見出し画像

No.663_ステルス値上げの先は、どうなるのだろう

今回は・・・

「ステルス値上げの先は、どうなるのだろう」

について、書いてみたいと思います。


値段は同じでも、中身が減ったら、値上げと同じ…汗


最近、色んなものが、知らない間に、
変化(減量)しています。


なぜなら、

値段を上げないで、商品を提供するには、
量を減らすことが有効だからです。


たとえば、

私の好きなトマトジュースも、
昔は、1リットルか900mlだったのが、
現在は、720mlが増えてきました。


ヨーグルトや、スナック菓子なども、
良く見ると、量が減っているものが、
結構あるのです。


その他にも、値段を上げずに
量を減らしている商品は、


至る所で見受けられます。


このように、

そのままの量で値上げをすれば、
消費者は、すぐに買わなくなるでしょう。

しかし、値段が同じで、
気付かない程度に量を減らせば、

しばらくの間は、お客さんが
買ってくれるのです。


そして、量が減ったことにも
慣れて行く…


今までは、それでも何とか
通用して来ました。


お客さんだって、
薄々気付いていたのです。


でも、商品そのものの品質が
保たれていたから、


我慢できたのです。

ところが、

今のような状況が長引いて、

量を減らしても、
対応できなくなった企業が、


どういう方向に向かって
行くのでしょうか。


それは、

・値段を上げる

・品質を下げる

もし、「品質を下げる」道を
選んでしまって場合には、


材料の質を落として、同じように見える
商品を作ってしまうことになるでしょう。


でも、これをやってしまった後に、
事実が公になれば、


企業の存続さえ危うくなって
しまいかねません。

いずれにしても、

消費者の我々も、
いつまでも同じ値段で、
同じ商品を買える


と思うこと自体が、
時代に合っていない
と言うことを、


自覚する必要がある
のかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?