朝、目覚めの狭間に思うこと
2021.10.19
私の朝のルーティーンは、まず手を洗い口をゆすぐことから始まる。
夜間、汗をかいた手を洗い流し、寝ている間に繁殖しているであろう口腔内の細菌を・・・
・・・と言った根拠のある理由だけでなく、
なんとなく ”清める” という要素が大きい。
そして、目覚めるときに儀式的な思考を巡らせることが多い。
「ああ、今日も生きてる。」と感じるのだ。
元々、生きることに特に執着はない。
(強いて言えば、二人の子供がいることくらい)
眠っている間は、きっとどこか遠い所へ旅をしているのだろう。
現実に戻りかけた瞬間、
ふと、何にも考えたくなくなり意識が戻らないように願ってしまうことがある。
そう考えた時点で、だいぶ目覚めてしまっているので
あきらめて感謝と誓いを立てる。
「今日も命をありがとうございました。今日一日素敵な日にします」と。
こんなことを考える時もある。
「自分が死ぬ瞬間はどんなシチュエーションなんだろうか?」と。
もしかしたら、地震で寝ている間に家具とか何かの下敷きになって気づかないうちに終わってるかも。
交通事故?病気はない気がする・・・
なんてことをほんの一瞬考えて、
今自分が生きているのはほんの偶然というか、そんな風にリセットされている人もいるわけで、
今、生きていること自体が奇跡で、もちろんその時の気分でコントロールなんかできないのだし、寿命なんて年齢順でくるわけもなく、健康状態も関係なかったりする・・・
結局、
「生かされた」という結論に、目覚めの狭間でたどり着き、
現実世界の扉を開くのだ。
今日のキーワード「happy birth day , 私。 」
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