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子供がお金について学ぶこと。小2の「お金の研究」No.1 お金の疑問

夏休みの自由研究、娘(小2)は”お金のけんきゅう”をしていた。

日頃、ニュースや生活で気になるお金の知りたいことを、テーマごとに家族(祖父、祖母、父、母)それぞれに教えてもらい、自分なりにまとめるというもの。

娘が考えて選んだテーマは

1.お金ってなに?(お金の歴史、なんで大事かなど)担当お父さん
2.せかいのお金(各国の通貨や、為替について) 担当お母さん
3.お金のはらい方(カードやネット購入について)担当おばあちゃん
4.お金のふやし方(給料や株について)担当おじいちゃん

我が家の食事時、ついているテレビはもっぱらテレビ東京の経済ニュース。毎日、カブとかドルエンとかよく出てくる。娘も、最初は、流れてくる内容がわからなくてつまらなかったらしい。最近は、少しずつ分かることが増えてきたことや、アイディア製品の紹介などお気に入りのコーナーもあるようだ。
あと、私たち親がネットで買い物をしたり、会社経営をしていた祖父など、身近なお金にまつわるハテナが多いよう。そのことについて学ぶことにした。
まだお小遣いはあげていないけど、レジで自分でお金を払いたがったり、自分の好きなものを自分で買いたいという欲望が出ている。先日、娘は、習い事先でもらえるポイントを、自分のモノに交換せず、おばあちゃんが使えるだろうとペンと交換してきた。おばあちゃんへの誕生日プレゼントをどうしても手に入れたかったそう。そうやって実現した。そういう様子をみていると、お金の仕組みや、今後のお小遣い、その使い方や大切さを知るためにも、いい機会だと思い、家族総出で協力することにした。
お金についての教育を私たちは幼い頃から受けてきていないため、お金について話すことは、依然タブー視されている気がする。でも大人になると、急に必要となる知識と技術。働くことに加え、投資などでお金を得ることも必要になってくる。小さい頃から、なんとなく慣れていくことは大切だと思う。

選んだテーマにそれぞれ担当者を決め、一人ずつに説明してもらい、自分でノートにとり、スケッチブックに自分の言葉でまとめる。イラストや図を書いたり、写真を貼ったりしてわかりやすくまとめるということになった。


身についたと思われる力

最初に、この研究を通して、私が感じた
彼女についたチカラと思われるものを挙げておく
・課題を考える
・説明を聞く
・聞いたことをノートにメモする
・聞いたこと、メモしたことを自分の言葉で書く、
 わかりやすい言葉に変える
・説明をイラストで表す
・わからないとき、また質問する
・意見を述べる
・何がわからないかを考える
・それぞれ担当者に聞く日、まとめる日を計画する、実践する、修正する

正直、昨年夏休みの課題すらなかった娘にとって、かなり難易度の高い課題だったと思う。でもなんとか頑張って仕上げて提出した。

スケッチブックにまとめることになった

まずは、最初のページに「お金のけんきゅうをしたわけ」を書く。
上記に挙げた疑問から始まったことを書いていた。
本編の内容は以下の通りだ。

1限目 お金ってなに?

担当お父さん
・お金のれきし(どうしてお金ができたの?)
お父さんからお金の成り立ちを聞く。

大昔、お金は存在していなかった。基本的に自給自足で、その後、物々交換が始まる。魚釣り名人は、肉が欲しい時は肉採り名人と交換していた。でも、欲しい時に、自分が交換できるものがまだ採れていない場合は、貝など珍しいものを渡して欲しいものと交換してもらい、獲物などが取れたら、返すということが始まる。この貝などがお金の始まりとも言われている。

お金の交換表

・では、なぜお金が大事なのか?
ここでは自分でまず考える。
食べ物が買えないと生きていけないから。
自分が大事だと思うものは、自分、水食べ物、家族、お金
と書いていた。

そこでお父さんからクイズが出る。
もし家が火事になりました。逃げるドアが一つしかありません。
通せるものは一つずつです。何から通す?
娘の答え、
1.自分(お金はポケットに入れておく)2.家族
付け足されたお金はポケットにというところがおもしろい

ここでは、命に係わるようなときには、ずるも必要だ
ということもお父さんのコメントが加えられていた。

次からは本題、為替や、ネットショッピングなど難しいネタも入ってくる。長くなるので、続きは次の2つのnoteに。引き続き読んでいただけると嬉しい。


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