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離婚=失敗という考え方

「バツイチの知り合いが「結婚しても一度失敗して離婚したら、もう結婚なんてコリゴリなのよ」って言ってたの。失敗するくらいなら結婚しなくていいやって思っちゃうよね」

という会話を耳にして、果たして離婚って本当に失敗なのか?と思った。

当事者の言うことは真理かもしれない。大変な思いをして離婚した人はもう結構だ、と思うかもしれないし、円満離婚の人は晴れ晴れした気持ちかもしれないし、相手への感謝と自分への反省とか色んな気持ちがあるかもしれない。

個々の経緯によってその離婚が苦いものなのかどうかもるし、必ずしも離婚=失敗ではないと思う。

でも、どうしても離婚=失敗というイメージが先歩きしてる気がする。

結婚=成功
離婚=失敗

これ。
結婚したからって成功なのか?正解なのか?じゃあ結婚してないのは間違いなのか?不正解なのか?

私は結婚もしていない、相手もいない、婚活もしていないアラサー独身ズボラ女なわけだが、仮に結婚できたとして離婚する自信の方が強い。

離婚するかどうなんて結婚してみないと分からないし、もし自分が相容れないことがあり苦しむことがあるなら、それをどうしてもお互いで解決できないのであれば、別れるしかないという考えを持っている。(←自分の中の離婚ハードル低すぎ、故に結婚できない気がする)

で、そういう結果として離婚することになってもそれは悪くないと思うのだ。

失敗なのか?失敗を辞書で引くと「目的を達成できなかったこと」とある。

自分の人生において目的が何かで変わってくるよね。

自分の心身の豊かさと幸せが目的ならそこにたどり着くための手段、機会として離婚があったらそれは目的達成(成功)への一歩なのだろうし、
結婚して家庭を築くことが目的かつ、婚姻関係を結ぶというところまでが目標なら婚姻関係解消は失敗と位置づけされるかもしれない。

個人の捉えようなのに、離婚=失敗が世間の認知のようになっていて辛い。

離婚した、と言えば未だに腫れ物や何か訳ありのような目で見られることも少なくない。

だから、なおさら結婚という婚姻関係を契約締結することに不安があるが故に、未婚率が高いんじゃないかとかアラサー低脳女がぼやっと考えている休日。

ちなみに私はその一人だ。離婚=失敗した奴という見られるのが怖いから (結婚してもな…)なんて相手もいないくせに思っている。

すみません、少子化社会の一因を生み出している女です(絶望)

離婚=失敗という考えがあるから、離婚した時に周りの人と比べて あの子は子供もいて幸せそうだ、とかあの人は夫婦揃って仲良しだ、とかそういった比較もしてしまい辛くなるのかもしれない。

…ああ、やだやだ。
なんだってんだ。知らねーよ、んなこと。息して飯食って笑えてたら万々歳じゃねーか。離婚がどうした、少しでも良い方向を模索した結果が離婚なら何も問題ないだろうが。(←考えすぎて嫌気が差してきた奴)

これ以上、離婚、結婚について考えると小さな脳みそがパンクしそうだ。

実際は、最低な理由での離婚もあるし、子供や経済状況、家庭環境で離婚という選択肢を選べないことや、考えに考えて苦しい状況の中での離婚もあるだろう。反面、最善のための円満な離婚も存在するだろうし、一概に言えないけど

これだけ離婚が多い現代なので
離婚=失敗 が少しでも和らいでくれるといいなと思った未婚独身アラサー女のささやかな願いでした。

おわり。

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