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小3電気のおべんきょう~電池編~子供の学びのお手伝い

「電気の勉強する?」
夫が娘(小3)と何かの機械を分解した後
始まった電気のお勉強会。

電気に興味津々の娘は
「やるやる!」と、のりのりです。

ここでは、電池が流れる仕組みをみていく
ある日曜日の光景です。

私が聞き逃しにより、不十分な知識面もありますが
ご了承ください。

*************

1.モーターって?

夫「ここにモーターがあります。」

おもちゃの部品のモーター

と出してきたのは、大昔、何かのおもちゃか何かから取り出した小さなモーターです。

夫「モーターって何に使われてるかな?」

娘「知ってる!回っているもの。

夫「そうだね!どんなものに使われている?」

娘「車とか~」

夫「そうだね~他には?」

娘「地球!?回ってるじゃん」

夫「たしかに(笑)他には扇風機とか、洗濯機とか色々使われてるね。」

息子「モーターグレーダー!」
と、すかさず”モーター”って言葉を拾って叫んだのは
乗り物大好き息子(3歳)でした(笑)

続いて
夫「ここにテープを付けてみよう。」
モーターの先に、セロハンテープを羽のようにつけました。

テープをつける

そして、モーターの線を乾電池の両端にくっつけると…

回った!

娘も楽しくなってぶんぶん回しています。

回るかな?

2.電池について

ここから、電池の話です。

夫がホワイトボードを使いながら説明が始まります。
「ここに電池とモーターがあります。」

お世辞でも上手とは言えない絵w

「線を電池の両方にくっつけたら回ったよね。片方だけでは回らなかった?」

娘「あれ?一個だけでまわらかった?やってみる!」
 「動かないー。なんでー?」

「わかった!プラスとマイナス??」

夫「よく知ってるね!
  出っぱっている方と、平な方があるよね?どっちがどっちかな?」

娘が、電池のプラス方向とマイナス方向を考えます。
「こっちがプラス!」

夫「そうだね!」
「電池の中をみると…ここに電気君がたくさんいます。」

電池のイメージ図 右はコンセント(笑)

「とーっても小さい電気君たち。外へ出ていこうとしています。
 でも片方だけだと出て回ってかえってこられないね。
 でも、線をつないであげると
 プラスからマイナスへぶいーっと進んでいくね。
 こうやって、 電気君たちが回ってくるよ。」
「じゃあ、コンセントはどうなっていると思う?」

娘は、コンセントの間略図を指しながら、
「ここをくーっと回って出てくるってこと?」

夫「そうだね、片方の先から入って、もう片方に出てくるね。
  片方から出ていって、何かをして帰ってる。
  例えば、ピアノ(うちにあるのは小さな電子ピアノ)だったら
  コンセントを差して、電気が回って使えるようになるよ。」

娘「あれ、でも、スマホの充電ってそうなってたっけ?」

夫「いいとこに気づいたね!
  スマホは、スタートボタンを押したら動きますよ、
  タイマーが動く、音楽が鳴るとか
  いろんな機能がついているね。
  そのときには、今の話みたいな二個では足りないんだよ。」
 「ここで見てたのは、モーターを回すだけというときは、
  この二つで動かすんだよ。」

 「その電気って、どんなものなら流れると思う?」
  「今、持ってるセロハンって電気流れると思う?」

ここから、電気を通す物質について、近くにあったもので
試しながら探っていきます。

乾電池にテープ付けてから線の先を繋ぎ、片方をモーターの先につけると…
娘「動かない。」

夫「じゃあ、このひもは流れるかな?」
娘「あれ、動かない。」

夫「紙はどうかな?流と思う?」
娘「できなそうだけど、できそうな気もする…」
乾電池につけてみる…
いくか?

娘「全然流れない。」
 「じゃあ、なんなら流れるの?
  この線(銅線)は?
  できそうな気がする…」

乾電池の両端につけてみる。
娘「動いた!すごーい。」
夫「これは、銅っていう金属が中に入った線だよ。」

夫「〇〇ちゃん(娘)は?流れる?」
娘に線をつけてみます。

娘「流れない」
夫「〇〇くん(弟)は?」
電池を繋いでみると、
息子はニヤニヤ。
娘「流れないー」

テープ→✕ 動かない(電気が流れない)
ひも→✕
線(銅線)→〇 動く(電気が流れる)
〇〇ちゃん→✕
〇〇くん→✕
磁石→✕ 
クリップ→〇



色々試していきます。

夫「今の結果から何だと流れて何だと流れない
  何が流れて何が流れない?と思う?」
娘「うーん 鉄?」
夫「そうだね、鉄とか、金属が流れやすいんだね」

電気は、金属のものが流れやすいということがわかりました。

3.スイッチのしくみ

続いてスイッチの仕組みです。
夫「スイッチはどうなっていると思う?」
娘は、夫が昔作った手作りスイッチを触りながら
カチカチ…

とやっていたら、近くにいた、息子が
珍しくパンツにう〇ちを隠し持っている事実が発覚!
私は、その処理に追われ、途中から聴講できませんでした…。

その後、
使えなくなったPCのマウスを分解して電池入れを作ったり
スイッチをいじったり、学んでいたようです。

手作りスイッチと改造マウス

次に席に戻ったときには、ずいぶん進行していました。

**********

4.子供の学びとは

このように、実際、
触りながら、体験しながら、考えながら「学ぶ」
ということは、どの世代にも重要な気がします。

そして、英語でも算数でもそうですが、「学ぶ」ということは、
本人が興味を持っているか、アンテナが高いこと
ということが、とてもキーポイントだと実感しています。
その興味の外野に属する分野に関しては、なかなか
理解しようともしないもんですよね。
もちろん大人の私もそうです。
よく言う、右から左の耳に流れていってしまいます。

でも、興味があることに関しては、「もっと知りたい!もっとやりたい!」と探求心も好奇心も旺盛になり、どんどん習得していきます。
しかも、子供の場合は、その興味のスイッチが
急に、何かのきっかけで入るということもあります。

その時に、私は、
その子のお手伝いや、時間や情報を提供できるといいな
と思っています。
(実際は、なかなかできていませんが)

何か作ることが好きな娘。
今回も、何パーセント記憶として残っているかは、わかりませんが、
少なくとも、次に電池を見たときには、知識が少しシンクロするのではないかなと思います。
そして、うまくいけば、娘が何か作ろうとしたときに、
応用として使えたらさらに嬉しいですね。

*******

そして、おやつの時間となり終了となったようです。
「起立!これで電気の勉強を終わります。礼!」
「ありがとうございました。」


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