せまいくもりのひの日記

通学の電車で、4人掛けシートの1席に座る。
冗談じゃなく私以外の3名がそのスペースの80%を占めていて、私は20%にほそーくなって収まっている。朝からええ加減にしてくれんかー！
ちょいと細いからって、細いとこに押し込められて良いわけじゃないやん。頭の中でぶつぶつ文句をひとしきり言って、そのあとはもう無になる。
満員電車での憂鬱は、無になることで軽減されることを知っている。

耳に押し込んだイヤホンからは、懐かしい音楽が聴こえる。
幼稚園の時大好きだったアーティストのやつ。変わらず好きだけど、今はもっと、深く歌詞を理解したり音を受け取ったりできる。

成長すると共に、感動できなくなる作品も少なからずあるけど、大体は新しい見方ができたり新しい発見ができたりする。歳をとるのも悪くないなと思える。
なんなら、昔は聴けなかった音楽が聴けるようになるとか、読めなかった本が読めるようになるとか、そんなこともある。ぶっ生きれる。

ところで、友達のnoteが更新されるのを待っていた。
待望のニュー記事が出たから読んでいると、先週の自分と重なるポイントが多すぎて驚く。結構毎回なのでもういい加減慣れたし、いちいち友達に報告したりせんけど、不思議やなーと思う。
報告しない分どこかに書きたくなっちまって、これはばちばちに独り言。

嗚呼そろそろ20%の空間から抜け出して、流れのままに乗り換えをして、バスに乗って、冷房の効きすぎた部屋で学問に励まなければ。
曇天の憂鬱を蹴飛ばして、今日も生きるか〜