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子育てで大事なことは大体この3つに集約される【書評:科学的にイライラ怒りを手放す神子育て】

今回読んだ本は「科学的にイライラ怒りを手放す神子育て」

普段仕事に役立つ系の本ばかりを読むので、ちょっと趣向を変えてみたくて、この本を手に取ってみました。

この本は筆者である星渉さんが実際に行った「神子育て講座」の内容を文章化したものです。

講座の最終的なゴールは「お母さん(ママ)がイライラや子育ての悩みから解放されて幸せになる方法を理解すること」でした。

だから最初の方は「子どもの幸せも大事だけどママが幸せにならないと子どもも幸せにならないよー」とか「気にしすぎないことが大事だよー」とかマインドセット系の話が多いです。

あとは、本のタイトルにもある「イライラする」「怒る」ことのメカニズムやそれから解放される方法なども書いてあり、講座に参加した方の実例や実践を交えてあるので非常に分かりやすかったです。

この本にはたくさんのノウハウや考え方が書かれてますが、子育てをする上で大事なこととしてほとんどこの3つについて書かれている気がしたので、まとめて簡潔にご紹介します。

1、ホメる

自分のことを大切だと思ってくれていると感じることを「自己重要観」と言うらしく、それを育むのに「ホメる」「ありがとうと言う」ことはとっても大事みたいです。

子育ては「記憶づくり」でもある。〇〇をするとこんなに褒められた。こんなにいい事があるんだ。そう思うと子どもたちは自然とそちらに向かうものだと。

最近、孫正義さんを始め優秀な人たちが幼少期にやたら親から褒められていたと聞いて僕も怒ることを辞めて褒めれる自分になろうと必死にやってみてます。

子どもにペッパー作って貰いたいわけではないんだけど、まぁいい事はやった方がいいよねと思って。

2.ポジティブ

そりゃそうに決まってるんだが意外とできない案件ですね。

「まぁどうにかなるか!」と思うこと「親だって自分のためになんでもやっていい!」と思うこと。そういう自分自身に対するポジティブが大事。

色んな本に書かれてますが、幸せな人は自分ではどうにもならないことをイチイチ気にしない。

コロナ?芸能人の不倫?文科省が定める学校のカリキュラム?

そんな遠くにあることをイチイチ気にして愚痴ってる時間があれば、もっと目の前の自分の力でどうにかなることを楽しくおかしくするために時間とお金と脳を使った方がいい。

3.決めさせる

親がやみくもに決めない。子ども自身に決めさせる。そのほうが子どもも納得できるし、させられてやることほど嫌なものはないのも事実。

でもこれはとっても難しいですよね。「テレビは1日30分!」と親が決めるのは簡単。

子どもに何分見る?と聞いたら「3時間!」とか言われた日にゃさぁどうするか。子ども自身に決めさせたらロクなことはない!と思ってる親も多いはずです。

ウチでも毎回毎回とっても葛藤があるけど、それでもやっぱり決めさせることは比較的意識してきたつもりです。

保育園に出発する時間、家の中での過ごし方、何にお金を使うかなどなど。

対話を繰り返しながらやってますが、この本には子どもに決めさせても親が怒らずに済む方法なんかも書かれてます。

あくまで否定しないこと、うまく誘導すること、オープンクエスチョンから始めクローズドクエスチョンにしていくこと。

つまりテクニックがいるということ。

自分のために子育てしよう!

この本に書かれていることはもしかしたら「そんなん出来たら苦労しないわ!」と思うことばかりかもしれないです。

でもてことは、出来ないから苦労してるだけで出来れば苦労しないんだから、出来るようになればいいだけのこと。

自分が成長するために子育てがある、自分の時間を大切にしたいから子育てが円滑にいくように努力する。

そんな風に自分を大事にすることが子どものためにもなる。

今、子育てが苦しいとか不安だとか思っている方にはぜひおススメです。

【追伸】
この本を読めば読むほど、なぜウチの妻が幸せそうなのか、毎日楽しそうなのか、そして子どもとよくケンカするのかが分かりましたw
パートナーのことを考えるのにもいいかもしれません。

ちなみ、僕はこの本を読んで「怒らない!褒める!」を徹底的に実践していて、以前より大きく態度が変わったと思います。

まぁ昨日の夜は子供にブチ切れましたけどねw

そう簡単に全ては変わらねーよ。まぁちょっとずつちょっとずつよ。

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