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人生を面白くする本物の教養

最近「人生を面白くする本物の教養(出口治明著)」という本を読んだので感想を書きたいと思います。

本を読んでみた理由

私はあまり自分の教養に自信が無く、図書館で偶然この本を見つけ「この本を読んだら多少教養が身に付くかもしれない」と思い、借りてみる事にしました。

教養の身に付け方について

教養というと、学校の勉強のような堅苦しいものを思い浮かべがちですが、実際はそんな必死になって学ぶような事ではない、という事がこの本を読んでわかりました。興味のある分野の本を読んだり、色んな人に会って話をしたり、一人旅に出てみたり、そういった楽しい事をしていくだけでも教養は身に付くようです。この3つはどれも学びがあると思います。本では知らなかった事を学び、人と会話をする事で新しい情報を得、旅では見聞を広める事ができます。それだけでも十分人生が面白いものになりそうです。

教養の本質

著者は知識を身に付けるだけではなく、その知識を生かして社会をより良くしていく事が大切と述べていて、この文章を読んだ時、先日読み終えた福澤諭吉著の「学問のすすめ」と同様の事を言っていると思いました。身に付けた教養を生かし、社会貢献していく事で世の中が暮らしやすくなっていくのなら、多くの人が平和に生活できるのではないかと思います。

自分の頭で考える

これは本当に大事な事だと思いました。自分の考えがある事で、他人と意見を交わし合った時に、相手との相違点が生まれ、それにより新たなアイデアが生まれると思うので、自分の頭で考える事をせず、常に他人の意見に同意をしていては、発展性がないのでは、と思いました。

英語の重要性

グローバル社会となった現代では、英語を使えるか否かで、得られる情報量が大きく異なります。英語の習得に励む事で、海外の方達との交流が生まれ、世界中の様々な意見を知る事ができます。高い英語力があれば、世界の問題を深く考察する事ができると思うので、先に述べた「社会をより良くしていく」事が、国内に留まらず、世界全体をより良くしていく事も可能になるのではないかと思います。

結び

読書や旅は好きなので苦なくできていますが、まだまだ本物の教養を身に付けたとは言えないので、著者の言うように、広くある程度深い知識を身に付け、自分の頭で考えて生きていけるようになりたいと思います。

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