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アサーションで無理しない生き方をしよう


こんにちは。管理職リーマンのノジです。

今回は「アサーションを身につけて無理しない生き方をしよう」というテーマで書いていきたいと思います。

ノジの音声はこちからから↓

「アサーションとは」
アサーションを日本語に直訳すると「断言・主張」という意味になりますが
アサーションとはコミュニケーション方法の一つです。

根本的な理念としては「自分も相手も大切に」しながらも「しっかり主張する」ことを基本としたコミュニケーションです。

「自己主張しながらも相手を傷つけない」という点が大切なポイントです。

アサーションは「アサーティブ」とも言われています。
アサーション、アサーティブを理解する上で、
まず三つのコミュニケーションタイプを理解することが大切です。

理論上ではコミュニケーションのタイプは三つに分けられています

アグレッシブ:攻撃タイプ
ノンアサーティブ:非主張タイプ
アサーティブ:理想的タイプ

の三つです。ひとつずつ解説していきたいと思います。

・アグレッシブ:攻撃タイプの方は
自己中心的で自己主張が激しいタイプです。
自分が正しいという意識が強くて、精神的に幼いことが特徴だと言われています。

・ノンアサーティブ:非主張タイプ
自己主張を避けて、相手に合わせていくタイプです。
自分に自信がなくて相手のことを考えすぎる傾向がある。

・アサーティブ:理想的タイプ
アサーティブは自分も相手も尊重する理想的なタイプと言えます。
適切な表現で自分の気持ちを伝えて、相手の気持ちも考えられるという特徴があります。

これを自分自身に当てはめると、僕自身かなり気分屋なので…。
3つのタイプの中でそれぞれ時によって、当てはまる事がありますが
ノンアサーティブになる事もあって、よく思う事があるのですが
「なんであの時言わなかったんだろ?」
「あそこであれ言えばよかった」ってなる事があって

これあとになって結構モヤモヤしますし、自分を責めてしまって自己嫌悪になったりする事もしばしばあります。

なのでノンアサーティブはある意味、「波風を立てない物わかりの良い人」と指示を得られる面もありますが、実際は自分の心の中で傷を追って、損しているタイプだと言えます。


アグレッシブについては言うまでもないですね。
人生=衝突という生き様で常に戦いながら進む戦闘民族な感じですね。疲れないのかな?という感じです。

なので、常にアサーティブなコミュニケーションを意識していれば、こういう思いはしなくて良いですよね。

ではアサーティブなコミュニケーションってどんな風にやれば良いか、実例に基づいてお話していきたいと思います。

★ケース ①
[上司から急な仕事に依頼に対して]
・アグレッシブ 「こんな急なタイミングでは対応出来ません」
・ノンアサーティブ 「急ぎですね、わかりました」
・アサーティブ 「今別で急ぎの案件がありまして、これを優先したいので完了してからでよろしいでしょうか?」

★ケース②
[部下がミスした時の注意の仕方]
・アグレッシブ 「こんなミスありえないよ、一体何やってるんだ」
・ノンアサーティブ 「そうか、よくある事だから仕方ないね。気にしないで」
・アサーティブ 「報告ありがとう。ここで僕も確認しておくべきだったね。ここを間違えてしまうとA社の業務に遅れが出てしまうから、次から気をつけていこうね。」

★ケース③
[クライアントの無茶な依頼に対しての断り方]
・アグレッシブ 「こんな無茶な値下げは出来かねます」
・ノンアサーティブ 「値下げですか…厳しいですが一度検討させてください」
・アサーティブ 「そうですか、当然このような景気なので御社の方針も理解したいところですが、値下げをする事によって、このようなデメリットが出てくるので、そうすると御社にご迷惑かける可能性があります。その点も考慮していただき金額の据置を再度検討して頂けないでしょうか」


アサーションのポイントとは
「自分の主張したい意見を感情的になることなく、適切な言葉で相手に伝えることです」

・誠実に接する
・自分の思いを素直に表現する
・自分と相手は対等だと認める
・表現する事は自己責任と理解する

ここまでアサーションについてお話をしてきましたが、実践をするのは本当に大変な事だなぁと思います。


日々の生活の中で僕がやってみようと思っているのは
・なるべく普段からアサーションのコミュニケーションを意識して練習しておく
(率直に意見を語る…感情的にならずに語る)
・信頼できる仲間とロールプレイングをして、アサーションを深める
(こういうケースの場合はどう答えるかとかですね…)

アサーティブなコミュニケーションを意識して、自分に素直になって無理せず生きれるスキルを身につけていきたいですね。


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