ガングリオンがやってきた

ガングリオンって知ってますか?

私は先日初めて知りました。
名前だけ聞くと強そう。
ロボット?
戦隊系?
新種の生き物?

いや、違うんです。
ガングリオンさんとの初対面は、2週間前。
ある日突然、私の足にいらっしゃいました。
いや、私が気が付かなかっただけで少しずつ成長していたのかもしれません。
大きさは、ちょうどイクラくらい。
可愛いやつです。
丸くてコリコリしていて、触ると動きます。
まぁ可愛いやつです。

でも、できれば会いたくなかった。
私の足に定住しないで欲しかった。
Iga血管炎とかいうよくわからない病気になったと思ったら、次はガングリオンさんが登場。
もう訳がわかりません。

ここからは、ちょっと真面目に。
簡単に言うと、ガングリオンは中にゼリー状の物質の詰まった腫瘤です。
詳しくは日本整形外科学会のHPをご参照ください。

前回の外来受診の時に皮膚科の先生に診てもらい、ガングリオンだと診断されました。
治療としては、皮膚科で可能なのは針を刺して中のゼリー状の物を吸引すること。でもこの治療では、再発リスクが高い。
完全に取り除くのであれば、関節にくっついているから麻酔下で手術が必要とのこと。
ガングリオン自体はほとんどが良性で、神経を圧迫しなければそのまま放置しても大丈夫とのことなので、しばらく様子を見ることにしました。
今はステロイド内服治療中だし、できるだけ身体へ負担がかかることは避けたいのです。

そもそもガングリオンは手にできる人がほとんどらしいのですが、私の場合は足にできました。
しかも外反母趾の部分で、靴を履くと当たって少し痛いです。
何より気になるのは、Iga血管炎との関連性。
皮膚科の先生にも内科の先生にも聞いてみたけど、結局よくわかりません。
症例としてはないけど、関連性は完全に否定できないとのこと。

まだまだ未解明の病気なので、他にも色々隠れているものがあるのかもしれません。
原因がわからない病気、治療法が確立されていない病気は、こういうことがあるからただただ怖いです。
だから、私は少しの変化でもちゃんと医師に伝えています。
そうすることで少しずつでもデータが集まり、将来的にはIga血管炎の原因が判明して治療法が確立していくかもしれません。
Iga血管炎という病気が完治することを、私は決して諦めませんよ。
ガングリオンもこれ以上成長させませんよ。
前向きに、今できることを無理のない範囲でする。
のんびりでも1歩ずつでも前進して行きます。

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