅(その8)【最終日】

明けて次の日、パノムワン遺跡へ向かいます。
ホテルを9時にチェックアウトして、Grabでクルマを呼びます。
10分くらいでやってきて、パノムワン遺跡へ向かいます。
30分くらい走って現地着。まあ200バーツだなと。運転手にはそのままいてもらって、帰りも合わせて400バーツでお願いする。

中々の古刹だ。

隣の寺が気になったので、覗いてみる。

大仏様からの構図好きだな。

さて(一つ上の写真の)本堂を覗いてみよう。と一箇所だけ開いていた入口から入ろうとしたら・・・
基地外犬が五月蝿いのなんの。お前何様やねん?って言う基地外が五月蝿いのは、タイの縮図、あるいはタイ在住底辺日本人の縮図と一緒だな。と熟々思う。

まあ、基地外犬(とか社畜)とか嫌いやから、そんなもんがゴロゴロしている本堂に入ることは断念して、次行きましょう。

寺から入るのが順路のようです(と言うか、回って分かったのは、タイの遺跡入口はすべて南東〜南南東〜南側にあります)。

ピマーイとパノム・ワン、ムアン・タムを除けば、大したことないタイのクメール遺跡の中では、ここは意外とレベル高いのでは?
それもコラートの街中からタクシーで30分、200バーツで行けるのなら、掘り出し物のように感じました。
本当に基地外社畜(違った犬)を駆除してくれたら、ここは超オススメでした。
さて戻ります。

行きは南側から来たのですが、帰りは西側から帰るようです。
ホームの高床化、線路の複線化、線路と道路の立体化(踏切廃止)がイサーン北線高速化工事の柱なんですが、その三本目の柱の立体交差を、帰りは味わえました。バンコク近郊の高速道路にありそうな高架Uターン路が、こんな田舎に出来るとは。ちょっと想定外でした。

タノンチラー駅到着。腹立つことに自分の座席がない!

10時20分にタノンチラー駅着。列車の発車までに腹ごしらえとあわよくば酒を飲もうかと。

このジャンクと言うかスラムと言うか(むしろ好きなんだけど)怪しげな市場に入ってみたら、一番奥に角打ちが。ちょっと面白い展開なんだけど、付近にそれ以外の飲食店系が一切ないので、おっさんにバーイ!と言って、一旦外へ。

こちらの食堂で炒飯を頼み、近所の雑貨屋で買ってきたビールとで食べます。
あー、喰った、喰った。と角打ちへ。

つか、終わっとるがな。
「まだ11時だぜ」とおっさんに言ったら、
「俺が終わりと決めたら終わりなんだぜ」と妙にかっこいいセリフを返されました。うーん。
「お前のカメラで俺っちの写真撮れ」
うーん。うーん。
仕方ないので、早々駅に戻る。

駅のホームでボケーとしていたら、普通列車がやってきました。
あ、なるほど。一両に2ヶ所ある扉のうち、1ヶ所は高床対応していると。こう言うことは、タイ人長けています。

10分遅れでバンコク行快速列車が入線しました。さて、指定されている10号車に乗り込みます。ん?んん?んんん?
10号車は2等車のはずだけど、なぜか3等車が連結されている。
とりあえず、9号車に車掌がいたんで、問い詰める。
車掌「ごめんな、今日は3等車なんだ」
自分「はーあ?」
車掌「乗るのキャンセルする(隣のナコンラチャシーマ本駅で降りる)なら金は全額返す」
自分「はーあ?」
と列車は隣の本駅に到着。
車掌「ちょっと待っとれ」
と駅長事務室へ。
多分、端末叩いてもらって、この列車にもう一両ある2等車に空席ないか調べているだろうが、空席なんかないだろうなと。
英語が喋れる女性駅員と戻ってきたところからすると、空席はない模様。
駅員「ごめんなさい。3等車しか空いている席がないので、降りていただくか、3等車で我慢していただくかしかないです」
自分「はーあ? 降りるわけないけど」
車掌「本当にごめんな。差額は駅降りたときにきっぷ見せたら返すからさ」
これ以上ゴネても何も出ないでしょうから、諦めます。
でも、でも、腹たつわ。差額と言っても59バーツなんだよな。

列車は割と風光明媚なところを走るのですが。在来線の複線化工事、(従来の無料)高速道路に沿って、(有料の)新高速道路の建設、

更に新幹線っぽい工事まで。中国が金貸してくれるんだろうけど、どうなんでしょうか。
2等車なら楽しく移動できたけど、と恨み辛みながら列車は西へ向かうのでした。
ケンコーイ、サラブリー、パーチー、アユタヤと列車は進み、列車は時刻通り、17時40分頃にドンムアンに到着。
きっぷ売り場で払い戻し受けます。2等158バーツ、3等97バーツの差額59バーツ戻りました。ほんま嬉しくないやつ。

ドンムアン駅到着。鉄道駅と空港ターミナルの連絡橋を渡ります

国鉄ドンムアン駅とドンムアン空港(国際線ターミナル)との行き来方法について書いてみます。
バンコク行ホームの北側に連絡橋が架かっています。以前はチェンマイ・ウボン方面行からも連絡橋があったのですが、高架鉄道工事の障害になったために撤去されました。

スロープを登り、国道31号線を横切ります。何となく旧・千歳空港駅(現・南千歳駅)を思い出す感覚です。
橋を渡り終える(空港側に入る)とエレベーターがあるので、3階に登ってください。以上です。

逆に空港から鉄道駅に移動するときは、アマリホテルの入口を見つけてください(1階と3階にあります)。エレベーターで2階に行けば、橋はあります。

さあて、飛行機の出発まで6時間もあるぞ。何しよう。

引き続き遺跡巡りしようかな?


いいなと思ったら応援しよう!