今年撮った東京の桜【写真40枚】
東京ではあっという間に桜の見頃が終わってしまい、初夏に移り変わっていくのを肌で感じるくらい温かくなってきた。
世間では時間をかけてゆっくりと咲き、一瞬で散ってしまうのが桜の美しさと言われている。写真を10年間撮っていることによる感性の変化なのか、ほとんどの人は満開の桜に目を奪われてしまいがちだが、そのプロセスを楽しむのが本当の花見なんじゃないかと思うようになってきた。先始めや5分咲き、散り際にこそ美しさがあって哀愁があると。
今年は満開だけではなく、様々なタイミングの桜と街、桜と暮らしを意識しながら撮影をしてみた。そんな今年撮った東京の桜を写真40枚でお届けします。
まずは日本橋のおかめ桜。早咲きの桜でもあることから都内ではここから桜初めをする人も多いことでしょう。個人的にはこの場所は街と桜の相性が良く、まさしく生活を彩っている桜だと感じている。
この場所での写真は以前に撮影記でまとめているので、興味のある方はご覧になってください。
三度雪が降った。既に雪の東京では撮影しているものの、北国出身の血が疼いてしまうのか外に飛び出したくなる。これから満開を迎えようとしている桜とバグったかのような寒さと雪のコントラストが美しくて写真に閉じ込めた。
そして早朝の渋谷と桜。この日は桜のコンディションと光の具合が非常に良くてかなりの枚数を撮ったこともあり、記事にも書きたかったのだがタイミングを逃がしてしまった。
そしてみんな大好き目黒川。今年唯一の満開の桜はここだけかもしれない。
ここの場所は決まりきった構図しか見ないし、一風変わった写真を撮れないと嘆く人も多いが、考え方一つでそれは大きく改善する。この辺の考え方をいつかまとめて世に放ちたいと思っている(需要があれば)
そして写真界隈では急に人気になった大塚と桜。この手の桜並木は都内には結構あるのだが、あまり広まっていない印象。
私は有名スポットは地名を出していくが、所謂穴場スポットで撮った写真は地名はおろか写真すら世に出さないことが多い。SNSで出す理由もそんなになければ、広める意味もないと思っているので、大塚が広まってしまったのは少し残念で複雑な気持ちだ。
都内の花見といえばここを思い出す人も多いでしょう。王子です。
ここに来ると8年前にSONYのNEX5-Tを持ってがむしゃらに撮影していた日のことを思い出す。当時はまだお金もなく貯金してようやく買えた安いカメラとレンズを使って撮影していたが、今では高級カメラであるGFXを使って撮ってしまっている。
エモいのかなんなのか複雑な気持ちのまま2022年、東京での花見を終えた。
なにか目に留まった写真があればコメント欄で教えてください。
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