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#2 ラトビア人ノマドのアルトゥルが会社を退職したときの覚悟とは
Nomad Universityへようこそ!
世界を旅するデジタルノマドのあきな(@beakinaself)です。
わたしは旅の途中で出会った世界中のデジタルノマドにインタビューして、彼らが旅の途中で遭遇した「とんでもない体験」や「おもしろい体験」などをお伺いしています。彼らの非日常体験はとってもおもしろいので、興味あるひとはぜひこの記事を読み進めてくださいね。
📌 この記事はApple Podcastで英語音源を聞くこともできます。
音声をバックグラウンド再生しながら記事を読むことで、英語のトレーニングにもご活用いただけます。
前回はジョージアで活動しているラトビア出身のアルトゥルが旅を始めたきっかけや流れについてご紹介しました。旅しながら仕事するのは一見楽しそうと思う人は多いと思いますが、実は大変なこともあることがわかりました。
第2回の連載である今回は、ノマド生活するためにどんな準備やスキルが必要なのか聞いてみました。アルトゥルはデジタルノマドになるまでにどんな仕事をしていたのか、そしてその仕事を辞める時の覚悟についてお話いただきました。
本インタビュー記事では、5回の連載でお届けしています。
#1 アルトゥルのノマド生活の始まり
#2 会社を退職したときの覚悟とは(今この記事を読んでいます)
#3 ノマド生活を送りながら感じることについて
#4 海外に行くならどこがおすすめ?
#5 アルトゥルがデジタルノマドになった理由
この記事の目次は以下の通りです。
1.デジタルノマドに必要なスキルとは?
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「働きながら世界中を飛び回る」そんな生活をしてみたいひとはたくさんいます。でも、そのためにはどんなスキルが必要だと思いますか?
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そうですね、終わりのない旅をしながら仕事もしているわけなので、ある程度自分を律することは重要なポイントだと思います。
観光に行ったり、パーティーをしたり、何か楽しいことをしたいのに、仕事を終わらせなければならないし、期限を守らなければならない。それはひとによっては大変なことかもしれませんが、それはとても重要なスキルかもしれませんね。
今の時代なら、たとえばプログラミングや文章を書くスキルだけではなく、絵を描くスキルをグラフィックデザインに活かすなど、オンラインでできる仕事はたくさんあります。
2.デジタルノマド生活の始まり
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その通りですね。アルトゥルはプログラミングのスキルがありますが、デジタルノマドを始めた段階で、プログラミングの仕事をしながら旅行もしていたのでしょうか?
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旅を始める前は事務員として働いていて、最初は接客部門だったのですが、そのうちIT部門に昇進しました。上司に「プログラミングをやってみたら?」と勧められプログラミングに没頭したりもして、気づいたら本当にそれが好きになっていたんです。
長い間プログラミングを趣味としてしていて、旅を始めた頃は全然プロではありませんでしたが、いくつかのビジネスの助けとなることもありました。
3.旅の最大なる壁
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多くのひとはこのような生活に憧れてはいるのですが、それと同時に安定した9時から5時までの仕事を失うことを恐れているひとも多いでしょう。アルトゥルにとってこの旅を始めるにあたって、最大の壁は何だったのでしょうか?
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そうですね・・・怖かったです。ただ怖かっただけでした。安定感がなくなるのを恐れていたんです。
でも、私は自分のことをダイバーみたいな人間だと思っています。人生の多くの場面で、ただひたすらやりたいことをやる。もしうまくいかなくても、それ以上最悪な目に遭うことはないでしょう。
また自分の国に帰り、もともと働いていた職場に戻ればいいだけ。その職場で好かれていたし、いつでも戻っておいでと言われていました。なので、恐れはあれども「壁」を感じることはあまりなかったですね。
4.社会的なプレッシャーはあったのか?
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すごいですね。私は逆に安定した仕事と安定した収入を同時に失うことが怖かったです。会社を辞めたとき、多くのひとに「もったいない」と言われました。「大学を卒業して、せっかくいい会社に入ったのに」と。日本の文化では「60歳まで働いて、定年後は自分の好きなことをする自由」という認識があって、日本では社会的なプレッシャーが強いんです。ラトビアではどうでしょうか?
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本当に大変ですね。でも、私の場合は正反対で、同僚の大半は「そんなリスクのある仕事を引き受けているのはすごいことよ、きっとうまく行く!」と言ってくれました。当時はなんでそんなことを言っているのかわからなかったし、正直未だによくわかりません。でもみんな応援してくれました。
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新しいことに挑戦することにあたって心配することも多く不安な気持ちになりますね。しかし、やりたいことを的確に決めて目標に向かって頑張ればきっと結果が出るということですね。
次回の記事ではデジタルノマドの生活を送っている中で感じることや思っていることについて聞いてみましょう!
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