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この夏、育休始めました。(初めての育児編)

1ヶ月ってこんなに重みのあるものだったっけ。
わが子が生まれてから2ヶ月が経ち、最初の1ヶ月そして次の1ヶ月と目の前でこんなにも小さかった生命が日に日に力強くなり、色んな表情を見せるようになり、意思表示をするようになるのを見ながら頭に浮かんだのが上の思いでした。
今までは1ヶ月前のことなんてついこの間のことだったのに、今や1ヶ月前は別世界。生まれたばかりの子どもは新生児と呼べる期間は過ぎ、乳児と呼ばなくてはいけなくなりました。(新生児期あっという間すぎ・・・)
そんな新生児期から乳児成り立てのわが子と向き合った初めての育児の振り返りにどうぞお付き合いください。
ちなみにわが家では誕生と共に家のヒエラルキーのトップに躍り出たわが子のことを”若(ワカ)”と呼んでいます笑

育児準備
これから子どもの誕生を控えていると話すと多くの方から、パパママ学級行った??どうだった??と聞かれたのですが、なんとコロナ禍の影響がまだ残っている関係で住んでいる地域のパパママ学級は回数が大幅に減り、参加は抽選申込。また、出産予定の病院での実施は再開の目処立たずという状況でした。
そして見事抽選は一度も通らず、パパママ学級には一度も参加することが叶いませんでした・・・ただ、この時代あらゆる情報はオンラインで映像付きで見つけられる為、いわゆる沐浴やおむつ替えのノウハウの習得には困ることはなく、インターネット様様でした。
また、同じ頃に出産を控えた他のパパママさんと出会い、悩みや情報の共有をするという点に関しては本当に偶々わが家の2ヶ月前に出産したばかりの友人夫婦がいた為、生まれた直後の子育ての様子を実際に訪問して見せてもらえたのはとても助かりました。生活の様子を見ることで、ベビーベッドやグッズ類がどれぐらいスペースを取るのか、どういう動線にしていると夜泣き対応がしやすいのかというイメージが持てたり、赤ちゃんの好みに合わず使えないものも出てくるなどといった実態も把握することができました。本当に感謝感謝です。
そんなこんなで臨月に入る頃には自宅にベビーベッドやスウィング、最低限のケアグッズなどが揃い、ワカの誕生を迎える準備は万端。
そしていよいよ実際の育児開始です。

オムツ替え
新生児育児で一番回数が多いのはオムツ替え。
オムツはいくらあっても足りないぐらいだよ、というコメントは聞いていましたが、まさかこんなにとは・・・というのが正直な印象。
特にワカは濡れたオムツが大嫌いな様で、オシッコをした直後から泣き始め、替えるまで泣き止まないのですぐに替えてあげる必要あり。さらに上から入れると下から出るという見事なまでの心太具合なことも相まって、一日のオムツ替えは10回強とかなりの頻度。
オムツを変えた瞬間にブリッと聞こえた時には思わず天を仰ぐし、テープを止めたか止めないかの内に破裂音が聞こえる時だってある。オムツを開いた瞬間にシャワーの洗礼だって浴びました。
いくら自分の子どもとは言え、誰だって排泄物の処理は気乗りするものではないですが、そんな中とても参考にさせてもらったのは木下ゆーきさんのオムツ替え動画。元々子育てを考える前に見かけて、涙が出るぐらい笑い、すっかりファンになっていたのですが、いざ自分がオムツ替えをする立場になると、オムツ替えを一つのエンターテイメントに変えてしまうメンタリティは素晴らしいの一言に尽きます。お陰でオムツ替えの度に夫婦で爆笑しながら、子どもに笑顔を向けてあげることができています。みなさんも是非一度見てみてください!
そんなインスピレーションをもらいながら、いかにオムツ替えを楽しくするかと工夫をする中での最近のマイブームはバチェラー風に「ワカ、この新しいオムツを受け取ってもらえますか?」とオムツを差し出すことです。(我ながらくだらない・・・笑)

夜泣き対応
赤ちゃんの子育てと聞くと最初に思い浮かぶのが夜泣き対応。
新生児は2時間おきに眼が覚めると聞いた時は、そうは言ってもぐっすり眠れる環境を作ればもう少し長くなるのではないかと考えたこともあったのですが、新生児の胃袋は胡桃サイズということを知ってからは、これは努力でどうにかなるものではないと覚悟が決まりました。
ただ、覚悟があることと対処が上手くいくことは全くの別物で、ワカが病院から帰ってきた最初の夜の寝室はまさに戦場でした。
早速、実際に一緒に過ごしてみて、大きな誤解をしていたことを思い知りました。
それは、”2時間おきに起きる”というのはあくまでも赤ちゃんが寝てくれた場合の話であり、神経が昂ってしまえば寝ないまま次の空腹を迎えてしまう、ということでした。最初の夜は夫婦での役割分担や対処の戦略も何もなかった為、ワカの泣き声がしては二人して起き上がり、授乳orミルクを準備し、オムツを替え、あやして、ベッドに寝かせて、自分たちもウトウトし始めたと思ったらまた飛び起きて、の繰り返しでほぼ徹夜で朝を迎えました。
このままでは家族ごと倒れるぞ、と翌日には早速戦略会議。
一旦は役割分担で対応してみることに。僕は頑張っても授乳はできないので、ワカ泣き声が聞こえても授乳が完了するまではベッドの中で待機。終わったよの呼びかけと同時にベッドから起きてオムツを替えて、ワカを寝室から連れ出しリビングに。リビングでNetflixを点けながらワカが眠るまであやして、眠ったら寝室に戻り、ワカをベビーベッドに下ろして自分もベッドにばたり。
そんなこんなで一回当たりの睡眠時間は短いものの、なんとか睡眠は確保できるように。ついでにThe Stranger Thingsも一気に見進めることができました。
一方で、体力を回復できるだけのトータル睡眠時間を確保しようと思うと、22時過ぎには寝室に向かい、朝動き出せるのは10時過ぎと一日の半分は寝室で過ごすことに。こんなリズムの日々がなんだかんだ長く続いたので、そんな状態から朝早く起きて仕事をすることは難しかったし、妻にすべてを任せて自分だけ睡眠時間を確保するなんてことをしたら自分が許せなかったので、その意味でも育休を取っていて良かったと心から感じました。

その他
幸いワカは水を嫌がることが全くない為、沐浴はノーストレス。顔にバシャバシャお湯がかかっても笑顔を返してくれるので癒しの時間になっています。
料理も普段からしていたこともあり、三食全部自分が担当。昼も夜もとなると悩むのは献立なのですが、ちょこちょこSNSに写真を投稿していると友人たちが美味しそう!とか、こんなのも美味しいよ!などとコメントしてくれるのが大きな励みに。そう、どんなに些細なリアクションでも励みになるんです!みなさんありがとうございます・・・!
励みという観点では、いつも楽しく見ているのが「ワキタ家の日常」。
二人目のお子さんがワカより少し早く生まれたぐらいということもあり、ちょっと先の未来を想像できたり、色んなバタバタ案件に共感したり、二人目だからこその視点から学びや気づきを得たりしています。子育て家庭の様子が垣間見える楽しいアカウントなので、皆さんも是非!
https://www.instagram.com/wakitades/

ワカが声を上げると即座に対応、という過ごし方をしていると奇跡的に日中にぐっすり眠ってくれない限りは30分も連続して何かに集中する時間も確保できないのが実態です。育休に入る前は、せっかく長く仕事から離れるからあれを勉強しよう、長く積読になっているあの本を読もうと皮算用していましたが、ほぼ手をつけられていないまま。
その代わりに手を動かしていてもできること、ということでテレビがずっと点いていて、夏クールのドラマは今までにないぐらいしっかり見ているし、朝はMLB、夜はプロ野球を試合開始から終了まで見たり、甲子園もほとんど全日程見たり、と油断するとあまりの怠惰具合に自己嫌悪に陥りそうになりますが、これもすべてワカと向き合う為、と自分を慰めて過ごしています。(そろそろ社会復帰の準備体操しないと・・・)
そんなワカも最近は睡眠時間が少しずつ伸びてきて、産後1ヶ月を過ぎて外出もできる様になってと生活リズムもちょっとずつ変わってきています。
既に新生児期のバタバタが懐かしくなってきているぐらいなので、その後の変化もまたいずれ書ければと思います。
スウィングで寝ているワカがモゾモゾ動き始めたので、今日はこの辺で・・・


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