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1ヶ月で大学中退したお話。〜絶望の日々から起死回生まで〜

「大学を1ヶ月で中退した」
まるで失敗の象徴のように聞こえるかもしれません。

ですが、私にとっては
やりたいことで生きる人生への第一歩でした。

今でも大学を辞めたことへの後悔はありません。

数年経った今だからこそ
冷静に伝えられることを伝えていきます。

※あくまでも私の実体験から語る持論となります。
進退に関しては、自己責任でおねがいします。

大学中退の背景

高校時代、家庭の事情で精神的に病んでいた私は、
学校の先生やカウンセラーにお世話になることが多く
自分も人の話を聞いて力になりたいと思い
カウンセラーを目指していました。

しかし、病院で専門的にカウンセリングを行う
臨床心理士になるには大学院に行く必要があり
母子家庭の私は奨学金を借りるにしても大変だと思い
諦めてしまいました。。

少しでも心理学を学べる学科を探していたところ、
心理学以外にも社会学や英語など
幅広く学べる学科を見つけ、そこを志望しました。

入学前は学校生活を楽しみにしていましたが、
思わぬギャップが。。

・選べる授業がほぼなく、決まりきった時間割。
・勉強にやる気がない生徒。
・登下校や休み時間もグループ行動。

なんというか、ウェットな雰囲気が漂っていて
すごく居心地が悪かったのです…。

私の通っていた高校は、
結構珍しい高校で
・校則や制服はなし
・個性を活かして一人一人が伸び伸びしている
・時間割もほとんど自分で選べる

(偏差値は普通くらいだったのですが、不良はいませんでした)

それぞれが自立していていい意味でドライな環境でした。

かなり自由な校風だったので
大学生活はいきなり中学時代に戻ってしまったようで
このギャップが大きく、毎日がしんどかったです。

甘いと思われるかもしれませんが
本当に息苦しくて地獄のような時間でした。

登校の前日も当日も嫌で嫌で仕方なくて
毎日のように泣いていたことを覚えています。。💦

さらに学びたかった心理学を重点的に学べるのは
2年後の3年次とわかり、
「あと2年もこの環境に耐える…!?」と
絶望していました。

今思えば、
どれも完全にリサーチ不足で自分の責任なんですが…😅

どうしても精神的に耐えきれず、
大学中退を視野に入れました。

もちろん「大学中退」は、
一般的に悪い印象を持たれることは
わかっていましたが、
当時の私は精神的に病んでおり
高校もギリギリで卒業、
バイトも1週間〜1ヶ月ほどですぐ辞める日々を繰り返しており
「自分は社会で生きていける人間ではない」と
完全に自信を喪失していました。

そんな自暴自棄な時期でもあったので
大学中退しようが関係ない、と
変な腹の括り方をしていた気もします。

とにかく目の前の苦しい状況から抜け出すために
「退学して別の道に行くこと」を考えました。

本当にやりたいことを考え直していると
幼い頃から好きだった絵を思い出しました。

画家やアーティストは難しいと思いましたが、
デザインであれば就職先もあると考えました。

また、この時期、自己啓発本もよく読んでいて
厚切りジェイソンさんの著書
「日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy 」の中で
やりたいことで生きていこうというようなメッセージもあり
それで背中を押される感覚もありました。

そうして大学中退を決意。。

それからは、
すぐに4校ほど学校説明会に行き、
細かい時間割や授業内容をしっかりと把握。
また、どんな雰囲気か、どんな生徒が多いか?をたくさん質問し
入学前とのギャップがないように徹底しました。

中退後の挑戦と発見

入学後は、事前にしっかりと調べていたおかげで、
学校生活に対する不安やギャップを
感じることなく過ごすことができました。

高校時代は精神的に病んでおり、
学校生活に心残りがあった私にとって、
専門学校での生活は楽しいものでした。

授業内容も興味深く、
課題も楽しんで取り組むことができました。

また、人間関係も良好で、
クラスメートとの交流も充実していました。
(高校と似た雰囲気でドライな感じが心地よかったです)


そして、私の人生における「成功体験」も
この専門学校で経験しました。

卒業年次にゼミのリーダーに選ばれ、
成果発表会で学校代表に選ばれるチームを
率いることができたのです。

それ以前にはリーダーシップを
発揮する機会がほとんどなかった私にとって、
これは大きな自信となりました。

この経験は、私が社会人として働く上でも
大きな影響を与えました。

なんと、2社目の会社では
リーダーシップや積極的な姿勢が認められ
チームリーダーに昇格もできたのです!

本当に棚からぼたもち的な発見でした。

あのまま合わない大学に留まっていたら
精神的にさらに追い詰められていて
自分の強みにも気付かず
成功体験もできなかったでしょう。

苦しいことに耐えるよりも、
自分を見つめ直して新しい道に進む決断をして
本当に良かったと心から思います。

大学中退するか迷っている方へ

「大学を辞めたい」と思っているときは
かなり精神的に追い詰められており
冷静な判断が難しいと思います。

だからこそ、
どうにか客観的な視点を持てるように
このポイントを押さえておけば後悔しない
と思う個人的なポイントを伝えます。

・本当に辞めたい理由は何か?
これは次に同じことを繰り返さないためにとても重要です
例えば、私の例では大学中退を決めた
1番大きな理由は「学習環境(授業や人の雰囲気)」です。
ここを理解していれば次に学校や職場を選ぶときに
「環境」をしっかり見極めて選ぶことができるはずです。
「どんな環境があってるか」がわからない人は
第三者に相談するなどして自己理解を深めましょう。

・次の道は決まっているか?
「次これがやりたい」があるかないかの差は大きいです。
大学を辞めたいという気持ちだけでも
後ろめたかったり不安な気持ちがいっぱいなのに
「次の道がない」となると、
親や周りの人への説明がつかず心配されますし
さらに自己嫌悪に陥りやすいです。
できるだけ客観的に冷静に判断するためにも
第三者への相談をして次の道を決めることがおすすめです。

・休学はどうか?
退学するとなると、もう戻ることはできません。
ですが、休学であれば戻るチャンスは残しつつ
他の道を考えるという時間的なメリットがあります。
「辞めたい」「辛い」という気持ちでいっぱいになると
思考が退学一択になりやすいですが、
冷静になって他の選択肢を探すことも大切です。
大学の中で話せる機関があればそこに相談しましょう。

大学中退から学ぶ自己理解の大切さ

私が1ヶ月で大学中退した過去を振り返ると、
自己理解の重要性を強く感じます。

「好きだから学ぶ」だけでは表面的で、
困難に直面したときにすぐに折れてしまいます。

「どんな環境で、どんな仲間と学ぶのか」まで
明確にすることで、次の失敗を防げました。

100%完璧に自己理解をすることは
誰にとっても難しいですが、
「何か違う」と感じたときに立ち止まって考え、
過去から学び、それを未来に活かすことが大切です。

過去の失敗で「もう自分はダメだ」と
感じることもあるかもしれません。

でも、必死に自分に向き合って
次のステップを考えれば、
予想もしなかったような明るい未来が待っていると信じています。

私自身、大学を中退するだけでなく
学生時代はアルバイトも10ヶ所以上を転々とし
専門学校卒業後も2回の転職を経験しました。

その中では同じ失敗もありました。
本当にたくさんたくさん迷ってきました。

だからこそ、何をやればいいのかわからなくて自信を失い、
自分を諦めてしまう人の気持ちが人一倍わかります。

この経験を活かして、
そんな方を一人でも救いたい
人生やキャリアに悩む人の力になりたい
という思いで活動を続けています。

もしあなたが同じように悩んでいるなら、
noteのコメントかXのDMで
ぜひ私に声をかけてください。

内容は大学中退、転職、キャリア、今後の人生についてなど
幅広く受け付けています。

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