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ブランディングしないブランディング

よくありそうなタイトルから失礼します。笑

ブランディングしたければブランディングしない

そうした方が成果を上げられるケースがあります。

「どういうこと?」

ですよね。

大前提として、ブランディングはとっても重要。
必要性についてはこちらで解説しています。

それなのに、なんでブランディングしない方が成果が上がるケースがあるのか?

ブランディングには

「した方がいいこと」と「しなくていいこと」が存在する

からです。


こんな経験はありませんか?


「ブランディングしてみたけどまったく反応が変わらない」

結局ブランディングしたって変わらないじゃん!

って。

それって一体なんでだろうか?


まず、ブランディングと聞いて、どんなことをイメージしますか?

・見た目をオシャレにする
・一貫性をつくる
・全体を整える
・カラーを統一する
・世界観をつくる
・存在定義

もっというと

・発信活動
・継続すること
・活動そのもの

このあたりの情報はよく目にしますよね。

実は、これらは"すべて"

正解であって不正解です。

すべてです。

正確にいうと

どれもブランディングの1つの施策にすぎない

だからどれも正解で、どれも不正解なんです。

↑のどれかをやっても、あくまで1つの施策にすぎないので、反応や効果を感じづらい場合があるんです。


じゃあ

・ブランディングって一体なに?
・なにをもってブランディングなの?
・目的は?なんのためにやるの?
・ブランディングのゴールってなに?

「重要だというわりに、ブランディングってなんだか広域で不透明だし
反応や効果がわかりづらい。」

ですよね。

だからこそ、ブランディングは本質から理解する必要があります。


ブランディングの本質は

『顧客と信頼関係を構築する活動』

こう定義づけをしていくと、いろんな場面でブランディングの意義が明確になり、実際に施策を打っても効果を高めることができます。


商品サービスを見る視界


ビジネスを少し俯瞰してみてみるとおもしろいことがわかります。
それは顧客の目線はどうなのかです。

商品サービスは、顧客からどう見られているのでしょうか?

ビジネスは360°から見られている

意外と僕たちは自分のビジネスを真正面からしか見れていなかったりします。

しかし、顧客は「そんなところから?!」見ていたりもします。

SNSの1つの投稿なのか。
SNSのおすすめから出てきたアカウントなのか。
Google検索で1番上に出てきたのか。
友人からの紹介なのか。

商品サービスを知ってもらう入口は、発信の数だけあるんです。
僕たちが真正面から見ていたとしても、別の角度から、なんなら反対側から見ている場合もあるんです。

そして、興味を感じたお客様は入口に足を踏み入れると、店内の至るところを見回します。

他の投稿だったり。
他のSNSだったり。
HPだったり。

いろんな入口に足を踏み入れ、それで「いいな!」と思ったら次のアクションを起こすようになります。

これは少し言い換えると、入口それぞれに受ける印象があるということです。

それぞれの入口でいい印象を与えられれば最高ですが、いろんな入口から見回したときに、最初の入口と少し違う雰囲気があると、お客様はもうお店を出ていってしまいます。

ちょっと違うだけで。

その違いを生まないために、ブランディングの力が必要になってきます。

ブランディングは『顧客と信頼関係を構築する活動』です。

適したブランディングをしていると、どこから入っても、いざ店内を見回しても、違いを感じない一貫性のある表現ができます。

それが「信頼関係」を構築する要素になっていくというわけです。


ブランディングしても反応が変わらない理由


では、冒頭にあった

ブランディングをしても反応が変わらない

この事象はなぜ起こるのでしょうか。

いろんな原因はありますが

・不必要なことをやっている
・ビジネスに合わないことをやっている
・そもそもアクセスが少ない
・アクセスを上げる途中段階

などが挙げられます。

アクセスを伸ばすには、まだ途中なだけ。
このまま発信活動を継続していきましょう。^^

「不必要なことをやっている」
「ビジネスに合わないことをやっている」

この2つについては、まさに冒頭でお伝えした

ブランディングには「した方がいいこと」と「しなくていいこと」が存在する

ここを見極める必要があるかもしれません。

この見極めによって発信に効果を高めることができるようになります。


「した方がいいこと」と「しなくていいこと」の見極め方


では、「した方がいいこと」と「しなくていいこと」を見極めるにはどうすればいいのか。

それにはある「基準」で簡単に見極めることができます。

その基準は

お客様が求めていることがなんなのか

この基準で考えるとおもしろいように見極めができるようになります。

お客様「機能や実用性を求めている」
→「見た目をオシャレにする」「カラーを統一する」は後回しでいい

お客様「対面セールスを求めている」
→「全体を整える」「発信活動」は後回しでいい(テレアポとか)

少し極端ではありますが、このようにお客様によってはやらなくてもいい施策が意外とあったりするんです。

このように考えると「見栄えを良くする」「世界観をつくる」なども大事な施策ではありますが、なくてもいいケースが意外とあったりもするんです。

あくまでブランディングの1つの施策にすぎないから。
まずはビジネスに合う施策を打つようにしましょう。


適した設計がブランディング効果を高める


せっかく活動をするなら、効果的に発信していきたい。

ブランディングは本来、『顧客と信頼関係を構築する活動』です。

信頼関係とはどうすれば構築できるのか?

はたまた、どうすれば信頼を構築できるのか?

そのためには、まず

「誰に」「何を」「どうする」サービスなのか

を明らかにしなくてはいけません。

自己紹介みたいなものですよね。


では「誰に」「何を」「どうする」サービスなのかはどうすれば明らかになるのか。

それが

「適したビジネス設計」

です。

適したビジネス設計をすれば、「誰に」「何を」「どうする」サービスなのかをわかりやすく、明らかにすることができます。

どんなサービスなのかが明らかになれば、顧客との信頼を構築しやすくなります。
ビジネスに見合ったブランディングを構築しやすくなるというわけです。

適した設計をすれば、顧客との信頼関係を構築しやすくなるため、より効果的なブランディング活動ができるようになります。

ビジネスは設計で9割決まる

と言われるくらいビジネスの土台となる設計はとても大事になります。

ビジネスを適した設計でつくりあげ、効果的なブランディングを構築していきましょう。


適したビジネスを設計するには、適した手順があります。

適した手順でビジネスを設計すれば、ブランディングが効果的に働いてくれるだけでなく、もちろん成果も上がるようになります。

適したビジネス設計にはあるひとつの視点がとても重要。
たったひとつの視点をもつだけで、成約が10倍になった事例があります。

適したビジネス設計には大事な考え方なので、ぜひこちらのnoteを参考にしてみてください。

実際のビジネス設計はこちらにまとめています。
できるだけ解像度を上げながらも、再現性のあるメソッドになっています。

ビジネスの確度を上げたい方はこちらもご参考ください。


少しでもあなたのビジネスのお役立てができれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございます。^^

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