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Pixivでイラスト・マンガ描いてます。 こちらでは2D・3Dを活用したイラストの背景…

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Pixivでイラスト・マンガ描いてます。 こちらでは2D・3Dを活用したイラストの背景や小物の制作について、つらつらとご紹介したいと思います。

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わたしのイラスト制作手順

かいつまんで私のイラスト制作手順をご紹介したいと思います。 まずは基になる人物の下絵。イメージと全体のバランスが取りやすい理由で、私は「SuperNote A6X」という電子ノートで下絵を描いています。電子ノートと言っても、SuperNote A6XはWacom EMR規格のペン入力:4096階調&傾き検知に対応した優れモノ。細かなディテールも描き込めるので大変重宝しています。これをPINGファイルに出力してタブレットPCに取り込み、これまたWACOM AES1.0という規

    • 撤収。【さなコン2024】

       8月20日は「さなコン2024」の二次選考結果発表。私がエントリーしたのは「遊星Z」という作品でしたが、残念ながら最終選考には残れませんでした。  今回かなり力を入れて取り組んだので、残念は残念。10,000字の字数制限の中で9,990字まで使って仕上げたのに。でも選考委員に刺さらなかったのだから仕方ない。  二次選考の発表以降、私の記事「それからどうした【さなコン2024】」のPVが伸びてます。WEB検索で引っ掛かり易い位置にいるようです。  折角なので、Pixivの

      • 「みてるよ」制作ノート

         Pixivさんで、毎月「タテヨミチャレンジ」という企画を開催しています。今回6月のチャレンジで私の作品が当選いたしました。コンテストではなく抽選なんですけどね。 「タテヨミマンガ」とはGrobalでは「WEB TOON」と呼ばれる韓国生まれのコミック形式です。マンガと言えばページにコマ割りしてストーリーを描いていく、という形式なら皆さんご存じの事と察しますが、WEB TOONは文字通りWEBコンテンツとして、それもスマホで読むことを前提にした、縦長の 画像にストーリーを描

        • 「蝶と絃」京アニ事件に思う事

          7月18日。 「毎年この日は、京アニのファンアートを描くことにしています。私なりの追悼です。」  なんて去年に書いておきながらネタ切れで今年はどうしようかと。とりあえず好きな京アニ作品を列挙して、中から「聲の形」を選んでみました。久しぶりに作品を見返すと葬儀のシーンがあって、象徴的だなぁとようやくアイデアがまとまりました。  この結絃という少女は自殺願望のあるお姉ちゃんを思い止まらせようと、生き物の死骸をカメラに収めて回っている。  とはいえ中学生の少女に死生観など備わって

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        わたしのイラスト制作手順

          それからどうした【さなコン2024】

           まったく自慢にはならないが、私の書く文章はおよそ人気がない。Pixivに上げている漫画やイラストはともかくとして、コンテスト用にちょいちょい書いてる小説にはほとんどの方が興味を示さない。ここ2年は「小さな小説コンテスト」のエントリーに何作か書いているが、実際にエントリーした作品を見にくる以外でわざわざ読もうという奇特な方は、ほぼ皆無である。  さなコン2024のエントリーが締め切られて1ヶ月。私の小説を見に訪れる人がほとんどいなくなった処でそれはやって来た。平日AMに記録

          それからどうした【さなコン2024】

          そして、生成AIとCAD。

           この1年で私が書いた記事の中で、ひときわ読まれているのが「生成AIとCAD」という記事。  AIの導入以前からCADではコピー&ペーストでの作業が行われていて、殆どの人が設計意図を理解せずに設計が行われている、という愚痴を書いたものでしたが、何故かnoteの非ユーザーからも多く読まれ、PVが1年で1,000に達する勢いになっています。生成AIの台頭で、CADオペレータを生業とする方々が危機感を募らせて読んでいるのでは?と推測していましたがどうやらそればかりでなく、生成AI

          そして、生成AIとCAD。

          【さなコン2024】遊星Z、現る。

          「さなコン」こと「小さな小説コンテスト」が今年も開催となりました。 今年から主催はPixivへ移行し、日本SF作家クラブは協賛と言うスタイルに変更とのこと。まぁ派手な炎上やらかすくらいなら、スタッフの揃ったとこにしっかりやってもらった方が無難でしょうね。資本があるって本当に大事。  先ずはPixivで予告が入り、4月26日にお題を含め詳細を発表するという。お題だけでもフライングで教えてはくれないかとヤキモキしましたが、そこは上手いこと後から繋げば良いんじゃないかとストーリ

          【さなコン2024】遊星Z、現る。

          NOMADが我が家にやって来た。

           事の始まりは、シャープの「WG-PN1」を購入した事だった。  特に興味もなかったが、期末なんでどうか一品、と頼まれて嵩張らない製品を選んでみた。手帳といえばシャープはかつて「電子手帳」という商品で人気を博していたが、当時の私は専らシステム手帳を利用していた。コンパクトで革張りの重厚な手帳を小脇に、颯爽と歩くビジネスマンに若い私はあこがれた(もちろんシャツはやたら肩幅広くて袖がダブダブな奴だw)。しかし膨大な業務量をこなすにはこんなカワイイ手帳じゃ足りず、いつしかB5のル

          NOMADが我が家にやって来た。

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          【漫画】SAKURA

          【漫画】SAKURA

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          パ・パ・パーマ ♪

          パ・パ・パーマ ♪

          「ENDING STORY」制作ノート

           年度末が近いせいか、あちこちで漫画のコンテストが開催されています。ひとつ試しに「Groval comic award 2024」という国際コンテストに応募してみました。 「お終いの物語」は元々、日本SF作家クラブ主催の「第2回 小さなマンガコンテスト」に応募した作品でした(残念ながら入選は果たせませんでしたが)。さなコン2は画像生成AIの使用が認められていた、当時は珍しいコンテストでもあったので、この作品はエントリー作品の中で特に画力に注力して制作にあたりました。  当時

          「ENDING STORY」制作ノート

          生成AIとCAE

           noteを始めて、この2月で1周年となります。月イチペースを目標に記事を更新してきましたが、気がつけば今回を含め26本。計画比200%以上と、まずまずの進捗だったようです。ほとんど愚痴ばかり書いてきたような気もするけど(汗  記事のなかでもっとも多く読まれたのが生成AIに対する警鐘というか、ぼやきと言うかをつらつら綴った「生成AIとCAD」という記事。  AIに仕事を奪われそうな業種の中に「CADオペレーター」も含まれているそうで、気にされている方が多いという事でしょ

          生成AIとCAE

          山谷ブルース

          「 今日の仕事はつらかった  あとは焼酎を呷るだけ 」  若い頃はフォークソングが好きで、FMをエアチェックしてよく聴いていた。アリス、かぐや姫、グレープ等々。中で、フォークの神様と呼ばれていたのが岡林信康だった。「山谷ブルース」という曲が良く知られていた。  当時、この曲にはあまり興味を持てなかった。  就職して配属となった職場に、酒好きで有名な人がいた。皆でスナックへ飲みに行っても女には目もくれず、ひたすら酒を飲む人だった。その人があるとき、「山谷ブルース」をカラオケ

          山谷ブルース

          「スーパー・ロボット・マン」制作ノート(その1)

           新年早々、Forbesでこんな記事が掲載されていました。  気になったのが、記事の締めにある「手書きとくらべて手抜きに感じる」の言葉。未だ3割の人たちがそんな違和感を持っているのだから、3DCGを使った私のイラストが受けないのも頷ける。確かに手で描くよりは楽かもしれないが、前回の記事でご紹介した「正12面体」のモデリングは図学のテクニックと幾何学の基礎知識、アイデアと知識と研鑽とを兼ね備えたものなのです。決して「手抜き」と称されるものではない。  正多面体のモデリングは

          「スーパー・ロボット・マン」制作ノート(その1)

          一年の計は大晦日にあり【正12面体】

          いよいよ2023年もあとわずかとなりました。 今年の振り返りとして、#買ってよかったもの についてご紹介したいと思います。  ・HP elitedesk800 G6 DM どこぞで埃を被っていた未開封品を運よくGET。お試しでサイコロを振る衝突解析を実施してnoteの記事にしました。 この記事を紹介した直後に葬式を出す羽目になりましたが、日本SF 作家クラブ「第3回 小さな小説コンテスト」エントリー作品の「視えません」は、おニューのPCで編集しました。ある意味癒しになった

          一年の計は大晦日にあり【正12面体】

          「さなコン3」は終わらない

           2023年も師走に入り、いよいよラストスパートとなって参りました。私の創作活動は、今年は日本SF作家クラブ主催の「さなコン3」一次選考通過という成果を得て、なんとか去年よりは前進したかな?といったところです。ああ、あとしょーもない落書きがPixivランキング入り10本目を数えました。マンガでも最近はランクイン難しくなってきたなぁ。  とりわけ今年は「第2回小さなマンガコンテスト」へのリベンジにと、第3回への参加準備を粛々と進めてきましたが、肝心の公募がナカナカ始まらない

          「さなコン3」は終わらない