〖18歳、突然60人のシェアハウスに住んでみた話〗
タイトルの通り、私は18歳の春、大学進学と同時に上京し、なにを思ったかシェアハウスに入居した。
誤解のないように説明しておくが、私はいわゆる地方進学校の女子高出身であり、皆が想像するような某シェアハウス番組に出ているようなキラキラ女子ではない。大学に入るまでメイクもしたことがなかった。
シェアハウスを選んだ理由は三つ。
1、初期費用の安さ
2、キラキラワールドへの憧れ
3、一人暮らしは寂しい?
今考えると、18年間実家でぬくぬくと育った地方の世間知らず女子高娘が、よくも突然東京の男女シェアハウスに住もうと思ったな、とゾッとする。。(自分の娘なら絶対に止める)
でも、あの頃の私はとにかく人生に変化を求めてて、東京で生きるキラキラした新しい自分になりたかった。
…で、シェアハウスへの入居を決めた。笑
私が入居を決めたシェアハウスは男女60人で学生限定。21㎡の2人部屋。東大に通う子や超金持ち留学生もいれば、美大や専門学校に通う子まで幅広い学生が集まっていた。出身も沖縄から北海道までバラバラで、見学に行った時からワクワクが止まらなかった。
”私の大学生活もう充実する気しかしない♡”
…そんな期待から3年がたった今、シェアハウスには住んでいない。
シェアハウスには一年ほど住み、現在は一人暮らし。
私が期待していたことに対する結果から説明していく。
1、初期費用・家賃の安さ
→家具や家電をそろえる必要がなかったので、初期費用はぐっと抑えられた。そして、家賃と管理費を含め、月50,000円弱。確かに都内で一人暮らしをするよりはずっと安かった。しかし、駅から徒歩20分という立地に加え、シェアハウスから大学までは1時間半かかり、慣れない大学生活で私はバイトができず、収入は0だった。
2、キラキラワールドへの憧れ
→”キラキラ”の定義が自分でもわからないが、前向きに勉強もバイトもサークルも全力で楽しんでいる子が多かった。夜は毎晩リビングでお酒を飲んだり喋ったり明け方まで映画を観たり…学生シェアハウスならではの生活スタイルって感じ!シェアハウス内での恋愛もいっぱいあった♡
3、一人暮らしは寂しい?
→シェアハウスに住んでると、寂しいと感じることはまずなかった(そもそも私がそれほど寂しがり屋ではなかったのもあるけど)。それに、私の相部屋の先輩がとてもいい人で、私が風邪をひいたときには看病してくれたり、おかゆを作ってくれたり、本当に有難かった…。
私がシェアハウスを出た理由は、
1、距離の問題
→やっぱり大学まで遠かった…!バイトもしたかったから、もう少し大学から近いお家に引っ越した。引っ越しの一番大きな理由。
2、衛生環境の悪さ
→キッチンがとても汚かった。調理器具などは共有だったけど、あまりにも汚かったから、私は私物を使っていた。週に一度お掃除の方が出入りしていたけど、60人で生活をすると、一日で元通り…。ただ、自炊をしない人はそれほど気にならないみたい!
3、異性関係
→入居早々とある先輩に好意を抱かれ、告白を断った。その後ストーカーに近いような出来事が何度かあり、かなりメンタルがやられた。シェアハウスを退去する子の原因の約半数は恋愛関係だったと思う。私の場合、友人に相談し、特に問題は起きなくなったが、やはり同じ屋根の下で生活するのは少し不安。引っ越しを決意。
4、プライベート
シェアハウスでは何かとイベントが開催されてた。すごく楽しかった!でも、シェアハウスのおかげで大学生活も休日も充実してしまって、最初のころはシェアハウス外のコミュニティに参加することがほとんどなかった。シェアハウス内と外のコミュニティづくりの両立を上手くしている子もいたけど、私は途中から外に出ることが多くなり、シェアハウスへのコミット度合いが徐々に薄れてきた。その後少しリビングに居づらくなった。
ここまでネガティブなことを書いてきたけど、よかったことももちろんあった!
・「ただいま」と「おかえり」がうれしい!
・初期費用が安い
・珍しい出会いがたくさんある!
・体調が悪い時も安心
・寂しくない!リビングに行けば必ず誰かがいる。
(まとめ)
シェアハウスのいいところも悪いところももちろんあるけど、短期間であれば本当にいい経験になる!初めて上京する子なら、すぐに友達ができるし、寂しさも感じないからおすすめ♡ ただし、長期間住むのは私の様に難しい場合もあるから、シェアハウスに住むことを考えている子にはよく考えてから決めてほしい。
結論!
”私はシェアハウスに住んでみてよかった!”
少しでも参考になると嬉しいです☆
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