地に足のついたスピリチュアル


わたしの長所でもあり短所でもあったのが、物事を深く複雑に考えすぎることです。

人はなぜ生きているんだろう、
人間の脳は一体どうなっているんだろう、
人類は一体この世界で何をしているんだろう、

イエスキリストは何を伝えようとしたんだろう、
ブッダはこの世界をどのように解説しているのだろう、
ヨガ哲学ではこの世界をどのように解釈しているのだろう、
禅の真髄ってなんだろう、、、

物理学的にはどんな構造になっているんだろう、
理論物理学者はなんと言っているのだろう、
量子力学ってなんだろう、

そもそも神さまってなんなんだろう、

などなど盛り沢山です。


生き方が不器用だったこと、様々な境遇を体験したこと、なんとかしてこの辛い精神状態から抜け出したいという強い思い、そして「知りたい」という好奇心から、自分なりに色々と探求してきました。


ある時そんなわたしに、文字通り神さまがヒントをくれました。
それも、日本の神さまです。
と言ってもわたしは霊感があるとか、チャネリングできるとか、そういうタイプではないので、あくまで学びながら出会った情報です。

わたしにとっては目からウロコの話だったのですが、
なんと、日本の古事記に登場する神さまたちの名前はすべて、物理学視点から見た「宇宙、意識、人体etcの“はたらき”」をあらわしているということらしいのです。

例えば、私たちの体は60兆個くらいの細胞が集まってできていると言われますが、その細胞をさらに細かくみていくと、原子の集まり→素粒子(電子、クォークなど)の集まり→量子の集まり、となっていきます。

つまりわたしたちのカラダは量子の集まりでできているということになります。

この小さな小さな量子たちがいろんな“はたらき”をすることによってエネルギーが生まれ、カタチになり、様々な物質となっていき、
物質がまた新しい“はたらき”を生み出すことを繰り返してこの世界は存在しているわけですが、

それらの様々な“はたらき”のひとつひとつに名前をつけて、〇〇の神と呼んでいるということなのです。

人間を例にとると、

量子の“はたらき”
素粒子の“はたらき”
原子の“はたらき”
分子の“はたらき”
から細胞ができあがり、

細胞の“はたらき”から臓器ができあがり、
臓器の“はたらき”から体全体が出来上がり、
動作という“はたらき”が生まれ、
コミュニケーションという“はたらき”が生まれ、
人間の様々な“はたらき”を通して多種多様なものが生み出されていく。。

これら一つ一つの“はたらき”のことを神さま、と表現したということなので、そういう意味ですべてのものは“神さま=はたらき”によって存在している、またはすべてのものは“神さまそのもの”といえそうです。

この話を聞いたときに、なるほどだから日本には万物に神が宿ることをあらわす「八百万の神」という概念があるんだなととても納得がいきました。

それと同時に、この世界はすべて神さまでできている、という感覚が理性的に腑に落ちたのでした。
これがまず最初にわたしに訪れた「地に足のついたスピリチュアル」の感覚です。


ただ、「意識」というものに関しては、どうやらまだ説明がつかないようです。

この「意識」のことは、古事記では
アメノミナカヌシノカミ(天之御中主神)という神さまの名前であらわされているようで、わたしが出会った資料には

「天之御中主神は「創造」そのもの、宇宙の中心に存在する根源の神」

と書いてありました。
このはじまりの“はたらき”(あるいは「存在」?)については、今の物理学ではまだ解明できないようですが、最先端の物理学はどうやらスピリチュアルな領域と切っても切れない関係にあるようです。

そしてなにより驚きなのは、古事記の中に近代あるいは現代にやっと発見された量子力学などの物理学の法則が書かれているということ。

この世界はまだまだ不思議に満ちていて、本当に面白いです。

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追記 「地に足のついたスピリチュアル②」も書いてみました。
よろしければ御覧になってみてください^^


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