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【勝手に人生相談 No.208】何に向かって生きるのか(島根県・60代女性)

▼ご相談内容▼

子育ては卒業し、仕事も終了しました。

胃がんを治療した5年前から断捨離も進めています。

老夫婦二人で適度な距離を保ち暮らしています。

ここまで生きてきて、やり残したこともなく、やりたいこともありません。

今までは常に何か目標がありましたが、今後は何に向かって生きて行けば良いのか分かりません。

贅沢な悩みかもしれませんが、悩んでいます。(島根県・60歳女性)

▼やまのぼ回答▼

 ご相談者は、典型的な「燃え尽き症候群」のようです。掲げた目標をやり遂げた、真面目な人が陥り勝ちな、うつ病の一種のようです。残念ながら、私はその道の門外漢ですので、医学的な回答はしかねます。

 そこで、私なりに対処法を、考えてみました。いままでとは、まったく違った人生を、生きることにすれば、どうでしょう。

 例えば、いままで毛嫌いしていた趣味などに、新たに挑戦してみるとか、絶対にやりたくなかったことを、始めてみるのもいいでしょう。

 要するに、別人になってみる!ぐらいの勢いで、変身してみるのです。全く興味のなかったモノを、探し出し自分自身も驚くほど、新しい自分を創るのです。

 人生100年時代です。

 これから、まだまだ40年もあります。別人になって、新たな世界に飛び込むことだってできるのです。

 考えるだけでも、ワクワクしませんか。古い考え方や習慣に捕らわれ身動きできなくなっていませんか。

 この際、重たく古い鎧のような、見えない枷から、ご自分を解き放って見れば、いいと思います。

 鏡の中のご自分に向かって、別人へ変身するぞと、宣言することから、始めてみるのもお薦めです。

  目標を全てやり遂げた、あなたでしかできない、二度目の新たな人生を謳歌できるなんて、羨ましい限りです。


▼次回のご相談予告▼
 次回の【勝手に人生相談 No.209】は、青森県・30代女性のご相談です。
「引きこもりの父が心配」を、予定しております。

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