伝福連携推進委員会 野口敬吾

障がい者が伝統的工芸品の職人として活躍する「伝福連携」の仕組みづくりに挑戦中です。 伝福連携はどうしたらうまくいくのか考察して皆さんにお伝えします。 本noteによって「伝福連携」に興味を持ち挑戦してくださる方が増えるとうれしいです。

伝福連携推進委員会 野口敬吾

障がい者が伝統的工芸品の職人として活躍する「伝福連携」の仕組みづくりに挑戦中です。 伝福連携はどうしたらうまくいくのか考察して皆さんにお伝えします。 本noteによって「伝福連携」に興味を持ち挑戦してくださる方が増えるとうれしいです。

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    【伝福連携①】障がい者を伝統工芸品の担い手に

    私は「障がい者」が「伝統的工芸品」の職人として活躍するための活動をしています。 具体的には、ある伝統工芸士と障害福祉サービスの事業所(就労継続支援B型)をつなぐ活動を続けて5年になります。 活動は道半ばながら、このような活動を全国に広めたいとの思いからnoteを始めることにしました。 「伝福連携」とは?「伝統工芸品産業」と「障害福祉サービス事業」の連携を「伝福連携」と呼びます。 障害を持った方が伝統工芸品を作る職人として活躍している状況や、そうなることを目指した活動が

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      • 【伝福連携⑧】伝福連携に対する行政支援

        障がい者が伝統工芸品の職人として活躍する伝福連携には大きな可能性がありますが、障害福祉サービスと伝統工芸品事業者を結び付ければすぐに実現するという簡単な話ではありません。 伝統工芸品づくりの技術を身につけるのにはある程度時間がかかるし、試行錯誤が伴います。 場合によってはうまく連携できずに諦めなければならないという結果になるかもしれません。 そう考えると組織として体力のない障害福祉サービスや伝統工芸品事業者がこれに取り組むのには二の足を踏むことも考えられます。 そこで、

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        • 【伝福連携⑦】伝福連携を広げる

          障がい者は日本中に存在し、伝統工芸品も全国にあります。 障がい者が伝統工芸品の職人になって活躍する伝福連携は全国どこででも実現の可能性があると思います。 しかし、同じ地域に障害福祉サービスと伝統工芸品の工房があっても、福祉と伝統工芸品産業は遠い世界なのでそう簡単に結びつかないのが現状です。 それでも既に実現できている事例は存在します。 さらに広がっていくにはどうしたらよいのか考えます。 つなぐ人既に伝統工芸品産業と障害福祉サービスがつながっている事例はどのようにして実

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          • 【伝福連携⑥】伝福連携の分業

            伝統工芸品は複数の工程を経て製造されます。 工程ごとに異なる職人が担当するのか、ひとりで複数の工程を担当するのでしょうか。 障がい者が伝統工芸品作りを担う場合には何か考慮が必要なのでしょうか。 今回は分業について考えてみます。 伝統工芸品の分業の現状多くの伝統工芸品は分業で製造されています。 生産量が多ければ分業のほうが技術の習得や生産性で有利になるため、どの伝統工芸品も最盛期には分業が進み各工程専門の職人が多く活躍していたと思います。 しかし今は伝統工芸品の生産性

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            • 【伝福連携⑤】伝統工芸品の職人はロボットに置換わってしまうか?

              「伝福連携」は、障がい者を伝統工芸品の職人として育て活躍してもらうことが目的です。 しかし、近年ロボットやAIが発達し、近い将来多くの仕事が失われるといわれています。 せっかく伝統工芸品作りが身についてもロボットに仕事を奪われる日が来るのでしょうか。 伝統工芸品作りは自動化できるのかもともと伝統工芸品は実用品でした。 大量生産大量消費の時代には製造の自動化が試みられ、それに成功し手作りされなくなったものも多いのではないでしょうか。 自然の素材は一点ごとに特性が微妙に違っ

              • 【伝福連携④】障がい者と職人の間をつなぐサポート

                伝統工芸品の作り方を映像に収め、ナレーションや字幕で説明が入るような紹介動画が作られている例は多いですが、それを見ただけでは作れるようになりません。 障がい者が技術を習得するためには、職人から伝統工芸品作りを伝授していただかなければなりません。 しかし、住んでいる世界が違う両者は上手にコミュニケーションが取れないという心配があります。 そこで、うまく技術を教えてもらうための工夫を考えます。 職人の立場技術を伝承するためには直接の指導が重要ですが、作り方を教えるのに苦労

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                • 【伝福連携③】障がい者と伝統工芸品の相性

                  「伝福連携」は障がい者が伝統工芸品の職人として活躍することを目指した活動です。 そもそも障がい者は職人に向いているのでしょうか。 職人に必要な特性とはまず、伝統工芸品の職人に必要な特性を考えてみましょう。 職人の仕事は手先を使って何かを作るのが主な作業になるので、人一倍手先が器用なことが求められる。。。。。。のでしょうか。 とある伝統工芸士は、自分自身は必ずしも器用ではないからだれでもできるとおっしゃいました。 誰でもできるというのは謙遜だと思いますが、私の少々の経

                  • 【伝福連携②】障がい者が働く場4タイプと伝福連携の第一目標

                    障害を持っている方が障がい者として働く場には、ざっくり4タイプあります。 まずは大きく、企業等に雇われる「一般就労」と障害福祉サービスの下で働く「福祉的就労」に分かれ、それぞれが2つのタイプに分かれます。 以下にタイプの簡単な説明をしておきます。 一般就労国は企業に対して一定以上の割合で障がい者を雇用すること(障害者雇用)を求めています。 障がい者を雇用することに特化した子会社制度もあり、それを「特例子会社」と言います。そこで雇った障がい者数は親会社の障害者雇用数に算

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