わたしの撮影機材 2023年上半期版
半年ごとに投稿していた「わたしの撮影機材」シリーズですが、一年ぶりの更新となってしまいました。
記事執筆の時間を確保できなかったとか言い訳はいくらでもあるのですが、最も大きな原因は特に機材の変化がなかったんですよね。こういった連載シリーズは続けることに意味があるとはよく言いますが、内容に変更がないものや、誰かの参考になりそうでないものを無理やり書く気にはなりません。。
さて、今こうしてこの連載シリーズが動きだしたということはお察しの通り、撮影機材に大きな更新があったということになります。
特に昨年の11月、12月に機材の総入れ替えと言っても過言ではないくらい変わったので、それらを中心に紹介していこうと思います。
さっそくカメラから紹介していきます。
FUJIFILM X-T5
最も大きなアップデート項目と言ってもいいのがこのX-T5。今はメインカメラとして鎮座しています。
昨年の11月25日に発売されて以来、大きな反響があり現在もお取り寄せ状態になっているくらい人気なのだとか。
前作X-T4からの変更点でいえば、サイズダウン、3軸チルト液晶採用、ノスタルジックネガの搭載、デジタルテレコン機能の搭載など多くあります。
その中でも僕がX-T5をメインカメラとして使っている理由は、FUJIFILM 第五世代センサー搭載による色表現と画作りにあります。
X-T5で撮った他の作例や使った感想については以下の記事で詳しく書いていますので、気になった方はぜひに。
FUJIFILM X-E4
X-T5を手にしてもX-E4の出番はまだまだ多いです。
なんせこれまで多くのカメラを使ってきましたが、もっとも相性の良かったカメラと言ってもいいくらい完成されたカメラですから。
やはり最も優れているのはサイズ感と写りのバランス感です。
グリップ感や手振れ補正等の撮影者のサポート能力は皆無ですが、個人的にはそんなことはさほど重要ではありません。
最も重要なのは持ち出すことと撮ることです。非常にコンパクトでありながらフラグシップ機と同等の写りを織りなすX-E4は僕の性格とスタイルにもマッチしたカメラといえます。X-E4だから撮れた写真は数知れず。
画作りでいえば第四世代よりも第五世代の方が好みなので、X-E4の次世代機が発売されたら即予約、即購入でメインカメラに据えるつもりです。
X-E4については以下の記事でレビューしています。
X-E4を使う場合はXF27mmF2.8 R WRを合わせて使うことが多いです。
メインのレンズというわけではないので、作例だけ何枚か載せて詳しい説明は割愛しておきます。
レビュー記事については以下からどうぞ。
FUJIFILM XQ2
これは本邦初公開かもしれませんね。
昨年末にXQ2というカメラを導入しました。X-E4もコンパクトでいいのですが、もっとコンパクトでズボンのポケットに入るカメラが欲しくて購入しました。
XQ2は2015年に発売された2/3型「X-Trans™ CMOSII」センサー搭載のコンデジです。
センサーサイズ、画素数ともに心もとないですが、このカメラで展示や写真集に載せるような写真を撮るわけもないので十分です。最近巷を賑わしているRICOH GRⅢxも一瞬考えましたが、みんな買いすぎ&独特の色味に苦しめられそうなので避けました。笑
XQ2(特にホワイト)は既に生産終了していてプレミア価格となっているため購入する際はご注意ください。
このレンズに関しては需要があるかも謎なのでレビュー記事はまだ書いていません。この記事の反響次第で書くか決めようと思います。笑
さて、続きましてレンズの紹介です。
FUJIFILM XF18mmF2 R
こちらも昨年末に導入したばかりのXF18mmF2 Rというレンズです。
このレンズを購入した理由としては、コンパクトな広角寄りのレンズが欲しかったという一点だけです。写りやAFはそっちのけで購入しました。
サイズ感はというとこんな感じでパンケーキレンズの部類として扱われることもあります。
案の定AFも早いわけではなく、ゴーストもフレアもがんがん入りますが使えないことはないです。2012年に発売したXマウントの初期レンズの一本ということで、現代のレンズと比べると性能が劣ってしまうのは仕方ありませんが、その分価格も安いです。
新品であれば70,000円近くしますが、僕はおよそ半額の35,000円程度で手に入れることができました。この価格で広角レンズが手に入ればもう御の字です。
手ブレ補正も防滴防塵もないですが、絞りリングが付いていながら長さ33.7mm、重さ116gというサイズ感でここまで撮れるのですから、十分合格点です。
FUJIFILM XF33mmF1.4 R LM WR
X-T5の購入と合わせてXF33mmF1.4 R LM WRを購入しました。
これまで神レンズこと「XF35mmF1.4 R」を使っていましたが、購入時よりもAFの性能が落ちていたり、カメラとの接触感度も悪くなっていました。さらにストリートスナップの撮影が多い僕が遅いAFの標準レンズを使い続けるのも健全ではないと思っていたので、思い切って買い替えを決意しました。
ですが、最も大きな購入理由は写りにあります。
昨年9月に「XF56mmF1.2 R」の後継機ということで「XF56mmF1.2 R WR」というレンズが発売されました。このレンズを使う前までは昔ながらのFUJIFILMの柔らかい描写が好きで買い替え不要と思っていたのですが、実際に使ってみると気持ちが一変しました。
当時はX-H2という第五世代のセンサーを積んだカメラを使っていたこともあり、最新のセンサーの写りと最新のレンズの写りが相乗効果を生んでいることに気が付きました。「XF33mmF1.4 R LM WR」もリニューアル版なので「XF56mmF1.2 R WR」に限りなく近い写りをすると考えれば買わない理由がなくなっていきました。
標準単焦点レンズにしてはコンパクトとはいえないサイズ感ですが、写りは最高峰と言えます。以下の記事では豊富な作例と共に詳しくレビューしているのでぜひご覧ください。
FUJIFILM XF56mmF1.2 R WR
XF33mmF1.4 R LM WRの説明でネタバレしてしまいまいましたが、XF56mmF1.2 R WRも欠かせないレンズとして使っています。
これまではXF56mmF1.2 R APDを使っていましたが、思い切って買い替えました。性質が全く異なるので買い換えて正解か不正解か結論を出すことは難しいですが、このレンズ自体は非常に素晴らしいです。
大口径レンズならではの被写体が浮き出てくるようなボケ感、キレッキレの描写。注目している箇所を切り取ってくれるレンズであるため、個性を表現するには最適であると感じています。
XF56mmF1.2 R WRについては以下の記事で詳しくレビューしています。気になった方はぜひご覧ください。
他にもXF16-55mmF2.8 R LM WR、XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS、XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WRというレンズを所持していますが、今はほとんど使っていないので割愛させていただきます。
これだけ素晴らしい単焦点レンズを使っていると中々ズームレンズを使おうという気にはならないんですよね。。
購入前に使ってみたいという方にはレンタルがおすすめ
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実際にGooPassを利用してみた感想や具体的な使い方については以下の記事に書いているので、参考にしてみてください。
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