足立乃蘭

アマチュア小説家。 サムネイルは黒瀬黑(@krs____rip )さんに描いていただき…

足立乃蘭

アマチュア小説家。 サムネイルは黒瀬黑(@krs____rip )さんに描いていただきました。

マガジン

  • 私的傑作選

  • 50円でエスペラントは学べるのか?

    偶然手に入れた50円のエスペラントの教材のみを使い、エスペラントを学んでいきます。

  • 映画のことばかり考えてる。

    観た映画の感想や映画について勉強したことなどのまとめです。

最近の記事

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私的傑作百選を作ります。

  概要  私は小説を読むことと映画を観ることが趣味です。そこで私的傑作小説百選と映画百選を作ろうと思います。  しかし百選を作るのは意外と難しい。ランキングであればすぐに作ることもできますが、百選となると同じ作家は1冊しかいれないようにする、製作国は色々な国から選ぶようにするといった工夫をしたくなるものです。そうすると最初から百選を選ぶのは難しそうです。  そこで、これはライフワークと考え、時間をかけて作ることにしました。noteは予め作っておき、随時更新するようにします

    • ミュージカルはなぜ歌うのか?

      「うしおととら」や「からくりサーカス」で知られる、漫画家の藤田和日郎先生のXを見ていたら、とても興味深いポストがありました。 TLに流れて埋もれてしまってはあまりにもったいない気がしたためnoteに残します。  一つ目が藤田先生の疑問です。  ミュージカルはなぜ歌うのか?これはミュージカルが好きな人よりも嫌いな人のほうが疑問に思うことでしょう。とはいえミュージカルが好きな人であればはっきり答えられる疑問というわけでもないことでしょう。私もスッキリと腹落ちするような答えは持っ

      • 復職した話と心境のささやかな変化

         自分の話を書くのは恥ずかしいのだけれど、たまには書いてもいいかと思い書くことにしました。書きたいことは主に3つ。  第1に復職したということ。  半年前から休職していました。半年も休んでいると久々の出勤は大変気まずかったのですが、びっくりするほど温かく受け入れてもらえました。復職についてはこれ以上特に書くことはありません。ただこれをきっかけにいくらか心境の変化があったのです。  第2に自由に生きようと思ったこと。  今までも不自由に生きていたわけではないのですが、なんだ

        • 終わらない興奮「三体0 球状閃電」-読書家に憧れてpart1

           「三体」シリーズも続々と文庫化され、ドラマの配信なども始まりました。実は「三体」Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの日本語翻訳版が販売される前に中国語版を購入していました。翻訳される前に中国語を勉強して読んでやろうと思っていたのですが、できるわけもなく日本語翻訳版を購入して読み終えました。  「三体0 球状閃電」(以下「三体0」)は日本では一番最後に発売された三体シリーズ作品です。私も「三体」Ⅰ、Ⅱ、Ⅲを読んでから「三体0」を読みました。  以下の文章は「三体0」「三体」Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのネタバレを含

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        私的傑作百選を作ります。

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        • 私的傑作選
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        • 50円でエスペラントは学べるのか?
          1本
        • 映画のことばかり考えてる。
          4本

        記事

          テキストが手に入った。-50円でエスペラントは学べるのか?part1

           外国語というのは難しいもので、どういうわけかなかなか身に付きません。私は大学まで英語の授業がありましたがペラペラとはほど遠いです。巷には色々な教材や英会話教室がありますが、当然、お金がかかりますよね。とはいえ、無料の動画などだけで本当に英語がペラペラになるとも思えません。コストパフォーマンスを考えて外国語学習の手段を選択しなければならないようです。    コストパフォーマンスのことなどまったく考えていなかった5月19日、文学フリマ東京38の日本エスペラント協会のブースで「小

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          あまりに強烈「ゆきゆきて、神軍」-映画のことばかり考えてる。part4

           三島由紀夫は身体が弱かったために徴兵されなかったことに大きなコンプレックスを抱えていたらしい。戦争に行かなかった自分は代わりに何かをやり遂げなければならない、そんな使命感があったのではないだろうか。   一方、「ゆきゆきて、神軍」の主人公である奥崎謙三は戦争には行ったが、生きて帰ってきたがために何かをやり遂げる使命を感じているように見える。  私は「ゆきゆきて、神軍」を観る直前に、偶然にも大岡昇平の「野火」を読んだ。奥崎謙三がいたニューギニアとは場所こそ違えど、凄惨な戦

          あまりに強烈「ゆきゆきて、神軍」-映画のことばかり考えてる。part4

          期待しすぎてしまった「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」-映画のことばかり考えてる。part3

           周りからおすすめされて観に行った映画がつまらなかったときの感想をどう伝えるかは悩ましいものである。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」(以下ゲ謎)はそんな悩みの種になった。この記事を書くことにしたのだから私もなかなか吹っ切ったものである。  できの悪い映画だとは思わない。むしろ日曜日の9時から放送したアニメの続編としてよくここまで過激な作品を作れたものだと驚いた。演出が酷いわけでも、脚本に矛盾が生じているわけでもないし、不満はあまり無い。  ところが観終わった直後の満足度は高くは

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          2023年に出会った最高の映画「狂い咲きサンダーロード」-映画のことばかり考えてる。part2

           みなさんは映画を選ぶときに参考にしている映画レビュワーはいるでしょうか。私は「サメ映画大全」で有名な知的風ハットさんです。知的風ハットさんのレビューを見て死ぬほどつまらない映画を見ることも増えました。もちろん面白い映画にも何度も出会わせていただきました。その中の一本が「狂い咲きサンダーロード」です。知的風ハットさんの邦画のベストだとか。  この映画が去年観た映画のベストとなり、私にとっても邦画のベストとなりました。どうあっても自分を曲げることができない主人公・仁が、なにもか

          2023年に出会った最高の映画「狂い咲きサンダーロード」-映画のことばかり考えてる。part2

          「ノベンバー」が面白くて2024年のベストがもう出たかもしれない。-映画のことばかり考えてる。part1

           去年のことを尋ねようとして「今年はどうだった?」などと尋ねてしまうのは年始にありがちな間違いかと思います。  去年観た映画で一番を挙げようとして「今年観た映画で一番は○○だった」などと一年が始まって数日で決めてしまったりなんかもしてしまいまがちですが、今年の一番が、早くも、本当に、出てしまったかもしれません。  それが「ノベンバー」。エストニアの寒村を舞台にした童話的な世界観の物語です。モノクロの映像やゆったりとしたテンポが奇妙なキャラクターたちの違和感を消し去り、鑑賞者を

          「ノベンバー」が面白くて2024年のベストがもう出たかもしれない。-映画のことばかり考えてる。part1

          百選は無理だなと思い始めた。

          こんな記事を去年に作りました。 それで以下の傑作百選を作り始めていました。 映画 小説 漫画 でもこれらが完成するのは、おそらく私が死ぬころになります。それでいいと思って始めたのですが完成しないのがやはり嫌になってきました。三十選くらいならしばらくすれば完成する気がします。 そこで今後私的傑作選作りは三十選にします。

          百選は無理だなと思い始めた。

          私的傑作アニメ十選。(随時更新)

          ※現在制作中 以下の記事に製作の経緯があります。 1.新世紀エヴァンゲリオン2.電脳コイル3.PSYCHO-PASS新編集版4.攻殻機動隊Stand Alone Complex5.serial experiments lain6.TEXHNOLYZE7.魔法少女まどか☆マギカ8.妄想代理人

          私的傑作アニメ十選。(随時更新)

          私的傑作漫画三十選。(随時更新)

          ※現在制作中 以下の記事に製作の経緯があります。 1. 火の鳥 鳳凰編2. AKIRA3. 風の谷のナウシカ4. 寄生獣5. キャプテン6. あしたのジョー7. ジョジョの奇妙な冒険 第5部黄金の風8. ドラえもん9. 迷走戦士永田カビ10. 黒博物館 ゴーストアンドレディ11.漂流教室12.メランコリア13.天 天和通りの快男児

          私的傑作漫画三十選。(随時更新)

          私的傑作映画三十選。(随時更新)

          ※現在制作中 以下の記事に製作の経緯があります。 1. 狂い咲きサンダーロード石井聰亙監督作品 関連作品 シャニダールの花 2. ファイトクラブデヴィッド・フィンチャー監督作品 関連作品 ピエロがお前を嘲笑う デス・トゥ・スムーチー 3. インターステラークリストファー・ノーラン監督作品 関連作品 ダークナイト インセプション メメント 4. デス・トゥ・スムーチー関連作品 アメリカンヒストリーX 5. パプリカ今敏監督作品 6.千と千尋の神隠

          私的傑作映画三十選。(随時更新)

          私的傑作小説三十選。(随時更新)

          ※現在制作中 以下の記事に製作の経緯があります。 1. ハーモニー関連作品 虐殺器官 2. すすめ!ロボットボーイ3. 苦役列車関連作品 根津権現裏 どうで死ぬ身の一踊り 羅針盤は壊れても 瓦礫の死角 4. オリエント急行殺人事件関連作品 そして誰もいなくなった 5. 獄門島6. 根津権現裏7. いのちの初夜8. サバイバー9.地獄変10.金閣寺11.今夜、すべてのバーで12.華氏451度13.世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド14.丸の内魔法少

          私的傑作小説三十選。(随時更新)

          小説家はじめました。

          noteもはじめました。 以下のリンクがテストも兼ねた最初の投稿作品です。 「車内の会話」

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