見出し画像

【農工大卒業生図鑑】#3 インターンから新潟の酒造会社へ!(ゲスト:染谷知良さん)

イベント概要

#3 新潟酒造メーカー ※4/28(金)開催
💡タイトル:1年休学中のインターンから新潟の酒造会社へ!
🗣ゲスト:染谷知良さん(2019年度卒)

「仕事って、働くって楽しいの?」
「どうやって就活を進めた?」
「社会に出て感じたギャップは…?」
そんな現役農工大生の質問に、社会で活躍している農工大卒業生に答えてもらいます!

第3回のゲストは、2019年に地域生態システム学科を卒業し、新潟県の酒造メーカーで働いている、染谷知良さんです!
在学中の休学中に行ったインターンから入社をし、東京への転勤など経験していらっしゃいます。

農工大生にとってはリアルな現場・社会を知れる、農工大卒業生にとっては他業界を知れる機会かつネットワークを広げる機会になります!


イベントレポート(5/18公開)

~早速質問していきます!~

Q−卒業専攻は何ですか?
A−地域システム学科出身で、環境文化史が専門の高橋研究室に所属していました。

Q−所属サークルは何でしたか?
A−まちけん、耕地の会、あとはフットサルサークルのKesadiaにも履いていましたね。

Q−現在所属していらっしゃる企業名を教えてください。
A−株式会社柏露酒造です。日本酒だけでなく、リキュールなども製造しています。会社は、長岡花火大会で有名な新潟県にあります!

Q−現在の部署や変遷を教えてください。
A−現在の部署は、醸造課 原酒係です。学生時代にインターンをした際は営業を長岡でやっていました。入社時点で総合職扱いで、東京で営業をしてから、長岡で現在の醸造課に所属しています。

〜学部生時代の話を深堀り!〜

Q−学部生時代はどのような学生でしたか?
A−まだ自分が何に興味を持っているかがわからなかったので、「一緒に来る?」「やってみる?」という誘いにとりあえず参加していました!自分で選ぶよりも、とんできた球を拾っていた感じです。
大学1.2年次は耕地の会が活動のメインでした。耕地の会引退後は、まちけんで主に活動をしていました。

Q−さまざまな場所へ行って活動することに、迷いやためらいはありましたか?
A−耕地の会で初めて地方へ合宿に行った時は、少し迷いがありましたが、それ以降は何の迷いもなく色々な場所へ行きました。何度も同じ場所へ行くことで地域の人に覚えてもらったりするのも楽しみの一つでした。

Q−四年生の時に休学をしたのはどうしてですか?
A−休学を決めたのは、4年生夏休みが終わる間際でした。このまま就職することのイメージができなかったことが大きいですね。就活をして内定をもらっていましたが、すごく行きたいわけでもなかったのも理由の一つですね。先輩方に自分の興味を貫いている方が多かったため、「何をやっても大丈夫なんだ!」という気持ちもありました。

Q−休学をして何をしていましたか?
A−日本酒の酒蔵で5週間インターンをしていました。「日本酒 インターン」と検索して出てきた結果のうちの一つが、柏露酒造でした。他に女子学生が2人インターンにきており、皆専攻が異なり(外国語系、経済系)刺激的でした。

〜続いて就職に関して!〜

Q−就活はどんなことを考えていましたか?
A−耕地の会でお世話になっていた農家の方々とお話しした時に、「農工大の学生のように、きちんと大学を卒業をした若者は、農業をする側ではなく、大きな組織から農家を支援する立場としての仕事をぜひやってほしい」と言われたことが大きく、農林水産業など1次産業関連での就職を目指した。2社(金融系、出版系)エントリーし、一社で内定を獲得しました。

Q−どうして出版業界を選んだのですか?
A−農家の方々から言われたことを参考に考えた時、農業関連の農協以外で大きな力を持って支えられる機関として出版社と金融を考えたからです。

Q−就活の際にやっておいた方が良かったことはありますか?
A−キャリアプランやライフプランを一度書いてみることかな。友達と話すことがあり、正解はないにせよ、学生のうちに考えることは大切なんだなと考えることがあります。

Q−結果的に、就職先を柏露酒造にしたのはなぜですか?
A−自分の興味を「日本酒」に決めた時、自分の中で、インターンをした柏露酒造さん以外に選択肢がなかったからです。また、年末に当時の社長から電話があり、「なんでうちに来ないのか」と言われ、歓迎や期待をされていることに気づいたのも選んだ決め手です。

〜最後に、仕事に関してお聞きしました!〜

Q−仕事内容を簡単に教えてください。
A−現在は原酒管理がメインです。
どのタンクにどの銘柄がどのくらいの量貯蔵されているか管理し、蔵人に指示を出したり、上に報告したりしています。本当は、工事を作ったり、お酒を作ってみたい気持ちもありますが、総務や人事関係、ラベルを貼る人に箱に詰める人、色々な人が働くことによって出来上がっているのだな、と働いてから気づきました。なので、それからは自分が行う作業にちょっとしたことでも楽しみややりがいを見つけて仕事をしています。

Q−仕事をしていて辛いことや楽しいことはありますか?
A−そこまで大きい企業ではないので、若い新卒社員も稀なため、新人教育になれていない部分があるため、「見て学べ」スタイルで物事を覚えていくことが大変な時があります。一方で、20歳でインターンに行ってから7年くらいの知り合いが職場に多いので、気兼ねなく色々な話をできる人たちが多く、居心地が良いことろが楽しいことです。

Q−仕事のやりがいを感じる時はどんな時ですか?
A−友達が「柏露のお酒みたよ!』や、「スーパーで買ってみたよ」「贈り物にしたよ!」などと教えてくれるときは嬉しく、やりがいを感じます!

Q−自分にとって、「仕事」の位置付けはなんですか?
A−仕事も自分の興味のあることです。今の時点では、「仕事」と「プライベート」を分けて考えることはできないかな。自分の中では日本酒が今興味のあることで、仕事以外の所でも酒屋さんに行ったり、SNSを見たりしているよ。趣味と実益を兼ねていて、新しいことを知った時とかはとても楽しい。

Q−最後に、今後キャリアはどうしていく予定ですか?
A−今転職をしたいわけではない。でも、日本酒業界は横のつながりが多いので、他の蔵をみてみたい気持ちもあるかな。 

たくさんの質問に答えてくださった知良さん。
ありがとうございました!
業界として、日本酒業界以外にも、ワインや焼酎などにも興味があるそうです。
またお話を聞かせてください♪


次回予告

農工大卒業生図鑑は、毎月最後の金曜日20:00~ オンラインで開催しています!

第4回となる次回は、

詳しくは、各種SNSをご覧ください!

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?