最近のPCや骨格あれこれは超絶つまんない
「自分に似合うコスメは?」「自分に似合う服は?」「色は?」「かたちは?」
こんな気持ちから、パーソナルカラー診断や骨格診断を受けた女性は多いと思う。
私もそのうちのひとりだし、何よりコスメも服もおしゃれも、もっと好きになって楽しみたいっていう思いが根っこにある。
けど、最近のPC診断や骨格診断をもとにしたおしゃれ提案は超絶つまらなくてげんなりする。あまりにもパーソナルカラーや骨格にとらわれすぎてて、好きや楽しいを否定されてる気がしてならない。
ある方のツイートがTLに流れてきて、女性ファッション誌の骨格診断にもとづいた提案、みたいなのを見かけた。
骨格ストレートさんが、ふわふわのシフォンブラウスを着てるけど、「これ、絶対に着ないで!」とプロ?から全否定の吹き出しが入ってた。その骨格ストレートさんの吹き出しは「ひとめぼれして買ったんです…」とあった。
「ひとめぼれして買ったのに絶対に着ないでって否定するんじゃなくて、ボトムスを変えるとか、こういう着こなしをするといいですよ、のような提案にしてほしい。」ということをツイート主さんはおっしゃっていて、その通りだなと思った。
ひとめぼれや好きを全否定されるのは、本当に悲しい。もっとおしゃれを楽しむために知るパーソナルカラーや骨格なのに、何なんだよって思う。
原田ちあきさんの 手から毒が出るねこ「もうどく」の、このお話を思い出した。自分が「好きだ」と思ったものを否定されるのは、すごくつらい。
この否定してるギガちゃんはもうどくと遊びたかったから、っていうのもあるけど、それで好きなことを否定するのは違うって思う。「好きだから」って理由で意地悪をしていいっていうことには決してならない。
パーソナルカラーと骨格を全ての「基準」や「枠組み」にしていることに、心底うんざりしてる。つまらない。本当につまんない。
結局、日本人って「型」や「枠組み」に入る、はまるのが大好き。そこを「普通」に位置づけて、そこに入らない、はまらない人を全否定するんだよねって思う。
自分自身のパーソナルカラーや骨格に例え合わなくても「これが好き」って言う人を、否定したいんだよね。だって普通じゃないって思ってるから。
ごめん、私も散々言っておきながら否定するわ。普通が大好き!普通が1番!な人、マジで嫌い大っ嫌い。
「絶対に着ないで!」と否定されたシフォンブラウスを着た骨格ストレートさんは、あのシフォンブラウスをどうするんだろう。
ひとめぼれして買ったのに着るなと第三者から否定されたから、着ないままでいるのか。あのシフォンブラウスはずっとクローゼットに押し込まれるのか、処分されるのか。
あの女性も、あのシフォンブラウスも、幸せなんだろうか。
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