nobu_goto@中小企業の「見えない強み」を可視化し活用するブログ(中小企業診断士・技術士)

こんにちは、 後藤伸幸(中小企業診断士・技術士)と申します。 ベンチャーや中小企業を…

nobu_goto@中小企業の「見えない強み」を可視化し活用するブログ(中小企業診断士・技術士)

こんにちは、 後藤伸幸(中小企業診断士・技術士)と申します。 ベンチャーや中小企業を、「見えない強み(人材、仕組み、他者との関係性など)の可視化と活用」の視点から応援すべく、情報発信しています。 よろしくお願い申し上げます。

マガジン

最近の記事

人的資本経営を知的資産経営の視点からみてみると?

【今日のポイント】 知的「資産」や知的「財産」、経営「資源」などの用語について、「資本」も経営・マネジメントの分野ではよく使われる言葉ですね。 近年注目が高まっている「人的資本経営」を知的資産経営の視点から見てみると、3つの知的資産すべての要素が盛り込まれており、 改めて、「人材(ヒト)」が経営や事業の改革において重みを増していることを認識するとともに、そこに焦点を当てて改革のヒントを探る有用性も高まっているものと考える次第です。 1.知的「資産」と人的「資本」 先日

    • 「睡眠」のキーワードでビジネス(知的資産経営)をみてみると?

      【今日のポイント】  最近、「睡眠の重要性」に関する話題を目にする機会が増えてきたと感じています。  この動きは、個人レベルに留まらず、企業などの組織にとっても重要な課題になりつつありますが、自社の強みである知的資産を作る良い機会にもなるのではと考える次第です。 1.「睡眠」の重要性の認識の高まり  近年、書籍やネット記事、テレビ番組などで、睡眠の重要性に関する話題を目に接する機会が増えてきました。  また、以下の「1日5分ビジネス英語の『睡眠ビジネス The Bus

      • 知的資産と経営資源の関係に考える用語の捉え方

        【今日のポイント】 知的資産や知的財産の用語を、経営資源の文脈の中で使うことがよくありますが、この「資産」「財産」「資源」などの用語から受けるニュアンスは人によって異なる事が予想されます。  これらの用語の定義を、コミュニケーションの相手や、コンテンツの利用者と共有することの必要性を、自分自身の反省も込めて改めて感じている次第です。 1.知的「資産」と知的「財産」  本ブログでは、主に知的資産、特にその中でも「企業の見えない、見えにくい強み」などを可視化し活用するという

        • 2024年度下半期のスタートダッシュのためのコンディション作りのヒント

          【今日のポイント】 いよいよ10月となり、2024年度も下半期に入りましたね。 年度末に向けて快調なスタートダッシュを切るためのポイントとして、今回は、組織と人のコンディション作りの視点から考えてみたいと思いますので、ご参考になれば幸いです。 1.2024年度下半期が始まりました 10月に入り、2024年度(4月始まりの場合)も下半期に入りましたね。 8月の本ブログ『2024年度上半期の振り返りと下半期の準備のヒント』  では、上半期の振り返りのポイントとその振り返り

        マガジン

        • 人材育成・学習関連
          38本
        • 参考になるデザイン・デザイン経営関連記事
          19本
        • マーケティング関連記事
          26本
        • 知的資産経営(全般)関連記事
          30本
        • じっくり読み返したい記事
          30本
        • 経営・マネジメント関連
          56本

        記事

          アニメやSFが描く世界から考える未来予測の捉え方

          【今日のポイント】 アニメやSFの世界が実現したと見える事象に出会うことは私達も経験しますね。 このような事象が起きる理由を想像しつつ、自分たちが未来を予測して対応するのかを随時考えることは、世界と自分自身の理解を深める機会にもなるものと考える次第です。 1.アニメやSFが描く世界は実現する(こともある)  先月になりますが、2024/8/14の1日5分ビジネス英語に、以下のトピックスが掲載されていました。 『テレビは水晶玉:現実を予言した番組 TV’s Cryst

          「スタートアップ投資のセオリー米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか」を読んで~投資家目線を事業と支援に活かすヒント

          【今日のポイント】  先日、『スタートアップ投資のセオリー――米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか Kindle版 中村 幸一郎 (著)』を読みました。 VCの日米比較などが、具体的な事例に基づき分かりやすく解説されていて、 VCの活動に関する知見を得られることはもちろんのこと、投資を受ける企業やその企業を支援する支援者の活動のヒントも得られる一冊としてお勧めする次第です。 1.書籍情報、構成  先日、『スタートアップ投資のセオリー――米国のベンチャー・

          「スタートアップ投資のセオリー米国のベンチャー・キャピタリストは何を見ているのか」を読んで~投資家目線を事業と支援に活かすヒント

          シルバーウィークに考える、施策定着方法の検討のヒント

          【今日のポイント】  今年もシルバーウィーク(2週連続の3連休)が近づいてきましたね。 色々な予定を立てている方も多いかと思いますが、ゴールデンウィークや他の3連休と比較して、シルバーウィークという言葉の認知度の変化から、ビジネスにおける施策定着の検討方法を考えてみるのも面白いのではと考える次第です。 1.2024年のシルバーウィーク 今年もシルバーウィークの季節が近づいてきましたね。 土日が休日の方にとっては、2024年は、 9月14日から16日(敬老の日)の3連休と

          自社の知的資産を開示する際に注意することは?

          【今日のポイント】 自社の「強み」である知的資産は、資金調達から市場開拓などの目的からも社外にアピールしたいものですね。 ただし、開示には自社の知的資産が流出し、真似されるリスクを伴いますので、 「容易に真似できるものか、真似できないものか」を区分けして、それぞれの開示リスクを把握のうえ、開示前から備えておくことも必要と考える次第です。 ※>なお、本記事は、あくまで私が考える情報開示の際の注意点の一部であり、実際に情報開示する際には、1.に記載した公的機関のガイドライン

          2024年度上半期の振り返りと下半期の準備のヒント

          【今日のポイント】  もうすぐ9月、上半期の振り返りの時期となりましたね。 この振り返りと下半期へのフィードバックの際に、計画の進捗管理に加えて、前提としていた社内外環境とその変化、そして振り返りとフィードバックの仕組み自体も確認・改善するサイクルを回すことも重要と考える次第です。 1.上半期について振り返る際の注意点  もうすぐ9月。事業年度が4月始まりの企業では、2024年度の上半期も残り1ヶ月となりましたね。 個人、企業とも、年度前半の振り返りを行い、年度始めの

          「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」にみる、段階的な施策の実施のヒント

          【今日のポイント】 情報セキュリティ(サイバーセキュリティ)は、今や大手企業だけの課題ではなく、行政も中小企業向けの施策を進めていますが、 中小企業庁や(独)情報処理推進機構のサイトでは、その施策を導入するうえで、段階的に進めるための方法も具体的に提示しており、 情報セキュリティ以外の施策導入などにも参考になるものと、まずは一読をお勧めする次第です。 1.「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン第3.1版」の公表 先月になりますが、2024年7月12日に独立行政法人 

          「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」にみる、段階的な施策の実施のヒント

          私の愛聴ポッドキャストのご紹介(2)(コテンラジオ)

          【今日のポイント】 私も愛聴している2大ポッドキャストのひとつ、「コテンラジオ」は、深井 龍之介さんが代表の株式会社COTENから配信されている、世界の歴史を独自の視点で深堀りしつつ、かつ面白く紹介してくれる番組です。 ビジネスにおける「温故知新」や「メタ認知」とは実際にどのように行うのかという視点からも大変参考になりますので、是非、一読ならぬ一聴をお勧めする次第です。 1. ポッドキャスト「コテンラジオ」について 前回ご紹介した、1日5分ビジネス英語( https:

          私の愛聴ポッドキャストのご紹介(1)(1日5分ビジネス英語)

          【今日のポイント】 私も愛聴しているポッドキャスト「1日5分ビジネス英語」は、マット竹内さんが配信されている、世界の様々な分野の最新動向を日本語と英語で分かりやすく、楽しく紹介してくれるコンテンツです。 このコンテンツをインプットした後のアウトプットの場となる「SIGNAL」というプログラムもマットさんが用意してくれていますので、両方合わせて試聴と参加検討をお勧めする次第です。 1. ポッドキャスト「1日5分ビジネス英語」について 本ブログでも、私がよく紹介・引用させ

          私の愛聴ポッドキャストのご紹介(1)(1日5分ビジネス英語)

          「休養学―あなたを疲れから救う」片野 秀樹 (著) を事業リスクマネジメントの視点から読んでみると?

          【今日のポイント】 先日、「高橋ひろあき | 学びのアウトプット士」さんのnote記事で紹介された、『休養学―あなたを疲れから救う』を読みました。 猛暑で疲労が溜まっている方はもちろんのこと、 ビジネス上のリスクマネジメントの視点からも色々な示唆・ヒントが得られるものと一読をお勧めする次第です。 1. 書籍情報、構成 先日、『休養学―あなたを疲れから救う Kindle版 片野 秀樹 (著) 』 https://amzn.to/4fon9Y2 を読みました。 本書はno

          「休養学―あなたを疲れから救う」片野 秀樹 (著) を事業リスクマネジメントの視点から読んでみると?

          きしゃこく先生に、記事を紹介頂きました。

          私の『自分や自社の夢と社会の夢のつなげ方』でご紹介頂きまし(*^_^*)。 きしゃこく先生、本当に有難うございます‼️

          QA>中小企業は知的資産をどのように社外へのアピールに活用しているだろうか?

          【今日のポイント】 自社の見えない強みである知的資産をどのように社外にアピールするかは、悩みどころですね。 今年の4月に公表された、「特許庁の知財・無形資産への取組みの情報開示に関する調査研究報告書」及び「(試行版)開示項目・観点集」は、事例も含めて、特に資金調達を目的とした金融機関や投資家へのアピールの参考になるものと一読をお勧めする次第です。 *>今回はかなり長文ですので、既に上記の資料をご存じの方は、資料の説明部分は飛ばしてお読み頂いてもよろしいかと存じます。 Q

          QA>中小企業は知的資産をどのように社外へのアピールに活用しているだろうか?

          自分や自社の夢と社会の夢のつなげ方

          【今日のポイント】 火星ロケット、核融合、人間型ロボット、空飛ぶクルマなどSFレベルを含めて過去から存在する夢のある技術が、新技術の発展により実現に近づきつつありますね。 このような世界や社会が抱える夢(課題)と自社の夢(ビジョン、存在意義)をつなげることは既に行われていますが、 より具体的で実現性が高くなるように両者を結びつけるためには、自社の過去の取り組みの記録と蓄積に加えて、社会の持つ夢や課題に対する過去の取り組みに関する情報源もピックアップしておくことをお勧めす