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ドイツで暮らしていたコミュ低のハナシ#9【語学学校】このクラスが耐えられず、一週間で休学へ【文+四コマ】

前回からの続き↓

なんとか三日目も学校に行きましたが、もう辞めたくなりました。
英語で行われるドイツ語授業や若者だけの空気感に疎外感を感じ、耐えきれなくなったからです。

もう明日から行きたくない…
夫を説得してまで、三週間分の高い授業料を払ったけどもうダメだ…
若者にびびるし、英語もできない私はダメだ…
働くわけでもないのに、語学学校ですら行けない私はダメだ…

なんのために私はドイツにいるんだろう

とてつもない無力感に襲われました。

と、ここ三日間げっそりしている私に、夫が休学を提案してきました。
クラスは毎月開講しているから、そっちに移れないかな、と。

その提案を聞いた私は、そんなことできるのかと疑問に思いました。
このクラスに、私は割り振られたのに?

が、一刻も早くこのクラスから逃げ出したかった私は、藁をもすがる思いで
その日のうちに夫と学校へ行くことにしました。

学校で校長先生に会い、夫に英語で伝えてもらいます。
自分で意思を伝えられない、情けない。
夫は、私が学校へ行きたくない理由を伝えていませんでしたが、休学できるのか聞いたようです。
校長は明るく「もちろんいいよ!」と言ってくれました。

申し込んだ三週間のうち、残りの二週間は一か月後に開講される初心者クラスへ編入することとなりました。
今やっている一週間分は終わらせて、一か月後のクラス開講二週目から参加すれば、ちゃんと三週間分の授業を受けられるでしょ、という話でした。
ありがたい。

あと二日で、もうあのクラスには行かなくていいんだ。
正直、ホッとしました。

今思えば、校長に正直に理由や希望を話しても良かったなと。
年齢が合わなくて辛いからクラスを変えてほしい、英語がわからないので授業では使わないでほしい、と。
他国同様、ドイツでもこれは大切なことだと、のちに知りました。
我慢は良くない。

それ以前に英語で説明できるか怪しかったですが。

けれど、初日から体調が悪くなり、思考もマイナスになって苦しかったので、そんな考えが出来なくても仕方のないことです。

そんなわけで、初めての語学学校は一週間で休学です。

たえきれず

これで、人生初の語学学校編はいったん終わりです。
残りの授業、二週間分はちゃんと消化した(!)ので、しばらくしたらまた書く予定です。

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