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自己紹介その②

中学校へ

自己紹介の続き。            絶対変わるんだ!との決意をもって入学した中学校。
まぁ…そうそうすぐには変わりません。  ハイ。

授業中に前の席の男子に、家庭科セットの中の針で膝をチクチク刺され痛みにこらえる様子を笑われたり、朝礼で隣り合わせた男子に、朝礼のあいだ30分間くらい「ブス、ブース。おまえほんっとブサイクだな。」って言われ続けたり。

いま思うと、それ、誰かに相談すれば良かったじゃんって思うけど、この「辛いなんて言っちゃいけない」「本心は誰にも言わない」ってのがその時すでに出来上がっていた私の思考パターンだったのかなと思うし、
一方で、「これくらいで人に相談するほど私は弱くない」「何でもない顔してスルーできる私は相手より大人」みたいな、変なプライドもあったように思います。

その裏では、何とかブサイクから卒業しようと、家にいる時はセロテープでまぶたを固定して過ごしたりね。
その甲斐あってか?二重にはならなかったけど、奥二重にはなったよ(笑)
いま考えると、一重には一重の魅力があるけど、当時はそうは思えなかった。
やっぱり気にしてたんじゃん。
何でもなくスルーできてないじゃん。
健気だわ~。あの頃の私(≧▽≦)

衝撃のひとこと

そんなある日、中学生になってからできた友達に何気なく、
私は自分のことが大嫌い…
人とうまく話せない内気な自分が大嫌い…
って話したところ、彼女から意外な答えが返ってきたのです。

「のぞみちゃんは、たしかに話し上手ではない。でも、聴き上手だからそれでいいんじゃない?だって、なんか話聴いてほしくなるんだよ、のぞみちゃんて。」

……………?

!?!?!?

衝撃でしたね。

えっ?
話し上手じゃなくてもいいの?
おとなしいのとか、消極的なのとか、ダメなんじゃないの?
聴き上手だからそれでいい?
私にもいいところがあったんだ!
そして、私はこのままでいいってこと???

当時は、自己受容とか自己肯定感という言葉なんて知らないけど、そういう瞬間だったのではないかと思います。

自分自身をどう定義しているか

それを境に私は少しずつ、仲の良い一部の人以外とも話せるようになり、あれほど苦手だったスポーツも、種目によっては人並みにできるようになっていきました。
それは別にできてもできなくても、どちらでもいいことだけれど、自分の心の状態しだいで、自分が自分をどう定義しているかでこんなに違うんだ!ということをたしかに実感した出来事でした。

「そのままのあなたでいい」

このメッセージを私に伝えてくれた友人に、心から感謝します。

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