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親が突然介護になってから亡くなるまでの一つのストーリー

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人生も50代に差し掛かると親が突然介護になることに遭遇します。 突然介護になった場合、その周囲はどう行動すれば良いかを実事例を元に紹介します。
このマガジンでは、10節に分けて実事例を元にした経験を纏めています。
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記事一覧

それでも生き抜く

ストーマ閉鎖の手術から1年が経過した頃、10年以上住んでいた場所から引っ越しました。家内…

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Atsu
2か月前

闘ってきた

家内のケースは、かなり異例です。抗がん剤治療がないのは不幸中の幸いとしても、癒着の影響が…

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Atsu
2か月前
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1年後の凧

なんとか新しい年を迎えました。当時のマンションには10年以上住んでいましたが、初日の出を…

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Atsu
2か月前

神仏に頼る

波乱の年が終わり、になるかと思いきや、そうは問屋がおろしません。法要から帰宅して数日後、…

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Atsu
2か月前

明日をも知れぬ命

今回は何事もなく、予定通りに退院ができました。 そして家内と今回の顛末について会話し、想…

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Atsu
2か月前
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不安定なお腹

6月は私たちにとって二つの特別な日があります。28日は私たちの出逢いの日、30日は家内の…

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Atsu
2か月前

またか…

6月に入り家内の体調も安定したため、ストーマ閉鎖手術の日程が決まりました。手術日はこの年の夏至、月曜でした。 病院の言われるまま最短の日程を受け入れたのですが、入院は前週の金曜のため、何もしないのに週末を病院で過ごさなければならなくなりました。そもそも、本来手術日の2日前の入院になるはずが、病院からの提案をそのまま受けてしまったのは反省でした。 全体的に言えますが、病院からの提案は患者ではなく病院の都合を優先します。そのため、病院の提案をそのまま鵜呑みにするのは要注意です。

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生活の見直し

家内が退院して2週間が経過した頃には、鎮痛剤を飲まなくとも痛みをなんとか我慢できる状態を…

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Atsu
2か月前
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セカンド・オピニオン

春、日本は桜の季節を迎えます。近くの公園では桜が咲くので、お酒とおつまみを持って夜桜を楽…

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Atsu
2か月前
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新たな人生

退院した翌日、家内が無事帰ってきた安堵感とこれまでの心労も重なり起床が遅くなりました。こ…

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Atsu
2か月前
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嵐の中

一日一日が経過し、口を含めた身体の穴から管が少しずつ外れていきました。慣れないストーマの…

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Atsu
2か月前

想定外

病院に着いてナースステーションに問い合わせたところ、家内の携帯含めた貴重品を渡すだけで面…

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Atsu
3か月前

深夜の緊急手術

事故を起こさないようスピードに気をつけました。慌てないつもりが、運転免許証を入れた財布を…

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Atsu
3か月前
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まさかの事態

3月2日入院、4日に手術となりました。 コロナ禍のため入院、手術、退院の日以外の付き添いは原則禁止、病室内の面会もだめでした。ただ、手術後は特別に病室に入れるとのこと。 手術は昼から、診察した医長でない医師が執刀医となりました。入院病棟にて看護師に付き添われた家内をエレベータ前で見送り、病院から渡されたPHSからの連絡を待つのみです。 手術の予定時間は4〜5時間、ただコロナ感染予防のため手術関係者は通常の手術着以外にも防護服を着衣するため、その時間も要するとのことでした。

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