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東京で今年最初の花火大会に行ってきた話

2022年7月6日 ー “退屈な夜をぶっとばせ!”  東京で今年最初の花火大会 ー
と銘を打たれた花火大会に行ってきた。

この花火大会は通常の花火大会とは少し毛色が異なり、ザ・ローリング・ストーンズの60周年を祝して、音楽とシンクロした花火が打ちあがるという大規模音楽花火だ。

国内外で評価の高い花火演出家と凄腕の煙火店が集結し、1時間の間、まるでライブのような音楽花火ショーが展開された。

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ご時世的なこともあり、花火大会なんて2,3年行っていない方がほとんどだったのでしょう。日頃の鬱憤を晴らすかのような凄まじい盛り上がり。

ストーンズファンの上品ながらパワフルな熱気と楽曲とシンクロして1時間ノンストップで打ち上げられる花火には恐れ入りました。

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国内最大規模の1週約2kmのコースを誇る東京競馬場のコース全てを活用し、視界に収まりきらないほどの花火は臨場感満点。

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肝心の写真はというと納得いく写真はそんなに撮れませんでした(笑)

昔は東京夜景を撮り歩いていたこともあり、常に三脚を持っていたのですが、ここ2年くらいは全く使用せず完全に置物と化していました。。
そんな久々に使う三脚と全く予習せずに行った花火撮影ですから、上手く撮れるはずがありませんね。

また本花火は全席指定のため、ポジションを変えることもできず定点での撮影で似たような写真を量産してしまい、見せるという意味ではクオリティが上がりきらない撮れ高となりました。

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花火写真は通常、比較明合成やスクリーン合成の合成処理を用いて無数の花火を写真一面に描くのが一般的ですが、今回は合成せず全て一発撮りです。

もちろん合成したほうが派手に仕上げられるので見た目はいいでしょう。ですが、その写真には存在のしない時系列を無視したものが写ってしまいます。それは本当にこの花火大会の魅力としての写真なんでしょうか。等など考えてしまって、全て一発撮りとして写真を公開しています。

合成写真についてはたびたびSNS上で議論されますが、僕自身はあまりその議論には興味がありません。自分の世界観の中で見せたいように見せればいいのですから。

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音楽も花火も素晴らしかったのですが、なぜか最も印象に残ったのは花火大会を見に来た人達です。

最近では海外旅行は少しずつ緩和されてきたり、ノーマスクで歩いていても嫌悪感を抱く人も減ってきてはいますが、大勢の人々がこんなにも楽しんでいる様を見たのはいつぶりでしょう。
これが2,3年前は当たり前だったと考えると改めて特殊な時代を生きているのだと実感しました。

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