見出し画像

【n2p対談vol.3】n2p社員が成長するための秘訣と仕組みづくり

X(旧Twitter)のSNSキャンペーンなどのデジタルプロモーション制作を手がけるNONAME Produce(以下、n2p)では、さまざまな経歴を持つ社員が在籍しています。入社後メキメキと成長中の社員も多数。

今回は、社員が成長するための考え方や組織づくりについて、ディレクターの三澤が代表の村上烈へ話を聞きました。

◾️村上烈(n2p代表)
早稲田大学にてデザインやWEB・イベントに関して独学で学び、在学中に起業。会社を経営し、現在18年目。

◾️三澤柚月(ディレクター)
ウェブやsnsプロモーションの企画提案から案件実施に至るまでのディレクション業務に従事。 コーポレートチームに所属し、ディレクションの他にも採用、人事、イベント運営、Pマークの運用、n2pの活動にかかわる記事執筆などを担当している。

◾️白倉凪紗(デザイナー兼進行役)
2024年1月にデザイナーとして入社。前職(WEB編集)の経験を活かし、コーポレートチームの記事作成やブログ記事のSEO対策なども担当している。今回の企画では司会進行、編集などを担当。

掛け算で自分だけの強みを作る。多様な経験値を積める人事

三澤:
私自身は、入社1年目にデザイナー、2年目にコーポレートチームのリーダー、現3年目はディレクター、とこれまで3回ポジションを変更しています。ただ、これは辞令ではなく自分の意思による変更です。

異業界への転職だったため、始めは右も左も分からない状態でしたが、様々なプロジェクトに携わる中で自分の強み弱み・キャリアの軸が明確化してきました。

それを踏まえ、自分のキャリアパスを模索しながら選択を重ねています。もちろん、ポジション変更は烈さんにご相談した上での決定ですが、この点は他の会社と比べて自由度が高いのではないかなと思います。

弊社はいろんなことに挑戦できる魅力があると思いますが、職種に絞らないで色々経験させているっていうことに対して、烈さんはどんなお考えをお持ちなのでしょうか。

村上:
そうですね。職種を絞れる人は、絞っていていいと思うんです。ただ、本当に「私はデザインでやっていく」と決めるまでは、自由に経験していったほうがいいと思います。

およそ20代ぐらいまでは、 いろんなことに挑戦して、自分にぴったり当てはまるものを探した方がいいと思っていて。ある程度のビジネス基礎レベル、マーケティングとか、ソフトウェアを触るとかはベースとしてやった方がいいと思います。

そこもなく、ババっと自分の職種を決めてしまうのは、将来に向かっていないなと思ってしまうんですよね。いろんなことやってみた上で、30代、もっと遅くてもいいかな。それぐらいで決めるのがベストではないかな。

「その業界で有名になりたい」とか「賞を取るんだ」みたいなことを早めに決めてる人は置いておいて、若くしてそこまで決めている人はなかなか少ないし、ある程度の経験を重ねておけば、実際30代ぐらいから3〜4年ぐらいやり遂げれば第一線には十分いけると思います。

三澤:
なるほど、20代後半って今後のキャリアを考えた時に悩む方が多いと思うのですが、その必要はないですね。少しホッとしました。

私事ではありますが、私の前職は旅行会社でした。コロナ禍だったので旅行の仕事ができずくすぶっていた時に、 ご縁があってn2pにジョインさせていただきました。

当初はデザインをやりたいという気持ちを持ちながらも、不安がありました。一度も旅行系の仕事ができないままで転職の決断をして良いのか悩んでいたんです。

ただ実際に入社すると、デザインの仕事はもちろん、企画提案・マーケティング・勉強会運営等幅広く携わらせていただきました。また、観光関連の案件相談をいただくことも多いので、形は違えどこれまでの経験や知識を存分に活かせています。

村上:
「デザイナーだからデザインをやらなきゃ」となってしまうと違うというか、うちには合ってないかもしれないですね。デザインだけ一本でやりたいのであればできる自由度はあるんですが。

例えばデザイナーでも、デザイン知識があった上で「やりたいこと」、「やらなきゃいけないこと」、「得意なこと」など掛け算をしていかないと独自性は出せないと考えています。

デザイナーで日本で100位以内に入るのってすっごく難しいんですよ。けど、デザイナー×マーケティング×鉄棒とかだったら、すぐに100位以内にいけますよね(笑)

デザイナーで、更にマーケティングの知識がすごくある!みたいな人だったら、すぐ10位以内に行けるわけじゃないですか。きっと10人ぐらいしかいないから。それであればバリューが出せます。

デザイナーになりたいと考えている人も、自身の強みとか、やらなきゃいけないこと、得意なことが何なのかを考えていったほうがいいのではないかと思っています。

三澤:
確か入社してすぐの面接の時に、「やりたいこと」、「得意なこと」、「やらなければいけないこと」を洗い出してくださいって言われたのを思い出しました。

未経験者でも大歓迎。自ら考え動くことで、価値を生み出す。

対談の様子

三澤:
社員が成長するために、日々の接し方とか、仕事を一緒にする中で気を付けていることはありますか。

村上:
なんだろう…。

三澤:
個人的には、干渉しすぎないというか、答えを出さない。ゴールは提示しつつも道筋や手段は考えてもらうようにしているっていうのは、感じますね。

村上:
目的だけ渡して、あとは自走してもらうっていうパターンが多いかもしれないですね。

本来であれば、マネジメントを細かくして、目的をアクションにまで落とし込んで「やってください」っていうやり方のほうが、チームの速度も上がるしマネジメントは楽なんです。

ただそうすると、何のために仕事をしているのかわからなくなってくるパターンが多くて。同じことを繰り返せば作業は早くなるけど、できることは増えないですよね。

自分で考えて、そのタスクをちゃんと自分で作るっていう工程をやらないと成長はできないです。だから、負荷が高いんですよ。

それって、給料的な考えも一緒です。もらっている給料は、100%こなせる仕事分の価値になっていて、自分のスキルを100%使えてこの値段、ですね。

慣れれば段々、仕事は早くなるじゃないですか。徐々に75%ぐらいでできるようになり、残りの25%で新しいことをするから給料が上がってくる。成長とその価値ですね。

三澤:
確かに繰り返せば繰り返すほど作業スピードが上がって、その残りの時間でまた新しいことを考えるきっかけができてっていうのは、自分でも3年やっていて感じるところです。

村上:
そうだよね。なので、同じことだけやっていてもダメなんだよっていうのが大事かな。

三澤:
なるほど、そこを知ることができて嬉しい気持ちになりました。

採用の話ですと、弊社は未経験の方でも採用OKという考えですよね。この点、私は今採用人事をやっていて思うのですが、スキルとか経験のない方をこういった小規模の会社で採用するってかなりハイリスクだと思うんです。

そこに関して、烈さんはどうお考えでしょうか。

村上:
先ほどの話とも結構近いんだけど、デザイン2年やっていましたとか、エンジニア2年やっていましたとかって、実はあまり関係ないんですよね、正直。 

うちで1年やれば、その経験がつくわけで、年数はそれほど魅力ではなくて。

非常に頭が良くて話ができる人であれば、うちで新しいことを始めたら、きっとできるようになります、それって最高ですよね。違うなと思ったら、違うことを始めてみてもいいんです。

三澤:
面接される際に、頭が良いとか話ができるっていうのは、どういうところを見たらわかるのでしょうか。

村上:
難しいんですよね。言語ですかね。面接の60分喋れるかどうか、会話のラリーが続くかっていうところでしょうか。面接開始2分で飽きる人も全然いるし、60分喋れる人もいますよね。

三澤:
(進行担当)白倉さんはどうでした?

白倉:
私も烈さんと面接した時に、ずっと話ができるなって記憶があったので、 面接でマッチ度を見ているっていうのはすごく感じました。

それから、自走できるように仕事を渡すことが多いとおっしゃっていましたが、走りっぱなしにさせのではなく、 週に1回振り返りを入れるなど、どこまで進んだのかの確認をする機会が、この会社には多くあります。

自走させるけどほったらかしにはしないところが、 心理的にいつも救われています。

三澤:
一人ひとりのことを気にかけて、声かけてくださっているのは日頃から私も感じます。

村上:
基本的にコミュニケーションが多い方ではないけど、「…大丈夫?困っていない?」くらいは聞くようにしています。報連相が気軽にできる、風通しのよい会社でいられるように心がけています。

メンバーの個性や魅力あふれる弊社で、一緒に働いてみませんか。

n2pでは、それぞれが自走しながら、自らの目標達成や価値を高めていくチームの一員として、一緒に働いてくださる方を募集しております。社員、インターン、パートナーなど多様な形態で、未経験者の方ももちろん大歓迎です。

今回の対談からご興味を持ってくださった方は、弊社ホームページよりお気軽にお問い合わせください。

▼お問い合わせはこちら
https://n2p.co.jp/contact/?utm_medium:=note&utm_campaign=20240718&utm_content=news