社会を揺るがす大事件の後に早く立ち直ろうとして、つくろって生きると人間性の破壊につながる
アメリカの911、日本の311の後からそれぞれなにか社会がゆっくり崩れつつあるような感覚がある。
チェルノブイリの後もそうだった。でもそれは偶然かもしれない。
偶然かもしれないが、歴史に残るような大事件、大災害のあと、少しずつ日常がおかしくなる。
その理由がなんとなくわかったような気がする。誰も元の社会を早く復元し忌まわしいことを感じたくない、そのこと聞きたくない、なかったことにしたいと思うがあまり、つくろって生きてしまった。
悲しみや怒りの感状は大人が出すべきものでは