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こうして出会いは生まれるinトレーニングジム


人間界の豚である私がトレーニングジムに行ってハァハァしている中、起きたことを綴ろうと思います。

通っているジムはオシャレで少しお高めなので客層も皆上昇志向が高そうというか、美意識高そうで、引き締まってて、若い人も多く、自分とは世界が違う感じ。

人間の世界に豚が紛れ込んでマシンを動かしているわけですね。

今日も(よし!腹筋したし腕行くか!)と腕をトレーニングするマシンに向かった時…

あれ、お目当てのマシンの前に男女が2人いる…

あれ、あの女の子たまに見る子だ…あ、あの男の子もたまに見る子だ…

2人は何だか照れくさそうに笑いながらスマホを両手に持って向かい合っている。

あ、あ、アッーー!

み、見ちゃいました…

見たくてガン見したわけじゃない!だだお目当てのマシンの前に人がいたから見てしまっただけであって!

男女が照れくさそうに連絡先交換してる絵面が目の前にありました。

こっちも少し照れくさくなる笑(お前は何も交換してないだろうに) 

いやぁ、ジムでそんな出会いが…へぇ、ふぅん、なるほどねぇ。

程なくして二人は去ったので、マシンに座ってついさっきまで目の前にいた二人のことを思い浮かべました。
 
豚は腕を動かしながら考えます。

うん、可愛い子だったなぁ…。細いし、声かけられるレベルって私には程遠いよなぁ。
 
豚、マシンを動かしながら鏡に映る腕を見ます。やはり、以前より感じていた手羽先腕は間違いではありません。


男女の出会いが生まれた瞬間に立ち会い、感動と切なさを感じた一夜でした。

あっ、もしかしてタイトルでこいつジムで出会いやがったのか、と思った方いらっしゃいました?
悲しいことに私ではなく赤の他人が出会ったところを目撃した、だけの話なんです。

ジム仲間(女性)との出会いはあるので、それはそれで楽しいのですがやっぱりこう目の前にすると、自分の女子力と人間力の低下を実感します。

早く豚から人間に戻れるように頑張りたい。

35%、軽肥満体型と体重計に言われ悲しくなったので頑張って体変えていくぞ…!

出会いはそれからだ…、多分!泣

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