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試合を評価する4つの考え方

テニスには引き分けはないので、必ず勝敗がつきます。そして、その試合でパフォーマンスを発揮できたかがとても重要です。

私は選手と試合を振り返るとき、「勝敗」と「パフォーマンス」を組み合わせた4つの考え方で評価をしています。

図1

メンタルコーチとしては、パフォーマンスの質を重視しています。評価としては、

①→②→③→④

となります。

勝敗だけで評価すると、選手は勝てば

「自分は優れている。」

負けると

「自分はダメな選手だ」

と考えてしまうので、たとえ負けてしまっても、パフォーマンスを発揮したこと、練習を頑張ってきたことなどを評価してあげることが大切です。そうすることで、自己肯定感が維持できます。

ただし、選手としては「とにかく勝ちたい」「勝ってポイントを稼ぎたい」という気持ちが強くでる時もあります。

例えば、「勝てば本戦に上がれる。」「優勝できる。」「(団体戦で)私が勝てばチームも勝てる。」となったら、自分のテニスよりも勝ちを優先するかもしれません。

それもちゃんと理解してあげた上で、勝敗とパフォーマンスの質から評価をすれば、選手も自分の成長や課題を冷静に見極めることができます。


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