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乗り鉄フラッシュパッカーのためのインドシナ・マレー半島への飛行機選び(2019-20版・後編)

乗り鉄(タイ国鉄)派にとって、行きに使うべき航空会社は?

成田空港9時15分発のタイエアアジアX(XJ601便)
成田空港10時05分発のノックスクート(TR869便)
成田空港10時20分発のマレーシア航空(MH89便)
成田空港10時40分発のタイライオンエア(SL301便)
成田空港13時55分発のノックスクート(XW101便)
成田空港20時40分発のタイエアアジアX(XJ607便)
4会社、6便がノミネートされました。

底値価格の比較
タイエアアジアX、38,050円
タイライオンエア、38,540円
ノックスクート、35,186円
マレーシア航空、33,260円(前編より

単純に(底値の)価格比較なら、マレーシア航空>ノックスクート>タイエアアジアX>タイライオンエアの順になるのだが。
航空会社ごとに設備やサービスの差、更に成田空港の出発時間による使い勝手もあるので、そこを指数化しての比較をしたいと思います。

設備やサービスの指数
タイエアアジアX、21点
タイライオンエア、18点
ノックスクート、16点
マレーシア航空、15点(前編より

出発時間帯についても、個人的意見になりますが。断トツでいいのが、成田空港13時55分発のノックスクート。一番悪いのは成田空港9時15分発のタイエアアジアX。こちらはスカイライナーの時刻表も参照しながら、指数化しようと思います。

XJ601 -5点
TR869 -4点
MH89 -3.5点
SL301 -3点
XW101 0点
XJ607 -3点(こちらはドンムアン到着時刻が非常に悪いので減点)

そして、設備の指数と時間の指数を足し算すると、
XJ601 16点
TR869 12点
MH89 11.5点
SL301 15点
XW101 16点
XJ607 18点
となります。

更に最低点だったMH89の11.5点で各指数を割り算すると、
XJ601 1.39
TR869 1.04
MH89 1.00
SL301 1.30
XW101 1.39
XJ607 1.57
最終的な係数が出てきます。

更にこの係数をそれぞれの底値で割ると、本当のコスパが分かります。
結果は、

成田空港9時15分発のタイエアアジアX(XJ601便) 27,374
成田空港10時05分発のノックスクート(TR869便) 33,833
成田空港10時20分発のマレーシア航空(MH89便) 33,260
成田空港10時40分発のタイライオンエア(SL301便) 29,646
成田空港13時55分発のノックスクート(XW101便) 25,313
成田空港20時40分発のタイエアアジアX(XJ607便) 24,235

点数が低ければ低いほど、コスパが良いことになります。
ノックスクートの13時55分(XW101)か、タイエアアジアXの20時40分(XJ607)が最良ですね。

乗り鉄(タイ国鉄)派にとって、ドンムアンから帰るときに使うべき航空会社は?

最終目的地がタイ国内になる場合は、列車または国内線LCCでドンムアンへ戻り、その足でLCCプレミアムシートで日本に戻るのが賢いと思います。

ドンムアン空港0時30分発のノックスクート(TR868便)
ドンムアン空港1時00分発のタイライオンエア(SL300便)
ドンムアン空港2時20分発のノックスクート(XW102便)
ドンムアン空港11時05分発のタイエアアジアX(XJ606便)
ドンムアン空港23時55分発のタイエアアジアX(XJ600便)
3会社、5便がノミネートされました。

日本へ行く便の底値調べから始めます。
まずはエアアジアX、9,940バーツ
タイライオンエア、10,980バーツ
ノックスクート、10,240バーツ

値段見ただけで結果分かっちゃうんですが。
航空会社ごとに設備やサービスの差、更にドンムアン空港の出発時間による使い勝手もあるので、そこを指数化しての比較をしたいと思います。

設備やサービスの指数
タイエアアジアX、21点
タイライオンエア、20点
ノックスクート、14点(前編より

出発時刻は、どう見てもタイエアアジアXの二便がいいでしょう。
指数化すると、

TR868 -1点
SL300 -2点
XW102 -4点
XJ606 0点
XJ600 0点

そして、設備の指数と時刻の指数を足し算すると、
TR868 13点
SL300 18点
XW102 10点
XJ606 21点
XJ600 21点
となります。

更に最低点だったXW102の10点で各指数を割り算すると、
TR868 1.3
SL300 1.8
XW102 1.0
XJ606 2.1
XJ600 2.1
最終的な係数が出てきます。

更にこの係数をそれぞれの底値で割ると、本当のコスパが分かります。
結果は、
ドンムアン空港0時30分発のノックスクート(TR868便) 7,877
ドンムアン空港1時00分発のタイライオンエア(SL300便) 6,100
ドンムアン空港2時20分発のノックスクート(XW102便) 10,240
ドンムアン空港11時05分発のタイエアアジアX(XJ606便) 4,733
ドンムアン空港23時55分発のタイエアアジアX(XJ600便) 4,733

点数が低ければ低いほど、コスパが良いことになります。
最初から分かっていましたが、タイエアアジアXの一人勝ちですね。

LCCを使う上でトランスファー(乗り換え)ってお得なのか?

FSCでシンガポールから東京へ向かうときに、シンガポール航空直行便より、ホーチミンとか香港とかを経由して帰った方が安くなる(ことが多い)のは有名な話。
でも、エアアジアが安いと言っても、エアアジアXのクアラルンプール〜東京便の運賃よりシンガポール〜KL〜東京の方が高くなるLCCの掟と言うのも本当の話。

クラビから成田まで一回で予約した方が安くなるのかを、今から調べてみようと思います。例によってドンムアンから成田の便はプレミアムシート利用です。

まずはノックスクートですが、出発地の選択肢にバンコク以外のタイの空港の文字がございません(ノックエアとはあくまでも別会社ってことですね)。

タイライオンエアは出来ることはできます・・・が、(ドンムアンからの)プレミアムエコノミーの扱いは行っていないようです。

タイエアアジアXは普通に扱いありますね。運賃の方もクラビ〜ドンムアン分で2,800バーツ程度。
クラビからのFD3222便の2,800バーツが安いか高いかを調べてみます。

飛行機自体は732バーツで乗れます。だとすれば差額2,000バーツくらいあります。但し、プレミアムフレックス特典の1,622バーツ分が付いてきます。ついでに言うとプレミアムフレックス特典でも預け荷物は最大20kg。
プレミアムフラットベッドは、荷物を40kgまで預けられます。そこまで考えると2,800バーツ分は妥当じゃないかと。

お得でもないけど、損することもないので、使う価値あり。

シンガポールからの帰路はエアアジアX?それとも?


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