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東京アートブックフェア挑戦記

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野毛農場は『ハクジャク/白寂/an elephant slept in his silence 』で出展を目指します。
運営しているクリエイター

2015年7月の記事一覧

#野毛農場リサーチ部

海外のアートブックフェアに参加したくてリサーチをはじめた
カフェの隣の人から怪しまれるくらい
笑みをこぼしながらキーを叩いてる

^^

Frankfurt Book Fair 2015 - 世界の見本市- : http://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/FRANKFURTERBUCHMESSE_45598

残念だけれど出展はできない結果です

半数近くの方の希望に添えないという選考も大変だったと思う

応募は制作の大きな駆動力となり
アートブックは着実に実りに向かっています

主催者に感謝しています

野毛農場は制作と平行して方針をリサーチから立て直し
引き続きご協力をお願いします

ミツマタの森と和紙とWATASI(私)、はつづく|その参

ミツマタの森と和紙とWATASI(私)、はつづく|その参

前回より

前回、岸本巌(いわお)さんにお話しをうかがうことで、地域くるみで行われていたミツマタの生産は、今ではこの地でほとんど行われなくなっていることがわかりました。

そのミツマタを、清流にそって蛇行する峠道から斜面を森に入り、自生したミツマタの枝を刈ったり、ミツマタの苗を畑に植えて収穫したり、その樹皮で和紙の元となる白皮を製造し、さらにこの地域では行われていなかった“和紙の手漉き”まで全てを

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ミツマタの森と和紙とWATASI(私)、はつづく|その弐

ミツマタの森と和紙とWATASI(私)、はつづく|その弐

前回より

キャラバンⅢさんにミツマタの里を訪れることを快諾いただいて、

早速、デザイナーの工藤駿さんと、鳥取を経由して汽車に乗り継ぎミツマタとその地で紡がれた和紙をめぐる物語を訪ねて岡山県の山間、西粟倉村と美作市をおとずれました。

到着した智頭線大原駅に迎えてくれていたキャラバンⅢさんの運転で、ぼくがSNSで拝見していたミツマタの写真を撮られたのだという清流の谷の峠をグルグルと超えて、山の麓

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