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習慣の積み重ねは小さいことから始める

朝のランニング・ダイエット・禁煙など、あることがきっかけで、実行を決意する。

健康維持や節約、美容など、実行の先には、必ず自分が手に入れたい結果があるはずです。
その得たい結果に向かって、頑張ってみるものの、さまざまな誘惑につられ、なかなか目的には到達できない。
「こんなに苦しむのなら、今回はいいや。」
こんなありがちな挫折のストーリー、どなたでも経験していることでしょう。

ビジネスでも、起業を目指す過程で、何らかの障害に遭遇して、
「自分には向いていないのでないか」と、あっけなく挫折するなんてこともあります。

挫折に打ち勝つためには、得られたときの喜びをイメージする。
その喜びの感覚を味わいながら、大きな目標を紙に書き、部屋の壁に貼る。

なんてそれ自体は素晴らしいことですが、いざ実行してみると、目標到達の時間配分と実行段階の計画に無理が生じ、結局挫折してしまうことがよくあります。

ビジネスに関していえば、例えば起業を目指す志を立てたとします。
そのために、起業に関する本を読む。携わる業務内容の技術を習得するための学習をしてみる。などは、その段階では準備ですので、起業する「意向」の段階にとどまります。

それよりもう一歩踏み込んで、金融機関に資金調達の依頼をしてみる。
自分のビジネスを紹介するためにウェブページを作成する。
知り合いに自分の始めたビジネスを紹介する。など
対外的に実行することによって「意向」段階から「行動」段階へと変容していきます。

もうおわかりだとと思いますが、この「行動」がなにより大事。
「行動」しないことには、なにも始まらないのは、承知済みですよね。

習慣化を簡単にする方法

ただし、この「行動」することで最も大事なことは、継続していくこと。
いわば「行動」を「習慣化」していくこと。

この「習慣化」といっても、実はそう簡単ではなさそうです。

ではこの「習慣化」を簡単にする方法はないだろうか?

もちろん続けることで得られる「未来の自分」を思い描くことが重要ですが、なによりもとっかかりは、最初から大きな進歩を期待せず、小さなことから始めてみるのはいかがでしょうか?

例えば強じんな肉体を作り、異性にもてることを目標とするために、ランニングを始めるなら、1日目はスポーツウェアに着替える、2日目はシューズのひもを結ぶことから始まり、3日目は外で散歩してみる、その後は5分間走ってみる、から徐々に10分間に延長してみるなど、日に日にペースをあげてみる。

ちなみに小さな習慣を実行していくには、『潜在能力のプラトー』といって
ある時期「期待している進歩」と「実際の進歩」(努力の成果は、実際には遅れて表れることが多い)にギャップ(「失望の谷」数週間や数か月努力しても成果が感じられず、ガッカリしてしまう)が出てくるそうです。

でもめげずに継続することによって、あとからそれまでの努力の真価が表れ、結果に対して急激な上昇カーブを描いていきます。

小さな習慣は、毎日たった1%よくなるよう実行すれば、なにもやらないより1年後には約37倍の成果が得られるそうです。

そう。まずは、小さく始めて、継続していく。
いわば続けることを「くせ」にしてしまう。
実はやってみたいこと、過去の挫折に対するリベンジ。
今度は小さくやってみましょう。

そのためには、継続する環境を整えることも重要です。

ご関心のある方は
『ジェームス・クリアー式 複利で伸びる 1つの習慣』 ジェームス・クリアー著 牛原眞弓訳   パンローリング

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