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【勝手に人生相談 No.235】懸命に働き気付けば孤独(埼玉県・30代女性)

▼ご相談内容▼

新卒で入社した会社で、目の前の仕事に慣れようとしているうちに、気付けば10年以上恋愛をしていません。

「心のよりどころが欲しい」「死ぬまで独りかもしれない」と孤独を感じます。

マッチングアプリなどでもご縁がないので、「私には人としての大切な何かが欠落してるのでは」と不安です。

自分の帰る家や家族が欲しいと願うのはぜいたくでしょうか。
(埼玉県・30代女性)

▼やまのぼ回答▼

 時の流れも忘れて仕事に打ち込めたのです。

 そんな充実した生き方ができたのですから、ご自分のことを過少評価する必要などありません。むしろ、自慢すべきことなのです。

 恋愛なんて、10年以上していませんとか。

 11年目に恋愛相手が出現するかもしれません。それが、本来の縁というものであって、30年そこそこの人生で、縁がないと断定してしまうのは、性急すぎる判断です。

 ところで、人としての何かが欠落しているのでは、と悩んでおられますが、人として備えるべきことは、他人ひとに迷惑をかけないことぐらいでしょう。

 本来、人は何かを為すべきために生まれた来たわけではありません。そもそも、人生に意味などありません。その意味をつけるのは、あなたご自身なのです。

 その為すべきことを、ご自身で決め、自分を律して生きることに努め、やがて自立するのです。社会で生きるための規範はありますが、本来は、生き方にルールなどありません。

 ご自分の帰る家や、ご家族が欲しいと願われていることが、まさに人生の意味付け以外の何ものでもありません。

 それは、ぜいたくどころか、すばらしく叶えるべく理想のひとつだと思います!

 

▼次回のご相談予告▼

次回の【勝手に人生相談 No.236】は、山口県・60代女性のご相談です。「闘病中のおじへの言葉は」を、予定しております。


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