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【勝手に人生相談 No.248】隣の子育て家族 騒がしい(東京都・50代女性)
▼ご相談内容▼
50代の女性。閑静な住宅地に住んでいます。
隣に引っ越してきた、小学生と幼稚園児がいる30代夫婦の一家の生活音に困っています。4人とも声が大きく、全ての話し声が聞こえてきます。
子どもが遊びまわっていても、親は注意しません。夜はバーベキュー、夏はプール遊び。友人を呼び、夜まで騒ぐこともあります。
静かに暮らしたいと伝えても、「子どもは騒ぐもの。自分たちも子どもが小さい時は同じように遊んでいたはず」と言われました。
周りを不快にさせているとは思っていません。
騒ぎたいなら、静かな住宅地など選ばなければいいのにと思います。私は迷惑をかけずに子育てできる場所として、近所に同じ年頃の子どもがいる今の地域を選びました。
そして今、皆さん静かに暮らしています。
どうしたら理解してもらえるのでしょう。
▼やまのぼ回答▼
結論から申し上げます。
どうしたら理解してもらえるかと悩む前に、あなたの大きな考え違いを、理解し正すことが先決でしょう。
あなたは、人里離れた山奥の一軒家で、暮らしているわけでないのです!
閑静といえども、住宅地といえば、いろんな人々が暮らしているのです。老若男女。さらには、ペットを飼われたお宅もあるでしょう。
それぞれの生活音があるのです。
冷静に考えてみてください。
あなたのご家庭から一切、生活音を出していませんか?
あなたが、騒音だと思わない音でも、隣家では不快に思っていることだってあるのです。
例えば、階段の上がり降りする音だったり、扉の開け閉めの音だったり、テレビの音とか、エアコンの室外機の音とか、気にする人には、とても耳障りなものです。
ご相談の論調からすれば、あなたにまったく非がなく、お隣さんばかり悪者だ!と決めつけておられます。
あなたには、お互い様という心が欠落しているのです。
子どもさんの騒音なんか、何十年も続きません。間違いなく、五年もすれば、騒がしかった子どもさんの声がしなくなり、やがてあなただって、寂しくなったりします。
遠い親戚より、近くの他人とは、よく言ったもの。
これは、たまにしか会わない、遠方にいる親類よりも、近隣にいる他人の方が頼りになるということ。
非常時のときなど、親密な他人の方が、余程助けになるのです。
隣人に理解してもらう必要はなく、あなたの考え違いを理解し、仲良く暮らしましょう。それが、お互いにとって、一番いい選択だと思います。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.249】宮崎県・50代女性のご相談です。「母・姉と距離を置きたい」を、予定しております。
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