pha,2016,「知の整理術」

 今回はphaさんが書いた「知の整理術」という本を読みました。
この本に注目した理由は「知」という言葉に反応してしまいました・・・
僕の研究に「知の探索と活用」というものがあったからなんですよ。
ざっくり言うと「知の探索」は自分が全然知らない知識を探して、それを自分の持っている知識と組み合わせて何か新しいものを生み出すことです。
「知の活用」とは自分の持っている知識を発展させる活動のことです。
まぁただ知という言葉に反応しただけで深い意味はないです笑

 さぁということで「知の整理術」についてです。僕が考えていた
知の整理術というものは引き出しのようなものをどうやってつくるのか、
というものでした。しかし、この本ではそのようなことは書かれていませんでした。丸暗記して引き出しにしまうような行動はあまりお勧めしていなかったように思います。知を整理するにあたって著者は知を整理する4大メソッドというものを提唱していました。そのメソッドの中で一番印象に残ったのは「情報よりメタ情報」というものです。これは新しく知った情報に自分の思い出や思想を絡ませながらその情報を自分だけのものにすることです。このメソッドを読んだときに僕が考えたのはテレビのCMやYoutube等の広告の効果についてです。CMや広告にでた商品、会社は記憶に残っていることが多いですよね。皆さんもテレビを見ている時にCMが流れると携帯を見たりしてCMは横目で流し見するなんてことが多いと思います。それにも関わらずなぜか覚えている、なんて経験が皆さんにもありませんか?そのときに僕はこのメソッドが偶発的に働いているのではないか、と考えました。
そのCMは有名な俳優さんだったり女優さんといった自分の知っている情報と新しく知った情報、つまりそのCMの商品や会社が自分の記憶の中で
結びつき、自分だけの情報になったからではないかと思います。この自分だけの情報をインプットし、たくさんアウトプットすることで自分のもつ知識が整理されるのではないかと考えました。何も丸暗記するのではなく何か
断片的な情報を見ることでそのことについて思い出せるような状態を
確立した方がいいということをこの本を通して学んだことです。これから
知る情報に対しての新しいアプローチ方法のひとつとしてかなり有効なことだと思うので一緒に実践していきましょう。

実は上記の感想の中にもメタ情報を組み込んでみました笑
かなりふわっとしたものになっていますが・・・ 
読んで終わり、ではなく読書した時に自分の行動を変えることが
読書したメリットをたくさん享受できると思います。
せっかく読んだのでどんどん実践していきましょう!

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