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悪人?の正義。

「俺は
 働き盛りの大半を
 世のため人のために
 尽くしてきた

 ところが
 どうだーー
 おれの得たものは

 冷たい世間の非難と
 お尋ね者の烙印だけだ」

 と
 嘆いたのは
 かつて全米を
 震え上がらせた
 暗黒街の王者
 アル・カポネ
 である

 カポネほどの
 極悪人でも

 自分では
 悪人だとは
 思っていなかった

(『人を動かす』文庫版
 D・カーネギー P.12)

ーーーー

泥棒ですら
理屈をこねて
自分の行為を
正当化する

「鍵をかけていない
 のが悪い」

「盗りやすい場所に
 置いておく方が悪い」

「盗まれる方が
 悪い」

と…

また
刑務所にいる
受刑者でさえ

自分のことを
悪人だと思っていない

前述のように
正当化します

「悪事を働いたのには
 十分な理由があり
 自分は正しい」

と信じている

のだと
デール・カーネギー
は指摘しています



このことから
人は
『自分が正しい』

思っている
考えている
のです
誰もが

だから人は
自分の言動を
否定されると
防衛本能が働き
自分を守ろうとして
反論します
反発もします

だから
どれだけ正しく
社会的で
倫理観に則っている
意見や注意をしても

人は
反論し
反発します

自分が正しいのだと

(議論できる人
 意見交換できる人なら
 話し合いができますが
 感情的になる人
 相手を認めない
 自分の非を認めない
 論点をずらす人は
 相手にしても無駄です…)

人は
利己的な正義を
振りかざすどころか
正当化します

ご注意を



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