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社内で褒められたマーケティング戦略の見直し〜誰にでも役立つ3C分析を中心に〜

こんにちは、kikiです!
今週は嬉しい出来事がありました!

それは、今回のテーマでもあるのですが、私が1月実施してきたマーケティング戦略を見直すために実施してきた「市場分析」、特に競合分析はマネージャー陣から見ても参考になった!ぜひ社内のメンバーにも広めてほしいと言われました!

今回は、その嬉しい出来事を忘れないためにも「実施の背景、目的・ゴール」「実際の流れ(特にいろんな人に役立つ3C分析に重きを置き)」についてお話しします。

1 . 実施の背景、目的・ゴール

まず目的に入る前に、なぜこのようなことをするべきだったのか(背景)についてお伝えします。

Q1が終わったタイミングで実施した施策や戦略を振り返りを実施しました。その結果、戦略的に実施していたマーケティング施策において、数値的な成果は生まれなかったはもちろんのこと、設定していた仮説も間違っていたことが各施策の分析を通してわかりました。

施策の振り返りについては、こちら↓

上記の背景から、今回の目的は「過去の振り返りをもとに、再度市場の分析・マーケティング戦略を設計する」ことでした。
そして、ゴールは「ターゲットとなるお客さんの特定・自社が戦うべき市場を特定し、具体的なプロモーション戦略まで落とし込む」でした。

今回私は、施策の振り返りをもとに戦略設計を行いましたが、
これからお話しする手法については、新たな戦略設計をする場合にも役立つと思います!

2 . 実際にやったこと

では、実際にどのように進めたのか、どのような情報を出していたのかについてお話しします。

今回、参考にさせていただいたサイトはこちらです。

3C分析やSWOT分析、STP分析、4P分析など様々な施策はあるかと思いますが、どのような繋がりがあり、どのような流れで行うべきか迷われる方も多いのではないかと思います。私もその1人で、そのお悩みを解決してくれるのが上記サイトでした。

前置きが長くなりましたが、実施の流れについてお話しします!

①市場環境の分析(PEST分析、SWOT分析、3C分析)

まずは、PEST分析を用いて、自分たちがサービスを提供している市場がどのような状況なのかを調査します。

その後、SWOT分析を通じて、自社がその市場でどのような強みや弱み、機会、脅威があるのかを検討します。

そして、3C分析で、具体的なクライアントのニーズ・競合が提供している価値、自社が提供できる価値なのを検討しました。

3C分析の結果は、マーケティングチームだけでなく、営業をやっているメンバーなど、多くの社内メンバーに役立つ情報だと思うので、詳しくどのように行うかをお伝えします。

まずは、Customer(クライアント)のニーズの特定です。
クライアントがどこに興味があり、KBF(Key Buying Factor:重要購入決定要因)は何なのかを特定します。
そのために、私はまず市場全体の悩み事を特定した上で、具体的な顧客イメージを用い、細かく共通点はないかなどをまとめました。

Customer(クラアント)のニーズ特定
具体的な顧客のニーズ特定

そして、Competitor(競合)について分析しました。
ここでは、競合がどのようなキャッチコピーでどこをポイントにして、サービスをどのように提供しているのかを分析しました。

この際にポイントにしていたのが、それぞれのサービスはどのようなCustmer(クライアント)のニーズを満たしているのかを書くことです!
ここをしっかり考えることで、Company(自社)の強みを考えるとき、その後に役に立ちます。


Competitor(競合調査)

そして最後に自社の強みはどこにあるのかを分析します。

②狙うべき市場の特定(STP分析)

市場分析において、クライアントさんのニーズや競合・自社の強みなどが特定できたのちに、どのようにクライアントのニーズをわけ、どこをターゲットに、自社は実際にどのポジションを取っていくかを検討しました。

https://makefri.jp/strategy/6030/

③プロモーション戦略(4P分析)

そして、やっと最後に実際の戦略立案、どのように販促をしていくのかの検討です。

具体的には、
Product(自社のサービス):どのような価値を市場に提供するのか、Price(価格):いくらで提供するのか、Place(販売場所・提供方法):どのような形で提供するのか、Promotion(販促活動):どのような販促を行うのか」
の検討です。

この分析を行うにあたってのポイントは先に実施した施策とその後に実施した施策の整合性がしっかり取れているかです。
取れていない場合は、また前の分析に戻り、再度検討するという流れが必要です。

全ての辻褄が合い、4P分析まで完了するとやっとマーケティング戦略が出来上がりです!

まとめ

今回は、社内で褒められたマーケティング分析についての流れと、特にマーケティングチームやマネージャー陣ではなく、現場メンバーにも役立つ3C分析について詳しくお伝えしました。

簡単にできる分析ではなありませんが、実際にこの分析を行うことで、マーケティング戦略の立案だけでなく、社内に役立つ情報になること間違いなしです!

少しでもマーケティング戦略を考えている方、競合分析・自社の強みについて考えている人の役に立てば嬉しいです。


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