【勝手に人生相談 No.247】都会で働く研究職に憧れ(京都府・20代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
そもそも、研究職を目指す人間は、どういう人のことでしょう?という質問にあなたは、明快な回答ができますか?それは、できないと思います。
研究職に就く人は、こういう人だ!と言えないのです。それは、経過ではなく、形でもなく、結果だからです。
飽くなき探求心が、結果的に研究することを、生業にまでに昇華できる人であり、その道のオーソリティになれるのです。
ところで、あなたは、あれも欲しい!これも欲しい!とまるで、駄々っ子のようです。そろそろ、大人の考え方をしましょう!
本当に研究がしたいのなら、都会も田舎もありません。また、どうしても都会で働きたいのなら、機会の少ない研究職を、一旦あきらめてみることも考えるべきです。
つまり、優先順位という考え方を、ここで導入すべきでしょう。
ご相談者は、まだまだ若く、これからの人生は、拓けてゆく一方です。研究職に拘ることもないでしょうし、都会勤務に拘ることもありません。
たったいま、ご自分の心に、改めて問うてみることです。
研究がしたいのか?いや、都会で働きたいのか?今のあなたのこの二者択一は、将来を決定してしまうほど、深刻に考えることではありません。
さらに、博士課程に在籍するうちに、企業への就職が難しくなるとの心配など、頭を過るようなら、いまの研究に迷いがある証拠です。
大いに夢を追いかけるのも結構ですが、現実という縛りもあることにも、少しは心を配るべきでしょう。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.248】東京都・50代女性のご相談です。「隣の子育て家族 騒がしい」を、予定しております。
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