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オリジナル小説@やまのぼ

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<この続き>がどうしても読みたい!と読者を魅了する、連載小説が書きたい! そんな若い頃からの夢に、挑戦続けている古希過ぎた爺さまの小説集です。
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2022年6月の記事一覧

【連載小説】母娘愛 (8)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む 「福田さん!なんて言ってた?」裕子は一番の関心事…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (7)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む  裕子は自席へ向かいながら、オフィスのどこからと…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (6)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む 「あなたが欲しい・・・」  激しい口づけラッシュ…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (5)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む  ベッドのサイドテーブルで、デジタル時計が、午前…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (4)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む 「今日はごちそうさまでした。素敵なプレゼントまで…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (3)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む  静かな高級レストラン・カミュで、微かに流れてく…

やまのぼ
2年前
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【連載小説】母娘愛 (2)

👈 【連載小説】母娘愛 を 初めから読む 「その人って牛田に住んどる資産家なんよ・・・」母は少し控えめに言った。「あの牛田の?資産家なのかぁ~?」復唱する裕子の身体に、激しく稲妻が走る。静かで落ち着いた住宅街として、広島で断然人気のある牛田。その街並みを思い出してみる裕子。心の色は、ブルーからピンクに変わろうとしていた。 「会うだけでもいいの?」裕子は、高鳴る感情を隠すように淡々と問う。 「そうなの!会うだけでもいいのよ!」母の声は不思議と強気で、とても乗り気で、柔らかな優

【連載小説】母娘愛 (1)

 佐伯裕子は、アラフォーも峠を越えかけている、ベテラン女性の一人だ。何にベテランかと言う…

やまのぼ
2年前
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