天国日記

ひみつの遺言

天国日記

ひみつの遺言

最近の記事

誰のことも好きじゃないくせになにかを愛してみたかった 他人から受けとったつもりでいた愛が本当に愛なのか分からなくなった時、自分が今まで与えていたつもりでいたものが全て自分のためでしかなかったことに気付いた 小さな幸せに気づけるようになったとき、自分の幸せにも気がつける、幸せは気がつくものだと言い聞かせてきたもののそれが本当に正しいのかわからず手探りのまま探し続ける生き方をしてきました その結果、自分がなんなのか誰なのか自分の意思がどこにあるのか考えは存在するのかなにもかもが見

    • でも、

      水たまりに綺麗な波紋を数秒作り出せる その為だけに雫になりたい

      • 溶け切る直前の

        固形の入浴剤が溶けきる前の小さくて脆い塊、アレって掴もうとしても掬おうとしてもスルって交わされるじゃない? かといって掴もうとしたら形が崩れてしまうし 私そういう人間になりたいんだけど

        • 花火の光が消えるまでの一瞬の中に人生のようなものがあったとしたら

          ふと流れてきた隅田川花火大会の花火の写真を見て その一つ一つの光に意思があった場合 人間から見て数秒に見える命の中でそれらの光の中に人間ほどの人生のようなものがあったらと考える 宇宙の果てが138億光年先と言われてますが もしかして、きみたち光からすると人間の人生なんて、花火みたいなものなんですか わたしの人生 そんな綺麗なものじゃないように思えるけど、街中で聞き流すような音楽って一瞬だから綺麗だと思えたりするわけで、それなら深く知らずに電車の窓から見える景色みたいな一瞬

          2人で

          ふたりきりの世界で 夢みたいな話をずっとしたい

          16歳の頃 周りに人はいてくれたけど心はずっとひとりぼっちだった時 あるデザイナーの言葉に救われたことがあります。 そのデザイナーは自分の仕事に命をかけていると言っていた。 それがなかったら自分は犯罪者になっていたと思う、とも言っていた。 その言葉を聞いた時、死ぬ前に私の人生をあなたと同じものにかけてみたい、と初めて自分の人生に意味を見いだせました。 自分の気持ちを代弁してくれているかのような 気持ちになった。 ひとりじゃない、あなたの作ったものが、あなたが、ある

          ふわふわの独り言

          愛してるよりあなたのこと、もっと知りたいの方が愛感じる 遠回しでも回りくどくても昔から、そういうものだったでしょ。月が綺麗ですねで愛してるってなんだよ 愛ってなに。 手が震えて上手くも辞が打てないけど私にとっての愛は寝てる人間に優しく毛布をかけることです 充電器をさしておいてくれる人も好きです。 幼い頃から人の邪魔にならないように生きてきたつもりでいました。でもそんなの周りは案外気にしてなくて、私が私の首を絞めていただけだった。 信号を守る、点線の上は歩かない。止まらない。お

          ふわふわの独り言

          おまじない

          「いままでのこと、ぜんぶうそだったらいいのに」 そう言って泣いてた6歳の私に 「目閉じて、開けて、ハイ!いままでのことは全部嘘!ここからリセットです!」 と母親がかけてくれた言葉が魔法のように、おまじないのように、ずっと残ってる 風で揺れた白いカーテンの隙間から青空が見えてた

          おまじない

          忘れないで

          少しずつ自分を大切にして いつか、 咲いてる草や花や、毎日変わる空と雲も大切にできる瞬間を増やして行きたい。 ゆっくり過ぎ行く時間の中で、自分の目に映る全ての景色がキラキラしている世界を、文章にしたい。 孤独は寂しくなんかなくて、孤独は孤独ではなくて ちゃんといるよ、あなたを見てくれている人も 不器用ながら、あなたを想う人もいるって、 過去の私に教えてあげたい。 今寂しい全ての人に。 汚い世界を知った上で 私は綺麗な世界も見れるようになった。 だからあなた

          忘れないで

          書きなぐり

          尾崎豊さんの勿忘草に救われた夜が何度もある。

          書きなぐり

          大嫌いな夏が来る

          ずっとひとりが好きだった。 気持ち悪い子どもだったと思う。 嫌になるほど人の気持ちに敏感な私にとって 世界はあまりにも煩く、重く、冷たかった。 居場所が欲しかった幼少期 なにものかになりたかった10代 何者にもなれなかった、現在。 私だけの優しい世界は、 きらきらでふわふわで いつもお花が咲いていて、みんな笑顔で、 みんな、みんな、笑顔で。 生き延びたい、夏。 嘘みたいに重く過ぎる時間を、好きに囲まれながら待つだけの夏。 私にとっての生きるって何か。 考

          大嫌いな夏が来る

          永遠の先について

          私たちってもう会えない? ある日、友人からこんなダイレクトメッセージが届いた。 なんて返信したかは覚えてない。 会えるよ、とか予定立てようとか、それなりの返事をしたような気がする。 結局会わないまま、4年経過した。 全てなんとなく、なんとなくの繋がりでここまで来たようなそんな気がしている。 全部のことが、何となく過ぎ去っていって その度に環境も人間関係も変わっていった。 そしてその度に、それが当たり前のように生きてきた。 社会に出て初めて人生が、終わりと始まりの繰り返

          永遠の先について

          一人の人間として夢を見るということ。服

          ある程度の自我を持つようになったら 見るもの、聞くもの、そこから得るものは自分自身で選べる 自動的に入ってくる誰かの主観が混ざった綺麗を綺麗と思わなくても良くなることに気づいてから、自分の人生を綺麗なものにしたくて必死に生きてきた。 周りを綺麗で固めて自分までまっさらになった気でいたな、そんなことないんだけど。 昔好きな作家に、 "明確な答えを他人に求めるのは自分の弱さから来る甘えや逃げでしかなかったのかもしれない" って言ったら その発言にあなた自身の元々の強さを

          一人の人間として夢を見るということ。服

          他人として、他人を愛するということ

          他人という言葉がなんとなく好きです。 他人のこと、深く知ったら残念な気持ちになるから 何も知らないままでキラキラしたとこだけずっとみていたいし 私も他人にそうされたいと、なんとなく思った。 それで、 嘘で固めた私は誰かの完璧な理想になって、 私も誰かの嘘の理想を現実って信じたままいつか幸せになるのかな

          他人として、他人を愛するということ

          言葉に

          寝れなくてふと、好きな作家のブログを初めて読んだ。 携帯のメモ欄に乱雑に書き出された単語と、全く関係性のない意味不明な言葉達。 顔も知らないその人から生み出される言葉が好きだった 同じ時間に同じ世界、同じ日本で生きている誰かが私と違う景色を見て、違うことを感じて、 隣で同じものを見た人もきっと違うことを感じていて そんな誰かから生み出された言葉は、その人の人生を一瞬だけ、自分のモノのように感じられる気がするから、私はずっと本が好きです 何かに飲み込まれそうな夜 自